だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

長老さんのパオに居座るフク

2018年11月04日 | わんこ
長老さんは、一日の大半をここで過ごす。もう目も見えない、歯も無い、ひがな一日ここでうっとりうっとりしているのである。



娘にとって、初めてのダックスだった長老さん。小さい頃は、おもちゃで遊んだり、ベッドで一緒に寝たりと、思い出が一杯詰まったお宝ワンコさんなのだ。

しかし、年を取れば、ワンもニンも頑固になって行く。一緒に寝なくなったし、文句も増えた。

食事は流動食、これが大変美味しいらしく、犬なのに、あ~んと口を開けて、スプーンからフードが落ちてくるのを待っている。

でも、歯が無いので、上手に噛めない、飲みこめない、苛立って顔をぶるんぶるんと振ると、自分の周りや、床にフードのかけらや液体をばらまく事になる。

それらは、スタンバイしているフクが素早く舐めちゃう。

食後は、蒸しタオルで顔を綺麗に拭いてもらって、おもむろに立ち上がり、トイレに行く。

フクはその様子をじっと見ていて、「何だかボクチンと待遇が違うにゃ?ここのパオの方がいいのかにゃ?」と思ったようで、長老さんが戻ってきても、パオを譲らないんだとか。



「フクちゃん、どいてあげて」と言えば、「ジロ」とこちらを向く(笑

ボクチンだって、美味しい食事して、あーんして食べさせて欲しいでつ!!と思ってるんだろうか。

長老さんは、今年で満18歳・・・ヒトで言えば何歳なのだろうか。