『The Blues Brothersブルースブラザーズ』

黒のスーツ、黒のネクタイ、黒い帽子、黒のサングラス、そして、音楽いっぱい、ブルース。
懐かしい映画を見ました。ストーリーはすっかり忘れていましたが、ところどころのシーンは
覚えていました。1980年の映画です。

ジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ）、エルウッド・ブルース（ダン・エイクロイド）は、
幼少時代孤児院で出会います。義兄弟。久しぶりに孤児院へ行くと資金難で存亡の危機が
訪れていることを知ります。孤児院を救うためにかつての仲間と「ブルース・ブラザーズ」を
再結成し、稼いだお金を孤児院へ寄付しようと考えるのです。

とにかく、やることなすことハチャメチャよ。
映画に登場する人物はすごい人ばかり。
楽器店を営む役：レイ・チァールズ。
ソウル食堂の女主人役：アレサ・フランクリン。映画ではなくライブ録音のものを聞いたことがあるのですが、この方のアメージンググレースは、すごい迫力です。監督さん曰く、アレサ・フランクリンとジャームス・ブラウンは、アフレコができないそうです。二度と同じように歌えないんだって。
そうそう、この映画に教会でのゴスペルを聴くことができるのよ。
クリオファス牧師役：ジェームス・ブラウン。彼の歌うシーンでは、アフレコができないので、録音と撮影が同時に行われたそうです。
聖歌隊のリーダー役：チャカ・カーン。
エルウッドにナンパされる女性役：ミニスカートで有名なファンションモデルのツイッギー。小枝という意味なのね。
納税課職員：スティーブン・スピルバーグ。
「監獄ロック」で最初に踊りだした囚人：ジョー・ウォルシュ。イーグルスのギタリストよ。

他にもたくさん出てくるけれど、名前がよくわからないわ。

ミュージカルのようなシーンも少しあるけれど、とにかく、どのシーンにも音楽がた～くさん流れているの。
シカゴ、ブルース、これだけで泥くさい雰囲気が伝わってきそうでしょ。
今は違うかもしれないけれど、あの映画のころのシカゴの街って、ディズニーシーの左側にある街並みのようなのね。
ディズニーシーでは、ニューヨークをイメージしていたと思うのですが。

レイ・チァールズが歌っている曲に合わせて踊るシーンがあるの。
あの曲楽しいですね。私も踊ってみたい
撮影は、真冬だったらしいけれど、一般のエキストラ、大人も子供も元気いっぱい踊ってます。

元気にしてくれる映画ですよ。
ラストの監獄ロックもかっこよかったわ～ジョン・ベルーシは、歌がうまいですね。
映画も楽しいけれど、裏話もとってもおもしろかったのよ。
墨田区の図書館で借りられますので、是非観てくださいね。