『Ｒａｙレイ』

他人の人生なんて簡単に知ることができません。
近くにいる方でさえ、そうなのですから、まして、ミュージシャンの生い立ちなんて、
知るすべもないです。興味のある方は、知っているのかしらね。

彼は、1930年9月23日に生まれ、2004年6月10日に亡くなりました。
アメリカ合衆国・ジョージア州出身のR&B歌手でピアニストです。
盲目というハンディを背負いながらも、Ｒ＆Ｂ（リズム・アンド・ブルース）や、ゴスペルや
ジャズなど、黒人である自らのルーツを音楽活動の中で表現しているのね。
自分の魂を歌うという「ソウルミュージック」。私が子供のころは、彼らの歌はソウルと
言われていたわ。時代がわかってしまうかしら。
「ソウルの神様」と呼ばれ、カリスマとなっている訳です。

レイ・チァールズの映画があるなんて知りませんでした。
しかも、アカデミー賞主演男優賞・音響賞受賞していたのです。
レイ・チァールズ自身がオーディションで選んだジェーミー・フォックスが主演しています。
本人がのりうつっているかのような演技でした。

映画全体に彼の曲がちりばめられていて、たくさん音楽を聴くことができます。
大変な人生を送られていたのですね。

なんでちょっとだけゴスペルかというと、この映画の中で、彼がゴスペルの歌詞を変えて
彼流にアレンジして歌っているシーンがあるのです。神聖なゴスペルに俗っぽい歌詞を
つけて歌うなんて不謹慎だと非難されるのです。

その曲がゴスペルなのかどうかは、私にはわからなかったのですが、知っている方には
わかっちゃうのかなぁと思い、ちょっとだけゴスペルです。
曲名は「What'd　I　Say（ホワッド　アイ　セイ）」
ノリノリですよ。彼のピアノを弾きながら歌っている様子を見るだけで、自然に体が動いてきちゃうわ。

「Georgia　On　My　Mind」、「I　Can't　Stop　Loving　You」もいいですよね～
のんびりしちゃうなぁ・・・

サザンオールスターズの「愛しのエリー」をコマーシャルのために歌っているそうですよ。
聞いたことあったかしら・・・サザンもいいですよね～