
当時、我々はEF58138・142・146号機を宮原機関区縦フィルター三兄弟と呼んでいました。そのうちの1両である146号機が堂々と定期急行”銀河”を牽引する姿です。 80,09,13 早川 104レ EF58146号機
30年前の8月のネガを見返してみると東海道線早川-根府川間の石橋橋梁で撮影をしていました。当時の東海道線小田原-函南界隈はブルトレがEF65PF牽引になり面白みに欠けてしまった感がありましたが、まだまだEF58の天下で急行”銀河”をはじめとする客レは全てEF58が牽引していました。またEF65PF牽引となったブルトレの合間にはヒサシの無い原型に近いEF66がやってきたり、期せずしてブルトレ牽引の座を譲ったEF65Pが沼津機関区に転配されローカル貨物を牽引して来る姿を見せたりして7時前に早川駅に立ち降りて、石橋橋梁に向かうと2時間もあれば充分満足出来、まだまだ東海道線が充分楽しめた時代でした。ちなみにこの時は8月11日から13日の三日間連日、石橋橋梁を訪れています。

”銀河”から始まるブルトレタイムはラストランナーとなる2レ”さくら”まで5本のブルトレがやって来ます。更に合間にブルトレの平行ダイヤで運転されるEF66の特急貨物(A)がやって来て充分楽しむ事が出来ました。 80,08,12 早川 52レ EF6619号機

この日は沼津機関区転属間もないEF65536号がやって来ました。そして最後部には大雄山線の旧型電車が連結されていましたが、なぜか2両編成(通常大雄山線は3両編成で運転されています。)でした。ちなみに現在は臨時列車で運転されている大雄山線の甲種回送ですが、当時は普通貨物に連結に三島-西湘貨物で輸送され、西湘貨物-小田原間はローカル貨物列車を時変して運転されていました。 80,08,12 早川 EF65536号機
