
04日の朝は清々しい青空が迎えてくるました。やはり鉄ちゃんはこの青空を見るとテンションダダ上がりになります。 24,11,04 現地時間06:50頃 池上飯店前 iPhone14カメラ機能で撮影
前日と前々日に曇りと晴れの違いはあれど、同じ海端ー関山間の撮影地ででお目当ての602次を撮るのも芸がなく、青年部長改PTA会長から〝今日(04日)は違う場所で撮影したい!〝との希望があり玉里ー東里間で撮影するために美味しい朝メシを捨てて06時に出発。
天気は今回の旅行で一番良い日で快晴です。朝日が眩しい中を北上。目指す撮影ポイントは国道をまともに走ると大回りになるので、玉里の街の05キロくらい手前で側道にされたものの洪水で橋が流され(今回の台風21号の雨ではなくかなり前から不通)、国道よりもさらに大回りする羽目に。我々が台湾入国直前に通過した台風21号はこの地域に甚大な被害を出していて(この地域に台風21号が通過した時点で930ヘストパスカルにまで下がったとの事)、至る所で直径50センチ以上もある幹の木が根本から転倒していたり、あるいは折れている状況。さすがに国道は完全に復旧しているものの県道はまだ被害はそのままで折れた木が道路を塞ぎ、また、山に近い場所では土石流が発生して川を堰き止め、その水が道路に溢れてタイヤ半分が埋まるほどの水深でとても走り憎くさせています。迂回と徐行を繰り返してなんとか撮影地に到着。一時、霧も出ていましたがこれも晴れて素晴らしい天気でお目当ての602次を待ちます。この日は30程度遅れていたものの、なんら問題もなく撮影。私は早々にカメラ撤収して撮れませんでしたが602次の続行でDL牽引でホキ5700に似たセメント列車もやって来て私以外のみなさんは美味しくいただいてました(私だけ撮れずにメチャ悔しい)。

現地に到着した頃は背後の山に雲はなかったものの、時間経過と共に雲が出てしまいましたが、これだけは何も出来ず受け入れるしかありません。 24,11,04 現地時間10:00頃 台鉄玉里ー東里 602次 EOS R6MarkーⅡ
何の前触れもなくやって来たセメント列車、きっと交換待ちや待避で追っ掛け出来るのでは?と言う事になり〝撮影後はのんびり麺の朝食〝だったはずが急遽、追っ掛けモードに!必死に追っ掛けて海端ー関山間のオーバークロスに到着すると台湾鉄ちゃんが何人かいらして先ほどの貨物列車を待っていたので追い抜きは出来たものの、今度はなかなかやって来ない。鉄道撮影が趣味の池上站長も撮影地にいたものの遅れている貨物列車が何処にいるかは掴めていない様子。実はこの後、Tさんが帰路に着くために関山站11:25発の417次にならなくてはならずタイムアウトで撮影出来ず撤収。

台東くらいまで南下してくると雲の量が多くなり気が滅入ります。それでも旧客の時間になると動い少し薄陽が挿してそれなりのコントラストが出て助かりました。 24,11,04 現地時間13:07頃 台鉄大麻里ー知本 5899次 EOS R6MarkーⅡ
Tさんを関山站で降ろして別れを告げてから、午後はこれといったアテもないので前日同様、大麻里站の大俯瞰へ!台東の街を境に北は晴れ、南は曇りでテンションは下がったものの、とにかく撮影地へ。旧客団臨の5899次(大麻里站13:02発)を撮影してから昼食へ向かい、食べ終わると再び大俯瞰撮影地へ戻り16時まで撮影。青空はあるものの太陽の周りに雲が纏わりつき晴れカットは撮れずに撤収。宿のある池上までリーベン車両K氏の運転で戻る事に。明朝(05日)にはS野さんが我々よりひと足先に帰路に着くので、まずは波瀾万丈いろいろあった今回の旅行の安全完遂を祝して今宵も大宴会!
昨晩同様に腹がいっぱいになったらセブンイレブンのイートインコーナーで01時間程度のミーティングで解散となり一日が終了。ちなみに話は前後しますが、撮影地からホテルに戻るとなんと私の部屋がチェックアウトされている言う驚愕の事実が!ひと足先に帰宅されたTさんと私を間違えて私が一泊少ないと判断した模様。〝理由はわかったけど、部屋にあった私の荷物は?〝と聞くと、なんとリーベン車両K氏の部屋に移動したとの事。確かにリーベン車両K氏の部屋に行くと私のに荷物はありましたが、帰りに使おうと確保しておいたビニール袋などは捨てられていて、部屋移動と小物を捨てられた事でちょっとお怒りモードになった事も(笑)。