Apple Music Classicalというアプリが国内サービスを開始した。
私は2年と数ヶ月前から音楽聴取を完全にApple Musicからに切り替えているのだが、今回の新サービスは別途料金が発生するものと勝手に思い込んでいて、関心はあるが利用するところまでは至っていなかった。
従来のApple Musicでもクラシック音楽は聴けるからね。
そして、2月のある日。
小澤征爾の逝去を受けて某掲示板をいろいろ眺めていて、偶然知ったのだ。
Apple Music利用者ならClassicalでの別途料金が発生しないと。
情弱ぶりは相変わらずである。やんなっちゃう。
さっそくいじってみる。
まだまだ使いこなしている訳では無いが、Apple Musicに比べ検索性がとても向上しているな。
Apple Musicは正直クラ部門の検索がしにくくて。
Classicalの場合、たとえば。
このように作曲者リストがズラッと出てくる。
(指揮者リストやオケリストなども同様。)
作曲者を選ぶと、今度は楽曲リスト。
見ての通り(見ての通り?)、いわゆるマイナー楽曲も網羅。
普段、例えば就寝時に何か聴こうと考えた時に、記憶の奥底にある楽曲の名前はなかなか思いつかない。
なので結局、定番の作曲者、定番の楽曲を選んでしまう傾向があったのだ。
これが以前愛用していたiPodだと収録曲の一覧が可能なので、「記憶の大海に埋もれている曲」を見つけ出しやすい。
サブスクサービスであるClassicalをiPodになぞらえるのは変な話だが、普段存在を忘れている音楽を思い起こしてくれる感覚は、自分が欲していたものだ。
実際、聴かないまでもリストを眺めているだけで楽しい。
これって、CDショップの作曲者別に並んだ棚を端から端へ眺める感覚に近いかも。
不満、というか不可思議な点もある。
ショスタコーヴィチの項でなぜハイティンクの交響曲10番(全集の)が出てこないのだろう、とか。
Apple Musicだと聴けたのに。
探し方が悪いのかもしれないので、これは保留。
あとは、Apple Musicから引き続きの不満としては、テンシュテットのマラ6、7、5、1のLPOライブ盤が無いんだよね。
これも探し方が悪いのかな。あれ好きなのにな。
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