再読★三国志演義 赤壁まで

2014年12月30日 18時28分29秒 | 巻十六 読書感想
暇な連休をいいことに井波訳演義を読み進める。

演義を読む
中国歴史地図集

第51回、赤壁の戦いが一段落した。
三顧の礼辺りから一気に読む。
やはりこの一連の流れは燃える。痛快だ。
あくまでもこれはフィクションで、
蜀びいきな視点の物語であることを百も承知の上で
それでもたまらない。

新軍師デビュー戦は博望の伏兵火攻め
新野退却戦の波状攻撃
趙雲の阿斗を抱えた脱出劇
並み居る魏将をひと睨みで追い返した長坂の張飛
呉の幕僚と諸葛亮との舌戦
蔡瑁らをまんまと誅殺させた周瑜の計略
十万本の矢を難なく手に入れた諸葛亮の奇策
周瑜の苦肉の計にホウ統の連環の計
フライングで戦勝気分の曹操の宴会
風を呼ぶ諸葛亮
黄蓋の突撃に始まる赤壁の水戦
曹操の逃走路にことごとく伏兵
まんまと曹操を見逃す関羽
おまけに江陵をうまいこと掠めとる劉備軍

この流れ!神過ぎる!さすがに誉めすぎか笑


やっぱり諸葛亮の超人ぶりは笑うな。
自分自身は大したことしてないのに、舌先三寸で周りをいいように操る。
周瑜と魯粛がもう完全に道化役だもんな。

あと、みんなキャラが立っているし人間味に富む。
李典がこんなに慎重な奴とはw
徐庶が中途半端に魏に踏みとどまってるのも歯痒いけど面白い。

前も書いたけど
今回の演義読みは三国志11のおかげで地理感の把握がうまいこと行ってる。
所詮ゲームだから実際と微妙に異なるけど。
あとは歴史地図集も助かる。

---------------------------------------------

ジャイアンツとか自民党とか
いわゆる主流的主役的存在をとことん忌避するひねくれ者の俺でも
こと三国志世界では結局蜀推しなんだよなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2014年後半に買ったCD&DVD | トップ | 駅のホームでペンラ禁止! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿