「Maria」

2006年03月11日 03時01分15秒 | 巻十 クラシック音楽・吹奏楽
バーンスタイン : ウェスト・サイド・ストーリー(全曲)
キリ・テ・カナワ, ホセ・カレーラス ほか


詳細


Maria...
The most beautiful sound I ever heard:
Maria,Maria,Maria,Maria...
All the beautiful sounds of the world in a single word:

Maria!
Say it loud and there's music playing,
Say it soft and it's almost like praying.

マリア…
こんな美しい響きは初めてだ。
マリア、マリア、マリア、マリア…
この一語に世界中の美しい響きがこめられている。

マリア!
声高く言ってみると楽の音のよう
小声でささやくと祈りのよう … 
(訳:奥田宏子)

改めて原詞を見ると、
heardとword、playとprayで韻を踏んでた。うーん。

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音楽聴いてやたら涙するのはあんまり好きじゃないと思いつつ
この曲を耳にすると、結構「くる」。
昼間は場違いにもなぜか温泉で口ずさんでしまった。

ほかの大多分の人間にとってはありふれた名前や言葉でも、
そのときいまどきの自分にとっては
世界で最も美しい言葉だったりすることは
たぶん有り得る。

何気ないヒトトキが
自分にとって最上の天上時間であるのと同じように。

だからこの歌のせつなさは、
この「ウエストサイド」の物語が悲劇的な結末を迎えることもあわせ
結びえぬ想いのそれでも繋げたい気持ちなのかも知れない。

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