ココロが汚いときはブラームスを聴く、とかいかがですか？

…とか、ふと思ったんですけど。
今夜は「ですます文体」でいこう。

心が汚いなあと思ったことはありますか。
自分のココロ。

自己嫌悪、というのともちょっと違うし、
後悔や反省、ともちょっと違う。
もっと、自分を突き放して、
言うなれば非常に客観的に、
ああ、この男はいまだいぶ荒（すさ）んでるなあとか、
ひどく冷静に思ったりするわけです。

なんか今日もそんな今日でした。
このごろ、
汚いことしまくりですからね。
別に犯罪行為じゃありませんが、
自分の中の「こうあるべし」というモラルの長城を
事も無げに足蹴にする遊牧騎馬民族襲来的な状態なのです。

ああ、
こんな自分はそもそも
モラルを唱える資格も権利もないのでしたね。
人倫を否定することから、
あたかも私のイマは始まったようなものですからね。
そうでした。

そんなこんなな心持ちでハンドルを握っていた私は
「ブラームスが聴きたい…」と
阿呆なことに独り呟いてしまった訳です。

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

ブラームス「交響曲第1番」
バーンスタイン＆ウィーンフィルで。
なぜかオススメ投稿機能が使えなくなってしまってる。

－－－－－－－－－－　キリトリ　－－－－－－－－－－－

人に喜ばれようと
人の嫌がることをしでかし、
人を大事にしようと
人に唾を吐きかけます。

さすがに近頃では、
こんな性格が愛しく可愛い、という暗喩。
自己嫌悪なんて百年早いわ。
もっとこうしていたいんです。


この場所に
じっとじっと立っていたいんです。
あなたを聴きながらね。