ジャムシードの酒盃

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日本の右傾化

2005-02-07 | Weblog
日本の右極化?

戦後日本では大政翼賛会などの下部組織の解体が不徹底で、戦後名前を変えたりしながら活動を継続した経緯があり、自民党は大政翼賛会が分裂し、後に統合・社会党右派を吸収して日本の戦後民主主義を形成してきた経緯があります。
そのため、日本の戦後民主主義は強い保守色がありました。
それでも、戦中世代の政治家官僚には空前の破壊をもたらした戦争と軍国主義に対する反省がありました。

現在日本で進行している右傾化は民族主義・国家主義が前面に出てきているので、「日本の民主主義そのものを破壊する方向性」をもっているのが気になります。

ちなみに、日本の右傾化についてはフランスのル・モンド、ドイツのシュピーゲル、アメリカのニューズウィークでも特集を組んだことがあるので、東アジアだけでなく、世界中が注目している。といえます。