巻頭カラー 本書に登場する動植物たち(ベルトゥーフ『少年絵本』より)
第1部 コミュニケーションの武器になる毒
第1章 呪術師たちの「秘密」の薬
第2章 毒をもった動植物はたくさんいる
第3章 互いに毒をかけあえ!
第4章 毒が薬になる
第2部 自然がもちいる化学の言葉
第5章 菌類の愛の舞踏
第6章 互いを愛せ!
第7 . . . 本文を読む
はじめに
日本語版への序文
生命とは何か
生命の始まる前
凍結された偶然
酸素の脅威
人工生命
フィボナッチの花
モルフォゲンとモナリザ
クジャクの尾の物語
野生への散策
ボイドの賞賛
サンゴ礁の戦い
神秘を求めて
注釈
さらに学びたい人のために
出典
訳者あとがき
索引 . . . 本文を読む
挿絵一覧
はじめに
謝辞
序章 眼に見えない侵入者
第一章 いくつかの出発点
1 体液の世界
2 それは、乳搾りの娘とともに始まった
3 心のそなえのある者だけが機会をものにすることができる
4 まったく不自然というわけではないにしても、理解しがたいもの
5 細菌を捕食するウイルス
第二章 科学としてのウイルス学
6 垣間みられた永遠の神秘
7 試験管の . . . 本文を読む
第1章 微生物は無限の可能性を秘めている・・・羽柴輝良
生命観に大きな影響を与えた発見
微生物の姿
微生物の命
新しい微生物の幕開け
第2章 微生物による環境修復,環境浄化・・・永田裕二・遠藤銀朗
環境汚染物質を食べてしまう微生物たち
殺虫剤(γ-HCH)を分解する微生物
石油を分解する微生物
重金属を取り除く微生物
微生物がもつ特殊能力による環境浄化 . . . 本文を読む
落雷
明治のひと,父
山本大二郎先生
みにくいアヒルの子
最後の旧制高校
一冊の本
自由の地,駒場
USA
欧米人のしたたかさ
水を得た魚
東大紛争
はるかなる京都
千葉大学---牧場から団地へ
研究と発展
岡田 要先生の夢
日本動物学会
大学の学長職
飛び入学
したたかな大学
あとがきに代えて
人名さくいん . . . 本文を読む
良き師と友に恵まれて
子どもの頃
戦時下の中学生
あゝ江田島---海軍兵学校での生活
海軍兵学校入校
名校長 井上成美海軍中将のこと
対番制度と呼称
ある作家の海軍兵学校論
広島への原子爆弾投下---敗戦と復員
復員輸送---パスポートなしの海外旅行
アルバイトに復員輸送へ
駆潜艇九号で釜山へ初航海
東支那海を横断する
呉の「下宿」大田中将邸
汽 . . . 本文を読む
芽生え
双葉の頃
一冊の本
独立への模索
受験勉強への反発
野原先生のこと
本郷時代
開眼の書
アメリカへの旅
一等船客のなかで
大陸横断鉄道に乗る
ペンシルヴァニア大学
ハイルブラン先生と対面
アメーバの表面チャージ
ウッヅホールへ
ウニとの出会い
「それで君はどうするんだ」
手作りの装置
初めての講演
「電気泳動」その後
. . . 本文を読む
子供のとき
阿佐ヶ谷
海辺での生活
戦争の時代
コーンスターチブロマンジー
太平洋戦争
府立五中
傾く戦局と父
戦争とマスコミ
空襲
敗戦ののち
敗戦とデモクラシー
兼常さん
デカルト・カント・ショーペンハウエル
クロポトキンと無政府主義
風変わりな研究者
生い立ち
京大水産学科の誕生
職人かたぎ
舞鶴へ
京大水産学科
新 . . . 本文を読む
まえがき
サクラガサイタ
落書き
屋根の上のカボチャ
海が見える
近くの自然
拾う
食い意地
疎開---伊部での生活
伯父の家
馬場先生
農作業入門
エンドウの木の花
祖父のくれた山の幸
終戦 そして中学受験
桃源境---閑谷中学と森下先生
汽車通学
焼け跡訪問
豊多摩・オン・マイ・マインド
転校
併設中学
いやさか先生 . . . 本文を読む
日本語に寄せる序文
序文
一 序および略歴
二 自然科学に対する基本姿勢
a 科学に捧げられた生涯
b すべての生命現象は物理的に解明できる
c しかし生命現象の複雑さは往々にして見過ごされる
d 形態は「理念の具象化」ではない
三 ペッファーのたどった学問の道筋
---製薬学-化学-植物学-生理学-細胞生物学-分子生物学
a 薬剤師をめざす
b 植物学者をめ . . . 本文を読む
はじめに
*
思考の枠組みはどう変わってゆくか 村上陽一郎
「生命誌」 という視点 / 科学史の中の生命誌 / 遺伝子とゲノムと 「私」
「私」 をはずさずに考える科学 / 実体を求めて
**
身体をどう捉えるのか 養老孟司
「ゲノム」 から見た世界、「脳」 から見た世界 / ゲノムはどう展開されるか
脳の表現としての社会 / 不透明であるはずの 「自然 . . . 本文を読む
序
第一部 タンパク質に魅せられて・・・今堀和友
一 プロローグ
二 研究のスタート
三 紫蘇糖からタンパク質へ
四 旋光分散
ドーティ研究室で/淡色効果の発見/タンパク質の旋光分散/分子内β構造の発見
五 タンパク質生合成
研究のはじめ/アミノ酸活性化酵素/農学部へ/メッセンジャーRNA/tRNA
六 好温菌と耐熱性酵素
好温菌の研究開始/耐 . . . 本文を読む
はじめに 大問題を解くのに大きな科学がいらない理由
第1部 ふつうの動物の超能力
序 動物の謎めいた能力が無視されてきた理由
第1章 ペットは飼い主がいつ家路についたかを感知する?
ペットと人間の絆/ペットをつかった研究に対する三つのタブー/ペットと手を組んだ今後の研究
第2章 鳩はどうやって巣に帰る?
帰巣と渡りの逸話/磁気マップ説などの諸説を論破する/未知の方向感覚はあるか? . . . 本文を読む
生物の体内に時計が存在し,睡眠や開花をはじめとする重要な生命現象と深く関わっていることが広く知られるようになった.この“生物時計”という考えを世界で初めて唱えたのがドイツの若き植物学者エルヴィン・ビュニングである.生物時計説の誕生とその認知に至るまでの歴史的流れを,ビュニングの下に留学し終生深い親交を結んできた著者が興味深く描き出すとともに,ビュニングが示した数多くの方向性が,現在急速に解明されつ . . . 本文を読む
序文 ・・・G.ノッサル卿
はじめに ・・・C.ゼクストン
訳者のことば・・・丸田 浩
1 新しい始まり
2 田舎町からカレッジへ
3 大学時代
4 門出
5 最初の発見
6 ウイルス学者
7 戦時中の研究
8 新任所長
9 収穫期
10 ノーベル賞受賞
11 元老
12 偉大さの根源
13 科学的世界観
14 世界は彼の研究室
15 バーネットの死
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