12月16日(日)朝、ホテルの部屋から太陽が昇ってくるのを、
まんじりともせず見つめていました。
本番当日のこの日、コンサートに出演する人たちは会場で礼拝を守り、
それ以外の人たちは教会で礼拝を守り会場に駆けつけるということでした。
リハーサルは朝9時から始まりました。
最初に歌の音響チャックがあり、私はギターの弾き語りで歌いました。
マイクを使ったのでとても気持ちがよく、爽快でした。
しかし、ここまででした。爽快だったのは‥。
このあと、私はとでもない事態に遭遇することになります。
午前のリハーサルも涙なしでは見られない状態となりました。
特にソロで歌うYさん作曲の「イザヤ書53章」は、
私の心を揺さぶらずにはおられませんでした。
かれは 主のまえに わかぎのように
かわいたつちからでる ねのようにそだった
わたしたちのみるべきすがたはなく
いげんもなく したうべきうつくしさもない
あなどられてひとにすてられ
かなしみのひとでやまいをしってた
しいだげられた いみきらわれるものように
わたしたちもかれをとうとばなかった
わたしたちのやまいをおい かなしみをになった
わたしたちのとがのため きずつけられた
うたれたたかれ くるしめられた
きずによって わたしはいやされた
わたしたちは ひつじのようにまよい
それぞれじぶんのみちにむかってすすんだ
つみにみちた むなしいみちをあるいた
わたしたちのそのぐぎを すべてせおい
しいたげられくるしめられた
けれどほふりばにひかれてゆく
ひつじのように だまってくちをひらかなかった
わたしたちのつみをおい いのちをささげた
すべてのとがをになうため ひきさかれた
しからいのちへと みちびかれた
そのぎせいによって すべてがいかされた
きずついた あなたのこころ
いたんでるたましい よりそいともにないておられる
わたしたちのつみをおい いのちをささげた
すべてのとがをになうため ひきさかれた
しからいのちへと みちびかれた
そのぎせいによって すべてがいかされた
きずついた あなたのこころ
いたんでるたましい よりそいともにないておられる
わたしはいのちをあたえた
午前最後、再びに私の歌(愛の奇蹟)のリハーサルがありました。
しかし、ここでとんでもないことが起こりました。
ギターを押さえる左指がまったく動かなくなってしまったのです‥。