小説登場人物一覧

・阿藤工事（あとうこうじ）…コウジ。晃宏、真悟の担任であり、ソフトテニス部顧問。普段は温和だが、部活のことになると真剣。怒ると怖いらしい。ヘビースモーカー。
・伊背渋規（いせしぶき）…元・副知事で、現・園長という異色の経歴。昔は他人をけなして楽しむ性格だったが、現在は何を考えているやらわからない。いつも、アオサギをツルだと思い込んでいる。
・植村エリカ（うえむらえりか）…元・天ちゃん。真悟の母。学生時代は天然で天才だった。今は一見天然の名残が強いが、頭脳的に真悟を追い込むこともある。
・植村真悟（うえむら○んご）…しんちゃんorゴリラ。バードウォッチャーであり、ソフトテニス部。優しいくマジメな性格で、高そうな双眼鏡所有。小４のときの万博をきっかけにバードウォッチングを始めた。
・翁賀勇気（おきながゆうき）…オッキー。ソフトテニス部（キャプテン候補）。頭がよく名前もカッコイイ。部活とバードウォッチングの間で、心が揺れる。
・小村雅之（こむらまさゆき）…おだちゃん。一応ソフトテニス部。バードウォッチングより、百倍釣りが好き。ゴキブリと女性が苦手で、釣りの時以外はテンションが低い。毎朝、明、晃宏と一緒に登校。
・猿超かずき（さるごえかずき）…レンジャーの中で最年長。一見とっつきにくそうで口数も少ないが、教師経験もあり子ども好き。双眼鏡・望遠鏡などの修理が得意。
・下田明（しもだあきら）…明。陸上部。毎朝、おだちゃん、晃宏と一緒に登校。バードウォッチングに興味なし。
・田中和夫（たなかかずお）…晃宏の祖父であり、もとこの父。最近、天然を越えてボケの疑いがある。体はいたって元気。「おぉ」が口癖。
・田中ヒロタカ（たなかひろたか）…もとこの弟。高校の国語教師で１人暮らし。結婚する気配がまったくない。盆・正月にひょっこり帰ってくる。実家に所持していた双眼鏡を晃宏に譲った。心理学に強い。
・田中優子（たなかゆうこ）…晃宏の祖母であり、もとこの母。夫が天然な分、しっかりしている。とても優しい性格。
・玉木ヒロヤ（たまきひろや）…晃宏たちの同級生で、サッカー部所属。地域の行事を大切にしていて、毎年、日の山の初日の出に参加。イタリア語に詳しい。
・原口泰助（はらぐちたいすけ）…レンジャー。見た目、少しガラの悪そうなおっさん。自由気ままだが、素直な性格。鳥の知識・資格もトップクラス。
・藤村晃宏（ふじむらあきひろ）…特に趣味もない、つまらない人間だったが、バードウォッチングに出会い、人生が変わり始めた。ソフトテニス部で水泳に通っている。彼の未来は作者次第。ヒロタカの双眼鏡を譲り受けた。図書館の図鑑がお気に入りで、クリスマスにプレゼントでゲット。
・藤村四郎（ふじむらしろう）…晃宏の祖父であり、雅巳の父。名前は四郎だが、まさかの長男。柄が悪そうだが、優しい性格。
・藤村千夜子（ふじむらちよこ）…晃宏の祖母であり、雅巳の母。ワンパクな性格で冗談も通じる。言葉の覚え間違いは、ウケをねらったように面白い。
・藤村雅巳（ふじむらまさみ）…晃宏の父。面白い笑い方でメタボ気味。名前が女性と間違われることを気にしている。妻（もとこ）の尻に敷かれている。
・藤村もとこ（ふじむらもとこ）…晃宏の母。ゲームやテレビなど、現代的が嫌い。バードウォッチングに大賛成。口うるさいが、佳昭には甘い。
・藤村佳昭（ふじむらよしあき）…晃宏の弟。物覚えが悪いが、鳥に興味がある。コゲラがお気に入りの野鳥。
・二町香（ふたまちかおり）…レンジャー。まだ２０代（？）でレンジャーの中では若い。元ＯＬ。チョコレートというヤギを飼育し、絵を描くのが上手い。
・道打洋介（みちうちようすけ）…ウッチン。いわゆるポッチャリ系で明るい性格。笑い方が面白い。ソフトテニス部。バードウォッチャーのはずだったが・・・。まだどうなるか内緒。
・本井タツ（もといたつ）…タツ。ソフトテニス部で晃宏のペア。年齢の割に幼稚で、いつもふざけているイメージがある。バードウォッチャーだが・・・周りに流されやすくよくわからない。
・渡中真里（わたなかまり）…レンジャー。見るからに人のよさそうなおばちゃんで、原口さんとは同期。怪我をした野鳥の保護・飼育が得意。