ゴールデンウィークが明けて、中間テストまでの後半の授業が始まりました。はしかがはやっている高校もあるらしいので、みなさん健康の維持には気をつけましょう。
見学者もまじえつつ再び始まった授業ですが、最初にされた質問は「先生、暗記が苦手です」と言うものでした。この質問(悩み)はここ数年で何度耳にしたことでしょうか。なかなか暗記ができなくて困っている生徒は本当に多いですね。でも、暗記はどの教科にも共通した大切な要素です。暗記をしなくてもいい教科と言うのは無いと言ってもよいでしょう。でも、これだけは塾で力になってあげることがなかなかできません。難しい問題や疑問をわかりやすく理解させてあげる点ではいくらでも手を貸すことができるのですが、いざその理解した内容を覚えるというのは生徒たちの仕事です。(と言いつつ、「先生一緒に暗記しよう」「今から暗記するからそこで見てて」というお願いに何度のったことでしょうか^^;)
ただ、その都度、生徒たちの話を聞いてみると、どうやら暗記の仕方自体に間違いがあるらしいのです。まず暗記の仕方としてみんなが陥りがちな間違った方法を提示しましょう。
(1)ある項目について長時間を使って一生懸命暗記する。
(2)それを再び復習するまで長時間空けてしまうので忘れてしまう。
(3)あんなに一生懸命暗記をしたのに忘れてしまうのでやる気がなくなってしまう。

暗記の苦手な大方の生徒がこのパターンに当てはまるのではないでしょうか。このパターンを改善するためのポイントは1つです。つまり「
暗記はかけた時間ではなく、短期間で繰り返した“回数”が重要だ」ということです。いくら時間をかけて暗記をしても、次に復習するまでにそれと同じぐらいの時間を空けてしまっては何の意味もありません。はっきり言って忘れて当然です。大事なのは覚えたことを完全に忘れてしまわない内に何度脳に通すか、それによってその項目にまつわる記憶をどれだけ濃くできるかです。1回、1回をつらくなるほど集中する必要はありません。大事なのは回数なのですから。さっと見ることをどれだけたくさん繰り返すかなのです。だから、暗記は通学途中の電車ですることをすすめる人が多いのです。周りがうるさくてもいいのです。大事なのは学校に行くまでに同じ単語や公式を何度目にすることができたかなのですから。
中にはこういう生徒もいます。「先生、昨日覚えたことも今日になると忘れちゃう・・」。これも当然です。なぜなら1回しか繰り返してないからです。さきほどのポイントで示したように、重要なのは回数です。「昨日のことも忘れちゃうなんて、私は他の人より暗記が苦手なんだ・・」と悩んでいる人がいるようですが、それは大きな間違いです。誰でも同じことを5回も10回も100回もやらなければ覚えられるものではありません。ただその1回1回は軽くでもいいんだよ、大事なのは回数だよということなのです。
今日書いたことは暗記が苦手な多くの生徒たちにいつも気にとめておいてもらいたいことです。なぜなら暗記が嫌いな生徒はそれがつらくて避けようとするからです。でもその暗記が集中した時間ではなく、軽く見る回数だとしたらどうでしょう。休み時間の3分の1、友達の帰りを待つ間、ちょっとトイレにいく間だけでも、どれだけの単語が復習できることになるでしょうか。つらいという思い込みを捨てるためにも今日のことは覚えておいてもらいたいなぁ。
もちろん、「俺は暗記のために毎日3時間使ってるぜ」という生徒は問題ありませんよ。その人は自分にとっての最適な勉強スタイルが確立されています。今日の話は暗記の出だしで躓いてしまっている人の話です。自分に当てはまると思った生徒は早めに改善しておきましょう。
※お知らせ:エコールでは鶴ヶ丘生、櫻丘生、一般受験生の見学者を随時募集しています。前もって電話連絡をしていただけるとありがたいですが、急に思い立った場合は飛び入り見学でもかまいませんのでぜひ校舎まで足を運んでみてください。
それではがんばっていきましょうー