滑車でツルリ

古のＭＴＢにはたまにこんなワイヤーガイドが
備わっていたりします。

上引きタイプのＦメカを使えばそれまでだったり
するのでしょうけど（笑）、まあ、時代がこんな
小技を呼んだのかもしれません。

滑車といえば、カンチブレーキのチドリなどに
使われていたりして、それはそれで非常に趣深い
イメージを醸し出していました。

ツーリング車的印象を深める小技の道具としても
愛用されていた方も多いかと（笑）

現在では両引きタイプのＦメカもすぐに手に入る
ので、写真のような滑車ガイドの出番はほとんど
ないと思います。

でも、小物パーツとして、例えば各色にアルマイト
加工されたりしたようなものがあれば、あえて
使うことでワンポイントにもなるかもしれません。

ワイヤーの引きのロスが軽減されるか否かはこの際
問題ではなくて（爆）、まあ、雰囲気重視というか。
フルリジッドのＭＴＢやクロスなんぞに使ってみる
のも『通』っぽくて良いですね。

普段の街乗り向けとして『足用』にいっちょう
組んでみようかなぁ。

ルーフに映える秋模様

今週末は雨模様ということで、山行はお預けだ。
チクショー、まったくついてないぜ（苦笑）

この時期は、山々は赤や黄色に染まって、本当に
綺麗な景色が楽しめるのだけど、僕が住んでいる
あたりは寒暖の差が少ないせいか、やっぱり色づき
は悪い。

ある程度の標高があることが理想だろうけど、
なかなかタイミングも難しい。
ちょっとハズすともう茶色っぽくなってしまったり。

そんな錦秋の山にお天気の良い時に出かけると、
青空と紅葉のコントラストが本当に美しい。
遠くに連なる山並みも、青い空に浮かんでいるようで
なかなか幻想的ですらある。

道端の展望台などではそんなシーンを少しでも
持ち帰ろうと、シャッターを切る人が後を絶たない。
みんなスゲーいいカメラ使ってるのだなぁと感心
したりするわけだけど、ふと道端のクルマに目を
移せばそこにも秋の風景が。

ワックスでピカピカのルーフに映り込む紅葉と
青空は、落ち葉の黄色でさらに引き立てられて
いるようで、なんだかそこだけ小さな世界を作って
いるようでした。

つるべ落とし

秋の日は～とうたわれるけど、これから冬至に
向けては夕暮れが足早にやって来ます。
日の出も遅いから、必然的に昼間が短いわけですね。

秋から冬にかけては日中の活動時間が短くなるので、
ツーリングではコースレイアウトやスケジューリング
にも気をつけなくてはいけません。

山陰に入るとまだ陽が出ていても暗くなったりして、
寒い季節になっていることを感じますね。
当然、肌寒さも感じたり。

なるべく早めに出て早めに上がるというのがセオリー
になりますが、できれば走った後はゆっくりと温泉
にでも浸かりたい。

湯船で仲間と西日で明るく照らされる落ち葉のトレイル
についてあれこれ談笑したりするのも楽しい。
または、落ち葉で見えなかった穴に落ちて転倒したり
した話とか（笑）

空気が澄んでちょっと寒いくらいの方が山行の季節の
ようなイメージがしますが、これからどこに出撃しようか、
いろんなプランを練っているところ。
これもまた楽し。

『チョイ古』のリフレッシュあれこれ

ヴィンテージというほどではないけど、そこそこ
古めのモデルのフレームを再び生かして魂を入れる・・
ウォォ～、カッコエエ～！
アホですな（爆）

まあ、レストアというほどではないにせよ、今や
旧モデルになった車体を料理しなおして、新しい
魅力を与えるという作業は、非常に奥行きが
感じられて楽しいものです。

２６インチのＭＴＢフレームに７００Ｃを履かせて
巷のクロスバイクよりもハイセンスなイメージを
持たせるとか、ハードテールをあえてフルリジッド
にしてクールな印象を与えるとか。

もちろん、パーツも高けりゃいいってもんじゃなくて、
逆にリーズナブルなものをあえて使うとかね。
カラードパーツをポイントで使うのも効果的です。
例えば、チェーンをゴールドにするだけでググッと
イメージ変わりますから（笑）

そんなわけで、古めのフレームをお持ちの方は
捨てずにリフレッシュしてみてくださいな。
２０年前くらいのＭＴＢであれば、今でも十分
魅力的な自転車に生まれ変わらせることができます。

発売当時はヤボったかったオリジナルのカラーリングも、
今だから逆に新鮮に見えたりすることもあるし。
昔の国産モデルのサイケなカラーリングも見せ方
次第でイカすぜぃ（爆）
遊び感覚でモディファイを楽しみましょう！

たまには歩いてみよう！

山へは自転車で訪れることが多い自分だけど、
たまにロケハンがてら『歩き』の機会も作るように
している。
元来、歩くことはキライじゃないしね。

自転車だけじゃなくてオートバイやクルマなどの
レースでも歩きでコース状況を確認したりする
のと一緒で、自転車に乗るよりも歩いた方が
得ることができる情報もあるでしょ（笑）

山で出会う人たちはやっぱり中高年層が圧倒的で、
そんな人たちの中では僕らは確実に若い部類に
なるわけですな。
ちょっと複雑な気分だけど（笑）

そのおかげどうかはワカラナイけど、お茶やお菓子
などをご馳走になったりすることもあったりして、
コレはコレで非常に有難い。
人の親切は身に沁みます。

そんな『歩く人』として山道をテクテクしながら、
ここはＭＴＢで走ったら楽しいだろうなぁとか、
ここはかなり厳しそうだとか、いろいろとイメージ
しながら歩を進めたりする。

そうすると、当然ながら、自転車に乗っている時の
視点とはまた異なった山の楽しみ方や風景などが
見えてきたりもするわけね。

コレってけっこう大事なことで、山で肩身が狭く
なりつつあるＭＴＢを愛する者の端くれとしては、
山と自転車の関係を考察したりするヒントも
得られたりすることもままある。
楽しい山行を長く続けるためにも、いろいろな
立場で模索していきたいしね。

まあ、そんなお堅いハナシも悪くはないけれど、
この季節、明るい山道を落ち葉をサクサクしながら
歩くのもけっこう楽しい。
みなさんもちょっとティーブレイクにいかがですか？