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善光寺御開帳で不況を乗り切ろう!

2009-04-14 03:41:54 | 雑感
今年は善光寺の御開帳です。先日娘と孫と行ってきました。ウィークディであったこと、御開帳が始まってまだ間もないことなどからわりとスムーズに見てまわることができました。今回始めて仁王門に登ることができました。40年近く前の松代群発地震で拝観が禁止されていましたが、今回の改修で拝観できるようになったとのことでした。仁王門からの眺めは格別でした。

それにしても善光寺には興味深いところがたくさんあります。善光寺さんがお寺ではないことをご存知だったでしょうか。「お籠もり堂」といい、願いを成就するために籠もって念仏を唱える場所だったのです。お籠もり堂であるため宗派はありません。どんな宗派の方でも参詣できますし、昔多くの寺院で行われていた女人禁制ということもなく、万人に開かれていたのです。善光寺の仏事は境内にある大本願(浄土宗)と大勧進(天台宗)というお寺のご住職が交代で勤めます。このことをお朝事(おあさじ)と言います。

しかし善光寺仏は秘仏であるため御開帳といっても見せるのはあくまで前立本尊、すなわりレプリカです。戒壇めぐりといって極楽への鍵を触るために暗闇の中を歩かされたり、牛に引かれて善光寺参りの伝説を作ったり様々なイベントがあります。善光寺をマーケティングの視点で見るととても興味深いものがあります。

善光寺の成り立ちは推古10年(602年)、長野の麻績の住人の本田善光が難波の浜で埋もれていた善光寺仏を拾って持ち帰ったということになっています。しかし仏教伝来からまだ日が浅く仏教はまだ一般的ではありません。それまでの八百万の神を信ずる勢力が仏教を敵視していました。そんな時、なぜ信州の山奥に善光仏を持ち帰ったのか。そんな歴史の襞に隠れていることがらに思いを馳せるとロマンを感じます。

そんなことも感じながら御開帳を眺めるのもいいのではないでしょうか。そうそう以前長野の商店街の方から御開帳は不況対策だったという話を聞いたことがあります。景気が悪くなると商店街の代表の方が善光寺を訪れ「景気が悪いから御開帳してほしい」とお願いしたというのです。だから御開帳は7年に一度ではなかったというのです。真偽のほどは定かではありませんが、まさにいま百年に一度という不況の真っ只中、御開帳で景気回復を願いたいものです。


花岡市政1周年になります

2009-04-14 02:12:15 | 雑感
12日は知人の選挙の出陣式に出かけました。すでに会場の公民館には大勢の人が集まっていました。候補は道路脇で集まってくる近隣の方々お一人おひとりに挨拶をされていました。間もなく出陣式が始まりました。なかなかの激戦です。私も自分の選挙のことを思い出していました。当選されるされることをお祈りしたいと思います。

選挙といえば花岡利夫さんが市長になったのは昨年のちょうど今頃でした。4月6日告示、4月13日投票で行われた東御市長選挙は大方の予想をくつがえし、花岡さんが当選しました。花岡利夫さんは9054票、これに対して現職の土屋哲男さんは8118票でした。花岡さんはこれまで2回市長選挙に挑戦、3度目にして目標を達成しました。

私は前の職場で仕事を通じて花岡さんを存じあげており、その経営者としての手腕に注目していました。そんな中でわずかばかりお手伝いをさせていただきましたので本当に良かったと思いました。花岡さんはマニュフェスト選挙に徹し分かりやすい選挙に徹しました。安心してお産のできるまちにしたいという訴えは多くの有権者の心をつかんだと思います。

選挙も経営も似たところがあります。まず何を目指すかを明らかにしそれをわかりやすい言葉で伝えること、そして明るく朗らかであること、最後に創意工夫に富んでいることです。目標の明快さ、人間的魅力、柔軟な思考力と言い換えることもできるでしょうか。

マネジメントでよく言われる言葉に「3意」があります。すなわちリーダーシップには「熱意・誠意・創意」が必要だというのです。人を動かすためにはまず自分の心の中に熱意(情熱)がなければなりません。誠意(誠実)がなかったら人はついて来ません。前例や慣習にとらわれ創意性が発揮できなければいい仕事はできません。

あえて3度目に挑戦するという情熱、「安心してお産のできるまちをつくりたい」という住民に対する暖かな目線、商店街活性化に取り組んだりオウム問題の解決にとりくんできた柔軟な思考力と抜群の行動力、これが花岡さんにはあります。花岡さんはこれからの東御市のリーダーにふさわしい人だと思います。

わたしも新しい東御市をつくるために力を尽くしたいと思います。

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