ロックギターの醍醐味にトレモロユニットを使った奏法が有る。前に述べたヴァンへイレンさんの初期のアルバムにはライトハンドはもちろん滑らかでレンジの広いアミーングがかっこいいのだ。
ジェフベックさんもトレモロユニットを効果的に取り入れたスタイルが私的には好きだし、ジミヘンさんに至ってはあのフィンガリングの最中に醸し出すトレモロテクはもうエクスタシーの領域。
私はストラトキャスターが好きなので今でこそフェンダーの「シンクロナイズドトレモロユニット」での演奏を楽しんでいるが、私の十代の頃は80年ヘビメタ世代のど真ん中。マイケルシェンカー、ヴァンへイレン、ステーブヴァイ、ランディローズ、イングウェイマルムスティーンなんて毎日聴いていた。
高校生の頃は アースシェイカー 44マグナム ラジャス なんかコピーしたりしてジャパンメタルも熱かった時代だ。
その高校生ギタリスト時代に地元にも数名巧いギタリストがいて、当時の管理人さんも含め(私はヘタっぴ)ほとんどがフロイドローズの搭載されたギターを使っていた。もちろんピックアップはセイモアダンカンだ。弦をロックしたトレモロユニットはメタルシーンの熱かった時代の象徴だと勝手に思っている。それから二十年経った今はフロイドローズが搭載されたギターはほとんど手放してしまったが、管理人は当時の事を 「フロイドローズの時代」 と言っている。
80年代のヘビメタが熱かった時代のようなギターを使用する若いギタリストを最近ライブでは見かけなくなった。
フェンダーやギブソンが圧倒的に多い。
フェンダーやギブソンのデザインが普遍的で完成度が高いから今のギタリストにもレスポールやストラトはごく自然に受け入れられるに違いないが20年前に斬新だったギターは今では懐古主義者の管理人が懐かしんでいるばかりかもと思ったりもする。
もしかして通勤中の車の中でいまだに80年代メタルシーンのCDをヘッドバンキングで聴きまくっている「おっさん」は案外たくさんいるのかもしれない。
フロイドローズ搭載のかつての名機と言われたギターを中古屋で見かけると 「バブル経済に湧いた時代の匂い」 がプンプンしている。
管理人の高校時代は 洋楽 邦楽どちらもメタル派とパンク派の バンドが入りまみれた時代だったような?当時アマチュア高校生バンドでも BOOWY のコピーが上手けりゃ女子にキャーキャー言われた時代だったなぁ。
管理人もちょっとやってみたなぁ。
久しぶりのあおちゃんとの釣りなもんで、気合い十分で打ち合わせるも話が噛み合ん。
この時期はテレストリアル系に移行しつつパラダンを使うはずなのでフライを巻いておこうかと聞いてみるも、釣り具屋さんにて準備するそうで
「はは~ん。あおちゃん気使って今回はコマーシャルフライを調達する気やなぁ。」
今回は現地合流で、管理人は先に入渓して後からあおちゃんが追いかけてくる事に。
当日はあいにくの雨、なので浮力の強いマテリアルのフライ「エルクさん」を選択して、
時折ロイヤルフルフやロイヤルコーチマンなんてフライを使うとこれがよく釣れるんですよ。
こんな雨の降り方の日は。
そろそろあおちゃんとの合流時間なので合流地点まで急いで釣り上がる。
橋の処に鮎師の人が竿を出しているので一応声をかけると
「あおちゃんやないか~い」(チーン)髭男爵的な突っ込みが入る。
調達してきたのはおとり鮎か~い (チーン)
さすがあおちゃん やる事が ルネッサンス!!
今日は小振りなアマゴのいれぐいやないか~い。(チーン)
やっぱりサイズアップせんやないか~い。(チーン)
あおちゃんのルネッサンスな鮎師スタイル。なんで鮎やね~ん。(チーン)
それでもこの雨の中しっかり鮎を掛けるあたりはルネッサンス。
管理人は私用の為、午前中に撤退~い(チーン)
そんでもって管理人が帰った午後からは天気も回復まさに 鮎日和。
追伸
管理人のフライよりあおちゃんの目印にアマゴはライズしたとさ。