今年ニューロッドを手に入れた。噂はかねがね聞いていたテンリュー製品である。私にとっての初テンリューロッドがKーBullet JFである。テレビで杉坂研治氏がこのロッドで釣りをしているのを見て低い弾道のループができているのを見た時に興味を持ったのがきっかけの一つではあるが思い切って購入してみた。ショートロッドで価格も無理するような金額ではなかったのと(鮎や磯竿に比べれば)ショートロッドはグラスロッドを使用していましたがショートグラファイトのブランクのものが欲しかったので購入を決意した。手元に届いたロッドを見て仕上げの良さも感心しました。さすがテンリューさん。実際使ってみてキャストのしやすさは評判通りでバットが強そうな感じがしたのに繊細なブランクでした。このロッドと私との相性は良いようでショートロッドのメインで使用していく事になるでしょう。
夏場のフライで特に8月以降はテレストリアルパターンの中でもカラーはブラック系でまとめたタイイングや現場でのフライチョイスも黒物の使用頻度が増えてくるのである。フックカラーもブラック基本。スタンダードパターンもポスト以外はブラック。アントはもちろんブラックカラーでお尻がピーコックである。あとエルクヘアカディスも2007年バージョンはハイフロートチューニングしてありボディーのハックルはピーコックハールとコックネックを多めにしてフロントにもハックルを巻いてみた。従来のエルクヘアカディスよりもよく浮くようにしてあり流れのきつい瀬の流れを連続でたたき上がるのに非常に役に立っているし心強いのである。この黒い3パターンのフライに ガイヤ、 オルテガ 、マッシュと命名し山岳渓流のたたき上がりのミッションを「ジェットストリームアタック」と名付けている。
八月がやってきた。渓流シーズンものこり数ヶ月となりあと何回釣行できるか考える時期がきてしまった。今シーズンは家庭の事情もあり遠くの渓流には今の所は行けていませんが地元の渓流でそこそこ楽しめています。7月28日は本来暑い日が続いているので最上流部を目指す所ですが今回はあえて里川の風景が残る場所でフライフィッシングを楽しみました。釣果はアマゴ2匹と数十匹のカワムツ(里川なので)と遊ぶ事ができました。釣り上がりの途中で鮎師の方が数十匹の鮎をかけていました。小ぶりではありましたがなかなか美形の香りの良い鮎でした。里川での鮎釣りは日本の夏の風景ですね。またちょっとだけ鮎の誘惑に負けそうになりましたが今年はまだまだフライマン継続中です。