<作・演出>後藤ひろひと
<出演>後藤ひろひと 川下大洋 山内圭哉
原田修一 竹下宏太郎 楠見薫 大路恵美 内場勝則
詐欺師の淳二(竹下宏太郎)と彩華(楠見薫)は、200万円の報酬に目がくらみ
“母親を亡くした3兄弟を群馬から博多の親戚の家まで送り届ける”と言う仕事を
引き受けることに。しかしその兄弟、皆30過ぎたおっさんで、しかも長男の佐平衛
(川下大洋)と三男の茂蔵(山内圭哉)は生まれてこの方屋敷から一歩も外に出た
ことがなく、次男の金五郎(後藤ひろひと)は家出中で大阪にいるらしいとのこと。
その次男を捜し出し、3人一緒に博多へ送り届けなければならないのだが、彼らの
母親は“大事なことは歌で伝える”と言う特殊な教育をしており、世間知らずで
歌で伝えないと言うことを聞かない兄弟にてこずる淳二と彩華。
道中、彼らを追ってくる謎の男・兵藤(原田修一)や茂蔵の許婚・麗子(大路恵美)、
執事の熊野前(内場勝則)を巻き込み大混乱!
一行は無事博多へ辿り着けるのか…
ずいぶん前にシアテレで放送されてたんですけどね、
やっと観ました『スリーテナーズ』
いや、良いですよPiper!文句なく面白かった~
大王の書くものって、やっぱりズバリ私好み
ミュージカルってあんまり興味がなくて、“セリフを歌う必要あるの?”
と思っちゃうんですけど、今回は歌わないといけないおかしな設定で(笑)
でもその歌もすんなりお芝居にはまってたし、かえって歌があることで
テンポも良くて楽しい感じが増してた気がしました
お芝居も小ネタで爆笑しながら、じーんと来たり切なくなったり
そして今回は楠見さんがとっても素敵でした
お金目当てに仕事を引き受けて、世間知らずの兄弟に手を焼きながらも、
だんだん気持ちが通っていく感じが○。
なんだかちょっと、『レインマン』を思い出しました
彩華の歌声が亡くなった母親に似ていると、茂蔵のために子守唄を歌って欲しいと
彩華に頼む佐平衛。彩華は戸惑いながらも子守唄を歌い、茂蔵も、ポンポンちゃん
と言う名前のイカのぬいぐるみがないと一生眠れないと言っていた(笑)佐平衛も、
いつしか優しい眠りについていく…と言うシーンが一番良かったなぁ
ただそのシーンの最後が3人で寄り添って眠るって場面なんだけど、ずいぶんと
引きの画で良く分からなかったのが残念
その他の役者陣も期待を裏切らない好演
僧正、今回も良かったですよ~
寝起きは非常に凶暴な三男役(笑)
でも初めて特急に乗っておろおろしたり、彩華の歌声に母親を思い出して泣いたり、
“大人子供”な雰囲気が良く出てました。
カーテンコールは恒例のお客さんオールスタンディング
去年、『姫ダニ』を観に行った時のことを思い出しました
最後のカーテンコールでは3兄弟のアカペラまで
テレビで観る舞台で、カーテンコールまで観れたのって珍しいので、
とても得した気分でした♪
<出演>後藤ひろひと 川下大洋 山内圭哉
原田修一 竹下宏太郎 楠見薫 大路恵美 内場勝則
詐欺師の淳二(竹下宏太郎)と彩華(楠見薫)は、200万円の報酬に目がくらみ
“母親を亡くした3兄弟を群馬から博多の親戚の家まで送り届ける”と言う仕事を
引き受けることに。しかしその兄弟、皆30過ぎたおっさんで、しかも長男の佐平衛
(川下大洋)と三男の茂蔵(山内圭哉)は生まれてこの方屋敷から一歩も外に出た
ことがなく、次男の金五郎(後藤ひろひと)は家出中で大阪にいるらしいとのこと。
その次男を捜し出し、3人一緒に博多へ送り届けなければならないのだが、彼らの
母親は“大事なことは歌で伝える”と言う特殊な教育をしており、世間知らずで
歌で伝えないと言うことを聞かない兄弟にてこずる淳二と彩華。
道中、彼らを追ってくる謎の男・兵藤(原田修一)や茂蔵の許婚・麗子(大路恵美)、
執事の熊野前(内場勝則)を巻き込み大混乱!
一行は無事博多へ辿り着けるのか…
ずいぶん前にシアテレで放送されてたんですけどね、
やっと観ました『スリーテナーズ』
いや、良いですよPiper!文句なく面白かった~
大王の書くものって、やっぱりズバリ私好み
ミュージカルってあんまり興味がなくて、“セリフを歌う必要あるの?”
と思っちゃうんですけど、今回は歌わないといけないおかしな設定で(笑)
でもその歌もすんなりお芝居にはまってたし、かえって歌があることで
テンポも良くて楽しい感じが増してた気がしました
お芝居も小ネタで爆笑しながら、じーんと来たり切なくなったり
そして今回は楠見さんがとっても素敵でした
お金目当てに仕事を引き受けて、世間知らずの兄弟に手を焼きながらも、
だんだん気持ちが通っていく感じが○。
なんだかちょっと、『レインマン』を思い出しました
彩華の歌声が亡くなった母親に似ていると、茂蔵のために子守唄を歌って欲しいと
彩華に頼む佐平衛。彩華は戸惑いながらも子守唄を歌い、茂蔵も、ポンポンちゃん
と言う名前のイカのぬいぐるみがないと一生眠れないと言っていた(笑)佐平衛も、
いつしか優しい眠りについていく…と言うシーンが一番良かったなぁ
ただそのシーンの最後が3人で寄り添って眠るって場面なんだけど、ずいぶんと
引きの画で良く分からなかったのが残念
その他の役者陣も期待を裏切らない好演
僧正、今回も良かったですよ~
寝起きは非常に凶暴な三男役(笑)
でも初めて特急に乗っておろおろしたり、彩華の歌声に母親を思い出して泣いたり、
“大人子供”な雰囲気が良く出てました。
カーテンコールは恒例のお客さんオールスタンディング
去年、『姫ダニ』を観に行った時のことを思い出しました
最後のカーテンコールでは3兄弟のアカペラまで
テレビで観る舞台で、カーテンコールまで観れたのって珍しいので、
とても得した気分でした♪