1972年のニューヨーク。金融業界で働いていたハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は
20歳年下のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。
2人は自由な生活を求めてサンフランシスコ・カストロ地区へ移り住み、ミルクの
人柄に惹かれた多くの同性愛者やヒッピーなどが彼の元へ集まってくる。
マイノリティの権利と平等のために、自ら同性愛者であることを公表して公職に就いた
ミルク。愛と信念を貫いて、凶弾に倒れるまでの8年間の物語。
本年度アカデミー賞主演男優賞とオリジナル脚本賞受賞作
やっぱりショーン・ペンが素晴らしかった
こんなにおじさんを可愛い
と思ったのは記憶にありません(笑)
朗らかで包容力がある、太陽のようなミルクがスクリーンには存在して、
最後に実際のミルクの写真が映された時に、同じ雰囲気を感じたのが印象的でした
それに、ミルクの年下の恋人・スコット役のジェームズ・フランコがまた良くて
ミルクの活動を応援し支えながら、自分だけのミルクではなくなっていく寂しさを
抱えていくスコットが何とも言えず切ない
愛のカタチはいろいろだけど、人を愛しく思う気持ちはみんな同じ
弱い人を包む、ミルクの大きな“愛”を感じる1本でした