お伺いすると･･･Windows7のノートパソコンで、壊れそうというのは･･･ヒンジ部分のネジ部分の固定が壊れてしまい、カバーを開けるのに注意しないとうまく開かないそうです。
ヒンジ部もそうですが、カバーの一部も割れてしまっています。これを直すとなると、オークションなどで同機種のカバーを入手して交換しないといけないかな･･･と思っていたら、Windows7なので来年サポートが終了するので、別のパソコンを用意しました。こちらへデータを移してください･･･とのことでした。
Windows10のノートパソコンです。Windows7の方のパソコンは、ヒンジ部を注意して扱えば、動作は問題ないとのことでした。
まずお客様に移行するデータを確認します。たいていはユーザーフォルダー内のデータを移行します。
アプリは基本的に移行できないので、インストールする必要があります。
データの移行方法もいろいろあり、専用のアプリを使ったり、ケーブルでパソコンを直結したりするする方法などもありますが、どらともは一番シンプルな、外付けのUSBメモリ（64GB）か、HDDへコピーして、それを移行先のパソコンへコピーする方法を取っています。移行するデータが少なければUSBメモリを使いますし、データが64GBより多い場合は、HDD(1TB)を使います。
たいていは64GB以下なのですが、今回のお客様の場合事前に移行するフォルダーのサイズを調べたら･･･ピクチャーフォルダーが200GB以上ありました。うぇ～かなり多いです。
Windows10のパソコン側もデータ移行のほかに、アプリのインストールや複合機の設定などもあるので、ピクチャー以外のフォルダーデータは、USBメモリ、ピクチャーフォルダは外付けHDDへコピーしました。
他の作業が完了しても、まだピクチャーフォルダのHDDへのコピーは続いていました。3時間くらいでHDDへのコピーが終り、今度はWindows10パソコンへのコピーを開始しました。さすがに新しいパソコンなので、Windows7パソコンよりもコピーのスピードが速いです。それでも、１時間半程度かかりそうでしたので、あとはコピー終了を待つだけで放置しておけばよいので、どらともは引き上げ、何か問題あればご連絡いただくことにさせていただきました。
写真は１０年分の写真が保存されていたそうですが、それだけの大量のデータ（200GB)をパソコンの中にだけ保存して、バックアップなしで使用してきたそうです。大事な写真は、一ケ所だけの保存だと、そのパソコンやメディアが壊れてしまうと、無くなってしまう可能性があります。文章などは、最悪再作成できるのですが、写真はそうはいきません。
大事な写真やドキュメントなどのデータは、パソコン内部だけでなく、外部のメディア（外付けディスクや、USBメモリ、DVDなど）にも定期的に保存しておくと安心です。
