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AH45/K キーボード交換

1年位前に、「W」の文字が勝手に入力される・・・ということでお伺いしたお客様。元々9年前にどらともが納めたノートパソコンAH45/Kなのですが、今までメモリー増設、Windows10へのアップグレード、SSD換装を行いここまで使用してきました。
1年前に伺った際は、確かに「W」のキーを押していないのに、勝手に「W」が入力されていきます。とりあえず「W」のキーを少し強めに押してみたら・・・止まりました。 その後、いろいろキー操作を行ってみましたが、「W」の文字が勝手に入力される現象は再発しませんでした。
「W」のキーの部分の戻りが不十分だったのでしょうか?暫く様子をみていただき、再発頻発するようでしたら、キーボード交換を考えましょうということになりました。
・・・それから1年程経ち、また「W」の文字が勝手に入るようになった。キーを強く押すと、暫くはよいがすぐに再発する・・・と連絡がありました。
お伺いしました。状況としては、前回と同じようで「W」の文字が勝手に入力されていきます。強く押すと暫くはよいのですが、また再発します。
う~ん、キーボードの限界のようです。
ノートパソコンのキーボード故障の場合の対処方法は、2つあり・・・
1.今と同じキーボードを入手して交換する。
2.今のキーボードの使用は諦めて、USB接続のキーボードを用意してつないで使用する。
1.の方法は、今まで通り使えますが、専用キーボードなので入手に時間がかかること、2.よりも費用が高めになります。
2.の方法は、汎用のUSB接続のキーボードを使うので、費用は抑えられますが・・・ノートパソコンの持ち運びの際に、外付けキーボードも一緒に持って行かないといけないので、移動の際は面倒です。
お客様とご相談して1.の今と同じキーボードを入手して交換することになりました。

まず、使われているキーボードの型番を調べるために、分解します。


これは同じ型番のパソコンでも、製造時期や細かい仕様の違いで使われているキーボードの型番がいろいろある場合があるので、必ず事前に確認するようにしています。昔の失敗なのですが・・・お客様からキーボードの交換依頼があり、パソコンの型番をお聞きしてその型番から使われているキーボードを手配しました。
入荷したキーボードを取り付けようとしてビックリ! 用意したキーボードはテンキー無しでしたが、お客様のパソコンはテンキー付きでした。
どうもカスタムメイドで、キーボードはテンキーあり・なしを選択できる機種だったようです。それ以来・・・キーボード交換の場合は、実際に使われているキーボードの型番を事前に確認して手配するようにしています。
同じことが液晶パネルの交換の場合でも言えます。同じ型番のパソコンでも、製造時期や細かい仕様の違いで、使われている液晶パネルの型番が異なる事があります。


今回は、CP611902-01という型番のキーボードが使われていました。
故障したキーボードは取り外して、USB接続のキーボードを取り付けて交換用のキーボードが入荷するまでは、使用していただくようお願いしました。

ネットで探したところ、同型番の新品のキーボードが見つかりましたので早速手配しました。
交換用キーボードが入荷後、日程を調整してキーボードの交換に伺いました。
今まで使っていたキーボードと、暫定で繋いだUSB接続のキーボード、細かい所でキーの配置や、キーの大きさが異なるところがあり、戸惑うところもあったそうです。
同じ型番のキーボードに交換し、操作していただきました・・やはり使い慣れたキーボードの方が打ちやすい、とのことでした。

デスクトップパソコンでは、キーボードの故障の場合・・・汎用のキーボードでも簡単に使えるようにできるのですが、ノートパソコンはキーボードもある意味専用部品なので、交換は少し手間がかかってしまいますね。
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