さくらこの放射能対策備忘録*

栃木県宇都宮市の放射線量と放射能汚染に関する自分メモ。RADEX RD-1706使用。基本1mで測定。

県、子どもの被ばく測定へ 有識者会議初会合

2011-10-30 20:24:55 | 新聞・官公庁HPより
県、子どもの被ばく測定へ 有識者会議初会合
(10月30日 下野新聞朝刊)

福島第1原発事故による放射性物質が県民の健康に与える影響を検証する「放射線による健康影響に関する有識者会議」が29日夜、県庁で初会合を開き、放射線の影響を受けやすいとされる子どもの被ばく線量測定の実施を県に求めた。
県は、対象となる子どもの年齢や地域、測定機器の確保などについて検討に入る。

 会議の座長には放射線医学が専門の鈴木元国際医療福祉大クリニック院長を選出。
「自由な意見交換や円滑な議論をするため」として、有識者による協議を一部非公開とすることを決めた。

 終了後に会見した鈴木座長は、子どもの被ばく線量について「一定程度データを集めていくという方針が出された」と述べ、学校給食1食分の放射線量をまとめて測る陰膳方式や、ガラス線量計の配布、内部被ばくの評価方法について、県に検討を求めたことを明らかにした。
冬休み前の実施を目指し、11月下旬に開く次回の有識者会議で具体的に協議するとしている。

 健康調査について鈴木座長は「長期にわたる健康調査が必要なのかどうか、データを見て考えてもいい」と述べた。
血液検査などの臨床的な健康調査については「少なくとも栃木県民に関しては、福島県民よりは被ばくレベルは少ない」として、必要性はないとの考えを示した。

ttp://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/saigai/miyagi-jishin2011/radioactivity/20111029/647245

【所感】
宮城県と同じように、甲状腺検査は汚染の高い地区のみと限定されるかもしれません…
一部非公開ということは、もしかすると言質を取られるのが嫌だったのかもしれませんね。
なんだかずるい感じがしました。