さくらこの放射能対策備忘録*

栃木県宇都宮市の放射線量と放射能汚染に関する自分メモ。RADEX RD-1706使用。基本1mで測定。

野菜の取引情報抜粋

2011-10-09 09:07:44 | 食材・産地情報
細かくまとめるのが時間がなくて難しいので、私が必要なものをざっくりとチョイスしました。

◎たまねぎ
→8~4月北海道が占めます。栃木県産が5~8月出てきますが、佐賀県産のたまねぎもちらほら5~8月に出ています。
不安物質除去:外側の皮をむく。心配なら切ってから水でさらす。

◎じゃがいも
→6~7月は静岡県や関東圏内のじゃがいもが出回りますが、8~5月は北海道産のジャガイモがシェアを占めます。
不安物質除去:よく洗い、外側の皮をむく。新芽はえぐりとる。光にあたって緑になったところは、有害物質なので落とすこと。

◎ほうれん草
→年間を通して、ほぼ栃木、群馬、茨城県など関東産です。
不安物質除去:水を流して流し洗いを5分ほど。ゆでる時は根元から。切ったほうが、「クチクラ層」が露出するので不安物資が流れやすい。ゆでた後、流し洗いや水にさらすとよい。

◎小松菜
→年間と通してほぼ栃木など関東産です。
不安物質除去:水を流して流し洗いを5分ほど。ゆでる時は根元から。切ったほうが、「クチクラ層」が露出するので不安物資が流れやすい。ゆでた後、流し洗いや水にさらすとよい。

◎春菊
→年間と通してほぼ栃木など関東産です。
不安物質除去:水を流して流し洗いを5分ほど。ゆでる時は根元から。切ったほうが、「クチクラ層」が露出するので不安物資が流れやすい。ゆでた後、流し洗いや水にさらすとよい。

◎サラダ菜
→年間を通して福岡産が出回っています。
不安物質除去:流水でよく洗う。

◎サツマイモ
→年間を通して茨城県産、千葉県産が多いです。8~9月に出始めの九州産の芋が少々出回ります。
不安物質除去:スポンジで流水を使って表面をよく洗う。蒸かすより、ゆでて調理した方が、有害物質を除去できる。

◎サトイモ
→年間を通して栃木などの関東圏が多いです。8~9月に少々ですが宮崎など九州圏の初物サトイモが出回っています。
不安物質除去:皮をむき切り、塩でもみ、洗う。その後たっぷりのお湯でゆでて、ぬるま湯で洗う。茹で汁は捨てること。(昔ながらの下ごしらえの仕方が、不安物質を流すことができるようです)

◎ゴボウ
→年間を通して青森県産が多いです。9月ごろ出始めの鹿児島産など出回っています。
不安物質除去:流水中でたわしを使ってごしごし洗う。包丁の背で皮をこそげ、切って酢水にさらす。酢水にさらすと、農薬などを引き出すことができる。

◎ネギ
→年間栃木県産が一番売っていますが、8~11月に青森産などが少々出回ります。
不安物質除去:皮を一枚むく。

◎トマト
→年間を通して栃木県等関東圏が多いです。8月から9月に青森。11月~12月に熊本も出回ります。1月~5月に少々ですが熊本産の流通もあります。
不安物質除去:流水で手を使ってごしごし洗う。皮むきをすると安全。

◎キュウリ
→精査中www
不安物質除去:流水中でこすり洗いをしたあと、塩を振り「板ずり」をして、流水で流すとよい。露出した「クチクラ層」から農薬など流れ出ます。

◎かぼちゃ
→北海道が8~11月。メキシコ産など外国産が11~5月出回ります。
6~8月は栃木などの関東産が多いです。
不安物質除去:水を流しながら、たわしでごしごし洗う。皮はかすりむきをすると、煮るときにそこからポストハーベストなどが溶けだす。煮るときに途中でお湯を捨て交換すると農薬なども除去できる。透明になったころが目安。

◎キャベツ
→12~4月まで愛知県産が6割を占めます。5月~11月は千葉、群馬などが占めますが7~10月に岩手や北海道産も少し出まわっています。
不安物質除去:外側の葉をむく。心配なら塩もみを。


本当は近県の野菜を買いたいですが、検査数や検出下限値が高いので、まだまだ不安が多いです。
まず1~2年データを蓄積してからもう一度考えたいです。
それまでは、保存できるものは買いだめしたり通販の考えたりして、あるものを使ってがんばろうと思います。

参考資料:宇都宮市中央卸売市場22年年鑑
     農薬・添加物は我が家で落とせた 増尾清