さくらこの放射能対策備忘録*

栃木県宇都宮市の放射線量と放射能汚染に関する自分メモ。RADEX RD-1706使用。基本1mで測定。

県の給食検査について問い合わせしました

2011-09-28 19:09:07 | 電話での問い合わせメモ
県の方の給食検査の件で農政に電話をし、問い合わせしました。

・新聞で周知のとおり県では7台の測定器を購入。
・7台の測定器は県内の7か所の農業振興事務所に搬入し、来月から開始予定。
・宇都宮市は河内農業振興事務所管轄。
・給食目的ではなくて、基本的には農産物のスクリーニング検査目的。
・宇都宮、河内地区の農産物を測るのと、農家から土壌や堆肥、腐葉土の検査をしてくれという要望が多いので希望を募り検査をする予定。
・給食の測定は、農産物、土壌などの検査のスケジュールでできるようだったら行う。
(土壌などの検査を優先だが、希望が少なかった場合は給食にまわすようです)
・公表は、各市のHPにて。(宇都宮市は宇都宮市。日光市だったら、日光市のHP)
・給食の検査については、各市町村の要望を受けてスケジュールを組むとのこと。
(市町村は、この学校の給食のトマトはどこの農家などと生産者を確認の上申請を出してもらう)
・検査の定量限界値は各核種20ベクレル
(時間をかければもっと小さく測れるが、一日に3検体くらいしかできなくなってしまう。スクリーニング目的だそうです)
・200ベクレル以上検出された場合は、ゲルマニウムの方に追加検査まわすようです。


農家の土壌検査は個人的に賛成です。

市に測定器を納入してもらうまで、県のも頼りだと思ったのですが、期待できないかも。
宇都宮市に機械が納入されるまでは検査数もきつそうですね…




飯舘村の土で栽培のコメ、基準5倍超セシウム 金大・田崎名誉教授が実験

2011-09-27 10:52:05 | 新聞・官公庁HPより
飯舘村の土で栽培のコメ、基準5倍超セシウム 金大・田崎名誉教授が実験
田崎名誉教授が汚染土壌を使って育てた稲=金沢市内


田崎和江金大名誉教授は26日までに、高い放射線量が観測された福島県飯舘村の土を使って稲を栽培する実験を行い、収穫したコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)の5倍以上となる2600ベクレルの放射性セシウムが検出されたとする結果をまとめた。
同村は福島第1原発事故でコメの作付けが禁止されており、データは土壌の放射線量が農作物に与える影響を裏付ける重要な資料となる。
田崎名誉教授は6月下旬に福島を訪れた際、高い放射線量を記録した飯舘村長泥地区の水田で土壌を採取。
金沢市内の自宅で、この土壌に同市俵町で発芽させたコシヒカリの苗を植えた。

今月中旬に稲を刈り取り、北陸環境科学研究所(福井市)で各部分のセシウム137を分析し、1キロ当たりの線量を割り出した。その結果、籾米(もみごめ)からは、最も高い2600ベクレルが検出された。
わらは2200ベクレル、根は1500ベクレルで、土壌の線量は5万ベクレルだった。

比較のため、俵町の水田に植えたコシヒカリも分析したところ、放射性物質はまったく検出されなかった。

田崎名誉教授は「可食部の放射線量が最も高くなり、私自身も衝撃を受けた。土壌の除染を急ぐ必要があるとあらためて感じる」と話した。
27日には福島県南相馬市で農家に能登の珪藻土(けいそうど)を使った除染方法などを指導する。

富山新聞 9月27日

ttp://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110927105.htm

土壌→50000bq
米→2600bq
籾米→2600bq
わら→2200bq
根→1500bq

貴重なデータだとおもいました。