続き…

時間切れで尻切れトンボでした。

東雲に鉄道で行こうとすると、遠回り感はありますが、金額的にも東京駅経由が安いです。

秋葉原、東京、新木場と乗り換えます。

野方に行くのと違って、車内もプチラッシュです。

倉庫街の東雲駅前のコンビニには、同じズボンを穿いた（要はみんな研修仲間）のがたむろってます。

言われてる事は、8：20～8：40の間に行けという事だけ。どうやら自由に入れる場所ではないようです。

「中野さん！」と声を掛けられ、見るとああ、研修仲間のKさんでした。（ヤクルトピッチャー上がり）お元気そうです。

最近の仕事の状況などの情報を交換します。

向こうは千葉支社なんで、木更津とか普通に勤務があって、車で出勤してるんだそうです。

往復2時間とかで大変そうですね。

時間になって、ぞろぞろ動き出します。

徒歩5分程で到着。教官のビブスを着たのが入り口で待ち構えてます。

威圧感があって緊張します。

指示に従って2階に上がると、貴重品と携帯を没収されます。これで世間との繋がりも絶たれました（泣）

100人くらいが、3つのブロックに分れます。年齢順です。

48歳は第3小隊。一番の年長さんです。

Kさん以外にも、入社研修仲間が結構目に付きます。

別に選ばれた人たちって訳じゃないのね？

部屋には恐らく社歌がBGMのエンドレスで流れてます。

ああ、洗脳の始まりです。ま、研修なんてみんな洗脳でしょうが…

椅子に座る姿勢もうるさいです。

痩せて、尻の骨が当たるようになって座り辛いのに、言われた姿勢はより尻を痛めつけます（泣）

教官の一人が前に立って、注意事項をわめいてます。

とにかく繊細な神経がぐちゃぐちゃかき回されます。

教育長の講話が終わって、短いビデオを観て、実技の開始です。

グラウンド？つうか駐車場に出て、小隊毎に別れて後は体力勝負。

体操と、社是のコールで早くも喉が潰れます。

1時間、グルグル行進（建物や駐車場を巡回してる想定）させられ、周りの教官達にしょっちゅう注意されます。

こいつらはクリップボードを持ってて、なにやら書き込んでます。

常に査定対象のようです。

指示通りに出来ない人は隊列から引きずり出され、個別教育を受けます（泣）

短い休憩の後は、四角形の3辺に並んで、敬礼、右向け右、回れ右を繰り返します。

その際も、指先の乱れをしつこく指摘されます。教官の怒鳴り声があちこち飛び交ってます。

ああ、多分人生を間違えたのかも知れません（泣）

別にレンジャー部隊に入りたい訳じゃありません。

次は並んで、消火器訓練。

持ったり置いたりホースを伸ばしたり。

言われる姿勢も偉く窮屈で、しかも30人程の小隊全員が出来るまでその姿勢を保持しなければなりません。

連帯責任つうか隣組つうか。とにかく一番のオヤジ集団なんで、動きの鈍いのが多いです（泣）

いい加減にしろ！と怒鳴りたくなります。（仲間にね）

室内に戻って、防災センターの想定で、火事の際の館内放送の訓練。勿論喉が割れんばかりの声で。

逆にお客さんは怖いと思いますがね。

やっと昼になります。並んで椅子に座って、支給の弁当を膝に置いて食べます。

机もありません。いやいや、レンジャーを目指してるわけじゃないんですが…

僅かな休憩も、何が出来る訳でもなく（外出も出来ないし、携帯は没収だし）椅子に座って頭を抱えます。

午後も同じような繰り返しです。

消火栓の扱いを教わってる時、隊長から列の外に出るように呼び出しを受けます。

な、なんですか？（泣）

っていい所ですが、ちょうど時間となりました。

研修明けでのんびりしたい所ですが、（世の中には3連休のお気楽者もいるようですが…）今日は野方の鯨に

逆戻りです。日雇い労働は働かないとおまんまの食い上げです（泣）

早く打たないと忘れちゃいそうですが、また次回のお楽しみで…