煌めく星の向こうへ

宝塚は我が心の故郷。今や宝塚は遠くなり人生折返し?てから声優吉野裕行さんに突然魅せられました.。.:*ෆ気軽に絡んでね!

カナタ〜薫〜東京公演②

2018年05月15日 19時53分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
心情の変化。

自分には確かにそういう物があったと思う。

でも、舞台にもそういう物があったと思う。



波多野さんは楽日昼の部のアフタートークでは、ご自分の『彼』について嫉妬深かった、とおっしゃっていたし、
夜の部は熱が入ったのか朗読途中にリップ音を自ら入れてたし…。


吉野さんの演技を受けて、その日の作品がどんどん変化して行く。

通常の朗読劇がどういう物かはわからないけれど、
動きによる演出効果、音楽による演出効果、照明による演出効果、
そして演者の動きや表情による効果。
絶大!
のりえさんが、絵と文字によって生み出した物に、色を付け、動きを付け、表情を付け、感情を乗せ…。
音楽が心情と情景に寄り添う。

そうやって生み出されたひとつの作品。


楽日は、言いようのない感動と感情が入り混じりました。




客席に混ざって見ていたというのりえさんは、拍手の間に袖に走り、涙で崩れたお顔のまま舞台上へ登壇して
岩田さんが、客席から観ていてどうだった?って質問したら
「吉野くんが…吉野くんがヤバイ。ヤバイ…ほんとヤバイ…。」
って、吉野くんが、とヤバイ、ばかり。

生みの親ののりえさんからもヤバイ!と言われた吉野さんの『彼』がね…ほんとにヤバいんですもん!マジヤバイ。



無意識に呟いた自分のTwitterを見返して気づいたんですが、
自分、切ない〜!恋って切ない〜!
ってずっと繰り返していて。
多分それは、吉野さん演じた2番目の彼への気持ちなんですよね。


初見の大阪では、ああ彼女にもやっと安心して寄り添える相手と出会えたんだな〜って。
吉野さんのラストも、彼にあんな顔をさせて、謝らせてしまった〜あたしが悪かった〜謝るから〜行かないでぇ〜(泣)。
っていう感情。

彼女の心情にはシンクロ出来ないけど…、だって自分ってそんなに真剣に今まで現実の世界で哀しいかな、恋してない!←キッパリ!(* ̄^ ̄*)!
でも彼女の人生に寄り添って観ていてのですよ。確かに。

2話では、ああ〜こんな素敵な人と自分も恋愛したいなぁ〜って岩田さん演じる店長見て思ったし、
3話では、私の3番目の彼はいつ巡り合うの〜?なんて思ってたし。



東京初日は作品に純粋に感動して、土曜日ご一緒した方に、
バッサリ捨てられて来ます〜みたいにメッセージ入れて日曜日は出かけまして、よくわからない自分の気持ちをこのブログにアップしました。


それが、昼観たらこうです(笑)。




泣きのポイントが回を追う事に確かに早くなっていた。
それは感じていた。

夜の部は今までにない緊張感に客席も包まれていたと思う。

哀しいかな、何かしらの雑音に集中力が途切れてしまう、開演直後の吉野さんのターンは特に多かった途中入場(←次の暗転まで待たせてもいいと思うんですが)、全体的に気になった切り忘れてた携帯のマナー音、とか、身動きする音でさえ大きく響くし、ビニールガサガサとか、視界に入る居眠りとか、
そんなイライラも少なく、自分も、客席全体も緊張感に包まれていたと思う〜。

で、最初に出で立った姿からなんとなく気合が入っている雰囲気があり、いつも通りを演られていても、こちらが、もう最後だ!感で臨む空気感で…
そんな中、吉野さんの低く落ち着いた声のトーンでお話しが動き出します。
彼女を部長に紹介した、部長の自宅にお呼ばれした帰り道から。

少しお酒に弱い『彼女』のほろ酔い加減に話す言葉や、言葉の先に『彼女』の姿が舞台上の彼の視線の先に浮かんで、微笑ましい。
『彼女』の幸せな様子が伝わって来て、こちらもなんだか嬉しい。
彼が聞く。
「幸せなの?」
こくこくとうなずく『彼女』の姿を感じて、とても幸せな気持ちに包まれる。
彼が顔を上げて呟く
「確かに幸せだ。俺も。」

その瞬間、身体の中からぞわぞわ〜っと感情がざわついて、眼の奥からじわっ〜と…(ó﹏ò。)(。>_<。)
早くも涙腺結界した…

(ほんと、早いよ〜。)

幸せだ、と思った瞬間から、自分の感情は彼と共にあり、
彼と共に恋をして、モヤモヤした気分を抱き、そして悟ってしまった彼に同調してしまったんだと思う。

ほんとうに辛かった。しぼり出すように発した
「…ごめん」
のひと言。

そう言って『彼女』を自由にしてあげたかった?
いや、違う。
自分が辛くなる前に逃げたかったのかも。

だから、謝らないで…。
(あなたこそ謝らないで…泣くわ)
と、消えてしまった彼。

暗転の中に消えて行った彼の残像に心が持ってかれて…それこそビックリするぐらい涙が静かに…止まらない。


正直、次の店長のターン始まっても、しばらく気持ちが引っ張られて、気持ちどっかいったまま、泣いてたよ〜私。
ヤバイ〜、やばい〜涙止まらん!助けて店長〜!って。


そしたら
「こんにちは〜」
の場面。

のりえさんのこの構成、ほんとに凄い!
助かった〜って、舞台に気持ち戻りました。




楽の回は
吉野さんの演技を受けて、岩田さんはいつもよりも熱い店長で彼女を諭し、
波多野さんもいつも以上に自分の闇が暗く、だからこそのラストの海岸のシーンがめちゃくちゃ爽やかでめちゃくちゃ『彼女』が可愛くて、幸福感に包まれて彼は去っていった。
エンディングを飾るビアノの音色はそんなふたりを応援するように力強く。
感情を盛り上げるようなアドリブも入った。




ほんとに、よい舞台を観せてもらいました。


最後は笑顔の余韻で終わった…

はずが…。



まだまだヤバイ、ヤバい、やばい〜状態(笑)。




ほんとまとまんないな〜
吉野さん話しへ続く。
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カナタ〜薫〜東京公演①

2018年05月15日 19時39分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
カナタ Presents『あぶな絵、あぶり声 ~薫~』ニッショホール
2018/5/12, 5/13昼夜 全4公演
観劇して来ました。

正直、相当な余韻で、久しぶりに体感する、この倦怠感、高揚感…。

ああ、生の舞台っていいな、と、いう…なんて言ったらいいのかなぁ…
とにかく、ふわふわしちゃっている、こんな感じにいる自分が居心地がよいというかなんというか…。


終わったらネタバレ気にせず言いたい事言える!ってなるかと思ったら、舞台の余韻が大き過ぎて、放心状態が続く…っていう(笑)。

つまり、言葉にまとめるのが難しいくらい、
ヤバい、ヤバイ、やばい…の連発。


作品として、大阪から2週間空いて、やっぱり演者のアプローチの仕方が変わって来て、
これは最後のご挨拶で吉野さんも、大阪の時よりも『彼女』の事が(役として)好きになった、って事をおっしゃってたけど、
ほんとそんな感じ。

作品が大きく動いて、凄くグレードアップしてたし、ブラッシュアップされていて、何より、出番前にまるでライブのように「ヨッシャーああ〜!!」って気合を入れてた、という吉野さん(←アフタートークより。)の演技は隙なく完璧!だと…。


アフタートークの話しが混在してしまうのですが、
この作品はひとりの『彼女』の話をしていて
彼女の2番目の『彼』(謝る女:吉野裕行さん朗読)から始まり、
最初の『彼』(初めての女:岩田光央さん)、最後?かわからないけど3番目の『彼』(共鳴する女:波多野渉さん)と進行して行きます。
3部作の中で、女性を同じ人物にしたのは、今回が初めての試みというのは事前にラジオで聴いていた情報だったけど、この案を出したのは吉野さん。乗ってくれたのは岩田さんとのりえさん(このお話しの脚本と絵本の作者、イラストレーターのいしいのりえさん)。
皆さん初顔わせの世田谷(だったかな?)のお店の飲み会で、波多野さんは自分の過去の恋愛について熱く語り、自分のプライベートの事は語りたくない吉野さんは作品について自分のしたい事や、稽古の仕方とか色々な意見を出して、それらを受け止めて岩田さんとのりえさんが今回の作品の形を作られたのがそのトークの内容からも分かりました。

脚本が出来あがり、最初に稽古を一緒にしたのが吉野さん。
「吉野の(演じた)彼女が物凄く可愛くさあ、俺もその吉野の彼女をイメージして作って行って、波多野に渡して行って…って、そうやって作って行って…。」→そういう作品作りが面白かったと。そんな話し。
呼びすてだったか、くん付けだったか記憶いまいち。


台詞を言い交わす演劇ではないけど、だからこそ、ひとりひとりの演技がこの作品を造っていて、トップバッターの吉野さんの演技を受けて、それこそその回の客席の雰囲気もあるし、それを受けて、岩田さんが演じ、波多野さんに投げたボールを波多野さんがゴールに投げて、ハッピーエンド!
吉野さんの言葉を借りれば『ザ・ゼクシィ!』みたいな?(←これもアフタートークより。)

そして、トータルとして作品のバランスを取っているのがK’SUKEさんのシンセによるピアノ演奏。

これが生演奏でほんとよかった!
生ならではの息の使い方をほんとに汲めるのは、今までのカナタでの共演回数もあると思いますが、流石というかなんというか。
やっぱり生っていい!

楽は特に生ならではの箇所が随所にあって、録音じゃあこうはならないな、って所がいっぱいあって、それが観る側にもダイレクトに伝わるし。

4人の息がピタッとハマったな!って感じたのが
まさに、東京初日回!と夜の回!

作品が大きく動いていたのに感動し、昼の回が完璧で、どストライクに飛びこんで来たので満足!って思ったら夜の回はそれ以上だったって、自分はTwitterに呟きました。

ある意味満足の行くのを観せてもらえたので、ほんとに感動してめちゃ高揚していた。
観られて幸せ〜って。
やっぱり劇場空間好き〜!!
って。



大阪は初日の緊張感に観る側も多分演る側も包まれていて、それが東京では大きく動いてまとまったひとつの物になった!って感じたし、
大阪では舞台が高くて細かな演出まで分からなかったのが、東京でまず全体が見わたせる席位置からスタートしたのも良かったと思うし、土曜日の公演はそういう意味で自分の中に作品がスコーン!って入って来て、
はぁ〜╰(*´︶`*)╯♡ってなった。




それが、
翌日は翌日で、ああも、こちらの観方も感じ方も、吉野さんの演技に引っ張りこまれるとは…。


圧巻。


今は、こうとしか表現出来ない。

凄い物観せて貰ったな…って。

結果、放心状態が…。


文章もまとまらん。


顔文字なら
° ˚‧(๑˃̶ॢ﹏˂̶ॢ๑)‧˚ °·

こんな心情でした、な千秋楽の回。



②へ。
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カナタの彼方

2018年05月13日 10時47分46秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
朗読CDを通しで2回、日にちを置いて、絵本で吉野さんのターンを読んで、CDをやっぱり吉野さんのターンを1回…聴いてみました。

大阪から2週間空いて、どんなカナタになっているのか、期待感でいっぱいで昨日は席に着きました。


東京初日なので、なんとなくブレちゃってるかな…なんて、生意気にも思ってしまってましたが、
もう、その第一声を聴いた時から、まるで初めてこの作品に触れるような新鮮さと、再びの緊張感に包まれながら、
息をひそめ、彼の視線の先を追い、その指先の先の『彼女』を感じながら、


新たに加わった演出に、よりメリハリのついた、彼の感情に、


なんで、こんなに切なくなるのかなぁ…。




まとまらない言葉を連ねながら、

進化なのか、変化なのか、

今日のカナタの世界にめいいっぱい入り込んで楽しんで来ます。

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宝塚〜散歩(2018/4/28)

2018年05月09日 23時57分00秒 | 今も昔も宝塚
弾丸日帰りした4/28㈯。
我ながらよく行って来たよ〜と思ってます。

いまだに疲れが取れない〜(>︿<。)。


先日、一回ざっくりまとめてますが、自分の思い出に写真もまとめておきたいな、と思います。
次、いつ行くか本当わからないから。


行きは指定席取れなくて…連休初日ですからね!当たり前(笑)。
新幹線グリーン車で行きました!快適\( *´ω`* )/

そして思い切って窓側席!
写真は相変わらず下手(笑)。



乗換もスムーズにJR宝塚駅から歩いて阪急宝塚駅へ。

ああ〜帰って来たな…っていつも思う。
やっぱり宝塚は『我が心の故郷』だな。

新緑の花の道、工事中の宝塚ホテル。宝来橋から。
当たり前だけど宝来橋の昔の面影はないの…。


開演すると少し前の賑わいが嘘のように落ち着きを取り戻すロビー。
『ラ・ロンド』のモーニングになんと間に合った!
この、おしぼりのパッケージとかサラダの人参の形が星型とか…。
宝塚は夢の世界╰(*´︶`*)╯♡


今、劇場側から武庫川河川敷へは降りれなくなってた〜残念。



宝塚歌劇の殿堂 見てきました!
『宝塚バウホール40周年展』を開催中でした!
色々な方からのお祝いコメントや懐かしい展示も!

各組のお衣装など。生地とかやっぱり豪華だな〜


これ、何のぬいぐるみか分かります?
撮影OKだったのですが、一応プロマイドはぼかしてみました。
青いのは台本


ミネちゃん(峰さを理さん)のバウ『ロンリーハート』1983年作品。
紫苑さんもご出演されてました。
TV中継で視たかな。
食事シーンがあって、舞台上に食べ物が出て、やたらケチャップかけられていて、パパが「アメリカ人だからな!」って連呼していた気がする。

このぬいぐるみ「ジョン」でしたっけ?

以前、この場所にあった歴代トップスターさんの手形はどこへ移ったんだろう?
一代前のトップさんのが飾ってありました。

殿堂ゾーンは貴重な資料などがいっぱい。こちらゾーンは撮影禁止。
鳥肌物でした。




花の道を通って、宝塚大橋渡って、サンビオラが高層マンションになっちゃってて…(✽ ゚д゚ ✽)




宝塚南口から今津線で西宮北口へ出て梅田へ出ました。

落ち着く、いつものコース。

宝塚の町はほんとにどんどん変わって行くなぁ〜って印象。

何人かジェンヌさんを見かけたけど、昔と違って町中に一般人が多くて、割と気づかない…。


観劇せず、2時間ほどの滞在時間。

それでも昔を懐かしむには十分。


つい最近、ばっさり色々昔のプログラムとか捨てちゃう気になったのはなんか、何かに繋がる事なのかな?

今度昔の写真をあさってみようかな。
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朗読CD聴く前に

2018年05月04日 00時41分00秒 | オレ推し(よっちん&あんぼむ)
カナタの会場で先行販売の朗読CD付絵本と大阪限定のポストカード、それとCD『KANATA MUSIC SELLECTION』を購入して来ました。



『MUSIC SELLECTION』は先日の休みの日に、それこそ1日中聴いていました~(*´ー`*)



今までのカナタの公演から抜粋されていて、ピアノだけかと思ったら和物テイストの曲が入っていたり、ストリングスが重なっていたり、アレンジはシンセだと思うけど、とても素敵な曲ばかり!


1日聴いてても飽きない!
とても音楽意欲?を掻き立てられました。



さて、朗読CD付絵本。

これまたとても可愛らしい『彼女』の表情に、彼女の頭に手を回している相手は一体誰ぞや!?…と妄想膨らませ、本をぱらぱらめくるも、舞台の場面がぱぁ~って広がって、それこそ頭の中、色々な場面でおかしくなって行くので、
ぱたんッ…と。。。


このまま大阪の公演のイメージを持って東京に臨むか?
それとも多分かなり大阪よりも進化しているであろうと思われる東京を向かえた後で聴くか?悩むところで…。
過去に収録されたCDを最後に持って来るのもなぁ…。

ってぐだぐだ考えてたんですが、推しが
チャンスがあったらCD聴いてね!!
って言うんですもん!(←正確にはTwitterでつぶやかれたお言葉の一部です)

ありがたくもチャンスがある…というか、もう手元にあるので直ぐにでも聴け!オイ!…っ状態からまる4日。


聴きますから!
これから!



でも聴く前に先に吐き出しておきたい事があるの!

🌹心臓ドキ!っとなった&チリッと痛んだ&泣かすなばか!…な場面はここ!(思い込み含む)

観た、聴いた、感じた印象を素直にそのまま。
あっ?なんだか違ってた、ってなる前に書いておきたい。

…だけどやっぱり書いたらネタバレなのよ。

仕方がないのでマイポイントを覚書代わりに思いつくまま挙げときます(謝る女のみ)

🌹ニットとお酒

🌹隙

🌹ジャケットの裾

🌹イスの種類と使い分け

🌹頁をめくる音

🌹吉野さんの横顔(右側)

🌹足音

🌹吉野さんの横顔(左側)

🌹吉野さんの…以下自粛

🌹ライト




不完全燃焼…だわ<(_ _*)>


CD聴いて来ます!
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