群馬独峰会活動日記

写真付きで活動報告や会員募集を行っていきます!
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二子山中央稜 2012.08.26

2012年08月27日 15時39分36秒 | 山行記
 平成24年8月26日、前橋山岳会のMRさんにお付き合いいただき、二子山中央稜(4級・A1)に行ってきました。またしばらく山には行けなくなってしまうので、連チャンにはなりますが楽しんできました。

 中央稜ってフリークライミングのマルチピッチですよね、と思っているあなた。はい、確かに私の努力が足りませんでした。フリークライミングを冒涜するかのような暴挙に出てしまいました。フリークライマーの皆様ごめんなさい。(石橋記)

偶数ピッチ担当のMRさん。2ピッチ目。


事件現場付近のMRさん。後始末に苦労したとか、しなかったとか。


 犯行の手口を公開しちゃいますので、良識ある皆様は真似しないように。
Q.いつ犯行を決意したんだ?
A.核心手前で「ここが核心ではない」ことを確認したときにです。もう残った力では突破できないのではないかと思いました。
Q.事前にブツは用意していたわけだな?
A.はい。昨年買って一度も使っていなかったものですから。つい、出来心で。
Q.手口は?
A.まず、下のハンガーボルトにブツを掛けて、上のハンガーボルトのさらに上にカム0.75をセットしました。次にそのカムにブツを掛け替えて…。一度休んでから、思い切って。すみませんでした。

ズルには縁のない立派なクライマー。
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巻機山米子沢 2012.08.25

2012年08月27日 15時00分15秒 | 山行記
 平成24年8月25日、田島さん、高橋さん、平野さん、石橋の4人で、米子(こめこ)沢に行ってきました。午後には天気が崩れるとの予報もありましたが、雨に降られることもなく涼しく沢を遡行してきました。

 平野さんの企画で実現した沢登りですが、平野さん自身は数度のトライの末の念願の完登とのこと。田島さんは20年物の沢靴を物置から引っ張り出してきての参加でした。石橋は昨日買ったばかりの最新靴で沢デビュー。なんと高橋さんも初の沢登り。沢未経験の2人がはしゃいでシャワークライムを繰り返していました。

 最初の多段滝はトポ通り右岸から巻きました。その後は数カ所でザイルを出して突破。途中、休憩している方に簡単に避難小屋に上がれることを教えていただき、薮漕ぎすることもなく避難小屋に到着しました。暑い時期にはうってつけの登山スタイルですね。(石橋記)

 7:00 入渓
13:40 避難小屋着
17:00 駐車場着

いよいよ沢登りスタート。            右の日影で休憩。


はしゃぐ石橋。


巻く平野さん、田島さん。


直登する高橋さん。


涼しげな滝。


ずいぶんと登ってきました。


源頭が近づいてきました。


   高橋さん 平野さん 田島さん   石橋
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前穂高岳北尾根 2012.08.12

2012年08月15日 01時18分50秒 | 山行記
【2日目】穂高岳山荘-涸沢

前穂北尾根。コウモリが写っています…。


    5・6のコル


【3日目】涸沢-5・6のコル-前穂北尾根-前穂高岳-重太郎新道-上高地(田島)
                                 -吊尾根-奥穂高岳-涸沢(石橋)
 6:00 涸沢発
 7:15 5・6のコル
 8:00 5峰
 9:40 3・4のコル(1時間待ち)
12:40 前穂高岳
15:30 奥穂高岳
17:00 涸沢

5:00 下山モード。


5:30 ソワソワし始めます。こっ、この天気で帰れますかっ!!


6:00 モードを入れ替えて出発。


5・6のコルを目指して


              奥穂高岳         白出のコル


奥穂高岳      涸沢岳               北穂高岳


             前穂5峰


              前穂4峰


4峰を登攀中の田島さん。

この後、大岩を左側(奥又白側)に巻き、最初のフェース(スラブ?)は厳しそうなのでやり過ごしました。3峰が見えるところまで巻いた後、4峰頂上に立ちました。

               前穂3峰


3峰1ピッチ目。


2ピッチ目。


3ピッチ目。頭上のチムニーを登らず、右から回り込んで3峰に立ちました。


登攀終了。


【4日目】涸沢-横尾-上高地
 6:30 涸沢発
 8:30 横尾
11:30 上高地
コメント (3)
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奥穂高岳南稜 2012.08.10

2012年08月14日 23時07分15秒 | 山行記
 平成24年8月10日から12日までの3日間、田島さんと石橋で奥穂南稜・前穂北尾根を登ってきました。高橋さんも参加予定でしたが、都合によりご一緒できませんでした。
 13日以降、石橋は奥又白池に回り、前橋山岳会さんとの合同合宿の予定でしたが、あまりの悪天候予報のため急遽中止決定。前穂高岳東面はまたもやお預けとなってしまいました。
 そもそも12日は予報では雨。前日から降ったり止んだりの不安定の天候で、ほぼあきらめモードに入っていました。実際12日3時頃は霧雨のため登れるような状態ではありませんでした。しかし、帰り支度を始めた頃から雲ひとつない絶好の登攀日和となり、運良く北尾根を登ることができました。何かと天候に振り回された夏合宿でした。(石橋記)

【予定】
1日目 上高地-奥穂南稜-穂高岳山荘
2日目 穂高岳山荘-涸沢(休息)
3日目 涸沢-前穂北尾根-奥穂高岳-涸沢
4日目 涸沢-5・6のコル-奥又白池(休息)
5日目 奥又白池-前穂4峰正面壁松高ルート-5・6のコル-奥又白池
6日目 奥又白池-中畠新道-上高地(下山)

【1日目】上高地-奥穂南稜-奥穂高岳-穂高岳山荘
 5:45 上高地発
 8:00 岳沢小屋(30分休憩)
 9:15 奥穂南稜取り付き(登攀準備)
10:40 ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ基部
(この間、2時間30分。【備忘録】参照)
13:20 スラブ上
14:30 トリコニー1峰終了(20分休憩)
15:00 トリコニー2峰終了
16:45 南稜の頭(30分休憩)
18:00 穂高岳山荘着

    トリコニー 3   2   1                   滝沢


         小ルンゼ                      滝沢大滝


ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ


【備忘録】(写真とは関係ありません。あくまでも石橋の記憶)
・正面右手灌木にビレー点を構築。
・1ピッチ目。石橋のリードでザイルを30m出したところでバンドに到着。
・右手50cm上にハーケンが打ってあるが、重荷のため届かず。なかなかにバランシー。
・左の草付きから回り込む。
・次のバンドに届くかと思いきや10m弱足らず。ビレー点をどうしたか、覚えていない。
・2ピッチ目。田島さんのリードでバンドに着くも、頭上10m凹角は厳しいとのこと。
・残置ハーケンでビレー点を構築。
・3ピッチ目。凹角は石橋空身で取り付く(登山靴でも問題なし)。
・途中、アンダーを取って右上にトラバース。
・灌木でビレー点を構築し、懸垂下降。
・荷物を背負って尺取り虫での登り返し(思いのほか時間がかかる。1時間近く?)。
・田島さんは15分で登ってくる。
※南稜の頭までどのくらいで抜けられるかわからず、かなり焦る。
※順番としては、石橋が空身で上がる→田島さんが上がる→石橋が懸垂下降→石橋が荷物を持って上がる、がスムーズだったか。

トリコニー1峰を登攀中の田島さん


     1峰                   2峰


2峰                          3峰


南稜の頭にて

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