
俗に「WIDCOMMスタック」と言われているこのBTW v4.0.1.2101 ソフトウェア & ドライバは、前回の肩透かしで「もう試すの面倒だからやめようかなぁ~」と思っていたら、海外の掲示板等で結構評判が良いようなので期待できると今回再挑戦です!
早々、CG-BTUSB01を外して前回同様、corega Bluetooth Softwareをアンインストールし再起動後、コマンドプロンプトに、
C:>set devmgr_show_nonpresent_devices = 1
と入力し過去のインストールデバイスであるCG-BTUSB01を表示し完全に削除します。
そしてcorega Bluetooth Softwareインストール前のレジストリと比較しながらゴミがないかレジストリエディタを起動/検索して該当するレジストリキーを削除した後、レジストリエディタを終了し再起動、WIDCOMM Bluetooth Software v4.0.1.2101をインストールしました。
基本的なインストール手順はすべて前回やcorega Bluetooth Softwareの時と変わらないのですが、インストール時の挙動というかインストールされるデバイスに変化がありました。
1つ目の違いは、corega Bluetooth Software (v3.0.1.912)やWIDCOMM Bluetooth Software v4.0.1.700では、ソフトウェア & ドライバをインストールしても実際にそれらを必要とするデバイスサービス (ネットワーク アクセスやBluetooth シリアルポート)を有効にしない限り、実際にデバイスがインストールされることはなかったのですが、今回のv4.0.1.2101ではソフトウェア & ドライバ インストール時(正確にはinfファイル登録時)に強制的にBluetooth LAN アクセスやBluetooth シリアルポートがインストールされます。(こんな感じ)
これらのサービスを利用するユーザーであれば特に気にならない仕様変更ですが、私はヘッドセットぐらいしか用途がないので利用しないBluetoothサービスのデバイスが強制的にインストールされてしまうこのインストーラの仕様変更はちょっと迷惑に感じました。
2つ目の違いは、BTW v4.0.1.2101では Bletoothオーディオだけでなく、Bletooth 高品質オーディオ(A2DP)もサポートされ、[コントロールパネル]→[サウンドとオーディオデバイス]にこれら2つがリストアップされます。(こんな感じ)
A2DP対応のヘッドフォンを持っていないので実際にテストできないのが残念ですが、対応を待ち望んでいた方にはうれしい追加スタックですね!
ちなみに、Bletooth USB アダプタ自体のXP SP2での認識に関しては前回同様[Broadcom USB Bluetooth Device]と[Bluetooth バス列挙手]という2つのBluetoothデバイスとして認識されます。(前回のデバイスマネージャ)
さて、気になる数々の不都合に関するテストですが結果から言ってしまうと、Yahoo!メッセンジャーでのボイスチャットが可能になった点以外は、corega Bluetooth Software v3.0.1.912/WIDCOMM Bluetooth Software v4.0.1.700とまったく症状は同じで相変わらず、M2500の電源OFF/ONでPINコードは毎回入力が必要で連続通話(使用)するとM2500の音声(相手の声や音楽など)が聞こえなくなります。
ただ、Bletoothヘッドセットの通話ONでサウンドの既定のデバイスがオンボードから”Bluetooth オーディオ”に変わってしまう(これはコレガサポートが変わらないと言っている事による)挙動に若干変化があり、通話ONで変わるのは[音の再生]側のみで[録音]側は変わらなくなりました。(通話ONにしてもオンボードのまま)
しかし、私が求めているのとはこれとは逆 ([音の再生]側は変化しないで[録音]側だけオンボードから”Bluetooth オーディオ”に変わってほしい)なので、まるで「いやがらせかよ!」と突っこみたくなる挙動なのがちょっと・・・_| ̄|.......○コロコロ (笑)
さらに、Yahoo!メッセンジャーでのボイスチャットもすることはないので、私にとって今回改善された部分は、まるでイジワルされたような気分になってしまうバージョンアップd(`□´*) ダッ!!
という結論になりました。(爆)
_| ̄|○_| ̄|(:;.:..._| ̄!:. ::;......._i:.....:...:: ::;.:;.....