ひたむきってどっち向き?

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学会に行ってみた(3) ~ポスター発表~

2015-06-17 12:48:46 | 医療
第6回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会

初めてポスター発表を聞いてみた。

別会場のシンポジウムを途中で抜け出すタイミングがよく分からず、聞きたかった発表をひとつ逃す。見たいセッションが同時進行しすぎて迷いまくる。

研究発表」と「活動報告」があることを初めて知る。

ポスター前には人だかり。自治医科大学附属病院の山本佑先生と筑波メディカルセンター病院総合診療科の廣瀬由美先生の発表を見学。


山本先生はいつも笑顔で爽やか。発表は聞きやすく、質疑応答も分かりやすい&自信に満ちており、感心してしまった。とても年下には思えん。

廣瀬由美先生が発表された研修医メディカルラリーは実際に見学したのでとても感情移入できた。見学させてもらったラリーの教育効果について、こんな感じで発表になるんだなぁと。「開催経費の公的助成について県の支援」的なネタ振りまでしていただいたけど、アドリブ効かないし、担当外ですみませんでした。なんか発言すればよかった。

慶応大学大学院経営管理研究所の内藤祥先生のMD(医師)のMBA(経営学修士)との関連を調べた発表も面白かった。医療(特に今回はプライマリケア領域)に関わるあらゆるものが研究対象になるんだなぁと。


全体的な感想としては・・・
(1)発表者と聴衆が至近距離ということもあり、積極的なディスカッションがされること。
(2)質疑応答も笑いありでアットホームな雰囲気であること。
(3)発表内容が多岐にわたるのでハマると引き込まれる内容がたくさんあること。

うちらの業界ではまず経験できない分野だが、機会があればやってみたいと思った。
例えば、以前からやりたいと持っている県職員を対象とした肺蘇生法の講習についての活動報告と併せ、講習前後の知識習得&自信の変化の研究発表とか。むしろ評価を前提にすることで効果的な講習が出来そう。救急だからジャンル違い?楽しそうだ。


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