ひたむきってどっち向き?

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茨城県私学フェアに行ってみた(その2)

2015-07-07 21:58:33 | 教育
土日の茨城県私学フェアは、あいにくの雨にもかかわらず、大勢の家族連れで賑わっていた。

【県内の私立学校数(平成27年4月現在)】
高 校:24校(少子化にもかかわらず生徒増加傾向)
中学校:12校(うち10校が中高一貫)
中等教育学校:2校(県立も2校:並木・古河)
小学校:7校(最近どんどん開校してる)
通信制高校:9校(全日制に匹敵する生徒数)

私立学校は自主性・独自性を重んじており、他の学校にない特色ある教育を提供できることがメリットでもあり、反面、必要不可欠(使命)であると思う。そうでないと公立学校と変わらないから。
※女性教育、宗教教育、哲学教育、進学重視、リーダー育成、理数教育、国際教育 等

【ここ最近の私立学校の傾向】
(1)ここ数年、少子化の影響で県立高校は学校数・生徒数ともに減少傾向だが、私立高校の生徒数は増加傾向にある。
(2)そもそも、県内高校生の約4分の1は私立に通っており、公教育の一翼を担っていると言っても過言ではない。
(3)そのため、私立学校に通う生徒への支援も始まっている。授業料の一部(県立高校授業料相当額:年間約12万円)を支給する「就学支援金制度」がそれ。低所得世帯には加算(最大2.5倍加算)されたり、授業料以外の学費を支援する「奨学給付金制度(返済無)」等も始まったりと、私立高校生徒の保護者負担軽減にも力を入れている。


公的支援が始まったとはいえ、学納金(入学金、授業料、施設費等)の全てをカバーできるものではなく、公立と比較すれば保護者負担が発生するため、一方的にお薦めすべきものでない。しかし、その学納金に見合った特色ある・手厚い教育がなされていれば、子どもの進学先として考える価値は十二分にある。

「近いから」というスラムダンクの流川のような考えではなく、その私立学校がどのような教育方針で、どんな子を世に送り出したいと考えているのか、そして先輩たちがどのような世界に羽ばたいていっているのか調べてみると、我が家の教育方針にぴったり合った学校が見つかるかもしれない。


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