ぢえかすブログ

       

心に残る一言

2015-10-31 15:25:26 | 思うこと


もう幼稚園の時の話ですから
約40年近く前のことになります。
当時、地元の公立幼稚園に通っていたのですが、
その年長クラスでの出来事です。
その日は、教室とは別の広い部屋(確かお遊戯室)で
なわとびの授業が行われていました。
授業中に、先生から一人一人呼ばれ、
なわとびを何回以上跳ぶという試験のようなものが行われていました。
それに向け、園児たちはその場で
各自なわとびの練習をするように言われていました。
ところが、落ち着きのない僕は、
Yちゃん(男です)、M君他2人くらいだったと思うのですが、
彼らと練習そっちのけで別の遊びを始めたのです。
なわとびには、プラスチックないしは高級な物だと木製の柄がついていますが、
それをバイクのハンドルに見立てて、
バイクごっこ?または、暴走族ごっこだったかもしれません。
そのごっこ遊びを始たのです。
練習している人たちの間をすり抜け、
4、5人で列をなして、BOON!BOON!と人工(人の口)マフラーから音を発し、
幼稚園児にしてはかなりの猛スピードで走り回っていたのです。
やがて、授業が終わりになって僕達は気付きました。
一人一人呼ばれ試験を受けるはずが、
僕達だけ呼ばれなかったのです。
ただただ唖然とするばかりでした。
その後、お説教をくらったのでしょうが何せ40年近く前のことですので、
その辺はよく覚えていないのですが、
泣きながら先生の前で、なわとびを跳ばされた記憶は残っているのです。
その後、僕はお遊戯の時に着る
黄緑色の割烹着のような服がたくさん掛けられた
ハンガーラック?脇で一人泣いていたのです。
そこに同級生の"うらとうまこと"君が現れ一言!
「気にすんなよ~」。
その言葉にどれだけ救われたことか。。。

その後も、現在に至るまで(これから先もそうなのでしょうが)、
何かにつまずいたり、悩んだり苦しんだりするごとに
「気にすんなよ~」に救われましたね。
いちいち気にしない、細かいことは気にしない、
気にしない生き方って大事だと思うんですよね~。

うらとう君とは幼稚園限りで、
どこかへ引っ越したのか、
はたまた私立小学校へ進学したのか、
それすらわかりません。

それから数年が過ぎた中学の頃に話は飛びます。
かつての暴走族仲間、
いやっ!幼稚園の同級生?Yちゃんとは、
小中と同じ学校でクラスが一緒になることもあったと思うのですが、
そんなに親しくなく、さらに中学ではYちゃんは、
どちらかというと怖そうな人たちとつるんでいたので、
話をする機会もなかったのですが、
ある時なぜかたまたま話をする機会があったのです。
その時、これもなぜか"うらとう"君の話が出て、
実はYちゃんもうらとう君から「気にすんなよ!」と
言葉を掛けられたことがあったとのこと。
それは僕が言われたあの時と
同じ時であったかどうかはわからないのですが。。。
とにかく、「うらとう君は大人だったよなぁ」
という二人の同一見解に落ち着いたわけです。
"うらとうまこと"君は今どうしているのかなぁ。。。

★今日の一曲★
関口誠人 / ラストキッス

♪"まこと"つながり
・・・では無いんです。

先に出てきたYちゃんなんですが、
どことなくアーチストの関口誠人さんに似ているのです。
あくまでも僕の印象です。

で、1988年に放送された「パチパチランド」という番組で、
関口誠人さんがこの歌を唄っていたのです。

この歌は、関口さんが1986年に松本伊代さんに提供した
「Last Kissは頬にして」という曲の歌詞を
男性版に書き換えた関口誠人バージョンです。

その番組で歌っている関口さんといえば、
何曲も歌ったからなのかわかりませんが、
もうヘロヘロで腕をあげるのもやっとみたいな感じで、
声もコーラスの女性に助けられて、
なんとかなっているといった具合だったのです。
まぁ、ストレートに言ってしまえば「ヒドイ状態」だったわけなんです。

でも、曲は最高にイイんですよねぇ。。。
関口さんって、やっぱスゴイ才能があると思うんですよ。
中森明菜さんの「二人静」とかもスゴイいい曲ですし。

その関口さんが出ている映像を、
ちょっと前にネットの動画サイトで見たのです。
それは、カンニング竹山さんが司会を務める
「愚痴侍-グチザムライ-」という番組。
タイトルとリンクは以下の通りです。

元C-C-B関口誠人「愚痴侍-グチザムライ-」第三弾 年収が1億から20万円に!

そこに出演されていた関口さんですが、
かつての面影はほとんど無く、
さらにすでに酔っぱらっているような、
ろれつの回っていない状態で、
まるで、なぎら健壱さんがぶらりと電車に乗って、
沿線のおもしろスポットを紹介する番組で、
初っぱなからお酒が入っちゃって
超いい加減なレポートをしているのと同じような雰囲気なのです。
CCB時代の話などもされていたのですが、
それが最高に面白くって、
でも人間味があって、スゴイ良かったんですよね。
幼い頃に父親を、青年期には母親を
亡くされているとのことで、
とても苦労されたんですね。

そんな関口さんに言われたら、
すごく説得力あると思うんですね。
「気にすんなよ~」って。。。♪


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カミングアウト

2013-02-25 15:36:03 | 思うこと

カミングアウト!

なんてタイトル付けると、

絶対訪問者が増えますよねぇ。。。

 

先日(といっても先月だなぁ)映画を見に行きました。

「ふがいない僕は空を見た」という映画です。

R18指定です。

それはどうでもいいのですが・・・、

映画館で映画を見ることってほとんんどないんですよね。

でも、一昨年、昨年、そして今年と三作品だけですが、

映画館で映画鑑賞をしたんです。

その前に映画館で見た映画が「もののけ姫」ですから、

いかに映画館に足を運んでいないかがわかりますね(苦笑

いやぁ、結婚前かぁ・・・。(←独り言です)

 

ということで、

話は「ふがいない・・・」に戻ります。

 

この映画は結構ヘビーな内容でしたね。

詳細はネタバレになるので、ここでは述べませんが、

感想としては「共通しているが共感できない」です。

以前、「耳をすませば」という映画を見て

鬱になったお話をしましたが、

 

http://blog.goo.ne.jp/diekasu/e/fdaf4ccf2cf921bf45724759029f7c2f

 

「耳すま・・・」の時は、鬱といってもどこか心地良い感じの鬱でした。

でも「ふがいない・・・」の場合は、完全に落ちたんです。

帰りに事故らなくって良かったと思いますね。ホント

この映画で取り上げられている事柄と、

僕や、僕を取り巻く周囲との共通点がいくつかありました。

たとえば団地住まい。

「耳すま・・・」の時も書きましたが、

僕は小さい頃から20数年間団地暮らしでした。

今は団地には住んでいませんが、

団地暮らしに苦痛を感じたことは無かったですね。

不便なことはありましたよ。

それに、裕福な生活は出来なかったし・・・。 

でも、この映画で団地が貧困の象徴みたいになっているのは、

どうかと思うんですよねぇ。

良太がおにぎりにガッつくシーンがあるんですが、

それにつられて"あくつ"もガッつくんです。

お金が無く、空腹に喘ぐ良太がガッつくのはわかるのですが、

あくつは良太と同じ団地住まいですけれど、

おしゃれしているし("しまむら"かもしれませんが)、

確かお姉さんがコスプレしているし、

インターネットの環境も調っている。

食べることに困るような生活を送っているようには思えないのですが・・・。

 

それから、うちも10年子宝に恵まれず、

不妊症→人工授精→緊急で帝王切開でしたが、

帝王切開って、そんなに良くないことなんですかぁ?

本人が一番苦しんでいるはずなのに・・・。

 

なんか、この映画を見ていると、

これらがみんな良くないことに思えてしまう。

だから「共通しているけれど共感できない」んです。

最後のシーンも、ちょっと軽すぎかなぁ。

全然救われない。

そんな気持ちになってしまうんですよねぇ。

 

それを意図しているのかもしれませんね。

みんなが「ふがいない」何かを抱えているということですから。

でも、どん底はリアルだけで充分。

あまり、映画でまで見たい内容ではなかったかなぁ。。。

細かい点は良かったですよ。

出演者の演技も良かったですし、

映像も綺麗でしたよ。

 

まぁ、ストーリーが"僕向き"ではなかったということですね。

もっと大人にならなきゃいけないのかぁ・・・。

 

じゃあ、なんでこの映画を見に行ったの?

ということなんですが・・・。

僕の大好きな女優さんが出演していたからなんです。

 

その女優さんとは「小篠恵奈」さんです。

↑所属事務所「フラーム」のHPより拝借

http://www.flamme.co.jp/home/

そう、今日のタイトルである"カミングアウト"は、

「小篠恵奈」さんのファンであることを"カミングアウト"したんです。

実はだいぶ前からのファンで、

ファンブログもやっているんです。

http://diekasu.exblog.jp/

このブログ同様、ほとんど更新されていませんが。

 

一昨年と昨年見た映画も恵奈さんが出演されていたので見たんです。

「ももいろそらを」と「カルテット!」という映画でした。

とにかく恵奈さんはカワイイのです! 

 

そうそう「ふがいない・・・」は、

R18だったり、

あんまり上映館がなかったりで、

なかなか見に行けなかったんですよ。

で、やっと見に行けたんですが、

そこが吉祥寺にある映画館でした。

吉祥寺かぁ・・・。

決戦の地ですね。

あの時のことは、結構きつ~い出来事でしたが、

でも、最高に"幸せ"でしたね。

 

★今日の一曲★

 

刹那 / GReeeeN

 

♪何かこの曲聴くと救われるような気がするんですよねぇ。

がんばろうって思えるんです。♪

 



 

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川和の思い出

2011-10-15 21:55:22 | 思うこと

13日は仕事で都筑の方へ行ってきました。
今年(来年3月まで)は、神奈川方面が担当なので、
都筑の方にも月に1、2度行くのですが、
一度、川和にある「浜ちゃんラーメン」というお店に行ってみたかったのです。
丁度今、奥さんが出産のために帰省中で、
夕飯も自分でナントカしないといけないということもあり、13日に行ってきました。

このお店は、
以前「とんねるずのみなさんの・・・」の「きたなトラン」に登場したことで知ったのですが、

http://kitanataurant.com/20110609/03.php
http://bubulog.at.webry.info/201106/article_2.html

木梨さんが絶賛していた(ような)ので、
さぞ美味しいのだろうと思いまして・・・。

案の定、美味しかったです。
マスターが女性のためか、すごく優しい味ですね。
麺もおいしいし(^ー^* )
当たりでした。。。

ところで、「きたなトラン」を見ると思い出すことがあるのです。
もう10年近く前になるのですが、
仕事関係の知人が、
「見た目が汚いお店にこそ、すごく美味しい穴場的な店があるんだよ。
それを探そうぜ。」と言って、
仕事仲間を誘って大塚近辺にある、
"いかにも"という定食屋に行ったのです。
(僕は行かなかったのですが)
汚いお店だから、汚いのは当然です。
まな板の上をゴキブリが這うくらいのことは、あって然るべきです。
その上、マズイ。。。
一度っきりで、この企画は没になってしまったのです。

発想は良かったんですがねぇ、
最初に行ったお店が悪すぎましたね。。。
 

★今日の一曲★
道 / 森高千里

♪本日のタイトル"川和の思い出"について、
実は全然触れてなかったのですが・・・。
これを話すと長くなるのです。
以前当ブログで、ドラマ「恋ノチカラ」のことを記した際に、

http://blog.goo.ne.jp/diekasu/e/f458d188a8e978357a955e020e24b931

雑貨関係の仕事をしている時に好きだった人のことに触れたのですが、
その人が川和の近くに住んでいたのです。
もう、15年くらい前になりますね。
完全なる片想いでしたが、何度か一緒に遊びに行ったりしたことも・・・。
2年くらいそんな感じだったのですが、
僕が、別の人と同棲をはじめて、
その3ヶ月くらい後に、突然電話が来て、
内容は他愛もない話だったのですが、
なんか、僕は予感がして、
突然「結婚するの?」って聞いたら、
「うん」。。。

その後、新羽に営業に行くことがあり、
その日、いきなりお昼を誘ったらOKしてくれ、
仲町台でご飯を食べたのです。
これで、調子にのって
ある日、川和に用事があって行くことがあり、
また、その日も誘ってみたのです。
 
僕 「今、用事があって近くまで来てるから、よかったらご飯でもどう?」
相手 「近くって、どこ?」
僕 「川和」
相手 「川和?ハァ~」
と、ため息をついて
相手 「私、結婚するんですよヽ(`⌒´)ノ」

まぁ、こんな感じのやりとりがあって・・・。

川和(近辺)に来ると、
いつも、あのため息を思い出すんですよね~

今日の一曲ですが、
以前カラオケに行った時に、
この彼女が歌った曲なのです。
なんか、彼女にピッタリの曲だったんですよねぇ。。。
 

今、もし逢うことがあったら絶対泣くよな~僕♪

 

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TJライナー乗車

2009-06-04 20:20:15 | 思うこと
昨日は念願のTJライナーに乗車してしまいました(嬉
ちょっと実家に用事があったのでこの機会にと思ったのです。
まさか東上線に有料優等車が走るとは・・・。

TJライナー用の50090系は通常はロングシートで、
TJライナーとして運転される際には、
そのロングシートが回転してクロスシートになるという優れもの。
スゴイ!
と思っていたのですが、
池袋に入線する際に「快急」池袋行きで来るのですが、
すでにシートはクロスとなっていた。ちょっとガッカリ。。。
その上、指定券かと思いきや、ただの整理券。
絶対に着座できるとはいえ、座りにくい席もありますよねぇ。
それに、席数が少なすぎる。
これって、もったいなくないですかぁ?
快急にも使うんだったら「6050系」でも日光線から持ってきて使った方がいいのに。
ということで、東上線に関して(こうなったらいいなぁと)思うことを
以下に書き連ねてみます。

①駅名の変更
理由を述べるのは面倒なので、
ただ変更してほしい駅名を書いてみる。
北池袋→池袋本町
東武練馬→徳丸
下赤塚→赤塚
川越市→六軒町
武州長瀬→長瀬
武州唐沢→唐沢
東武竹沢→東竹沢

②列車種別と停車駅の変更
まず、現在の普通(各駅)、準急、通勤急行、急行、快速急行、TJライナー(有料)
の種別構成から以下のように変更する。
普通(各駅)、準急、快速(セレクト)、急行、快急(スーパーセレクト)、TJライナー(有料)、ホリデーライナー(仮名、有料)
の種別構成にします。
各種別ごとの停車駅は、
【準急】有楽町線新木場発(有楽町線内要町・千川、東上線内朝霞通過)六軒町行き。
【快速(セレクト)】池袋・大山・ときわ台・成増・和光市・朝霞台・志木・鶴瀬・ふじみ野・上福岡と川越から先の各駅にとまり森林公園行き。途中坂戸で10両中、後4両を切り離して越生行きとする。20分に一本運転。
【急行】副都心線渋谷発(副都心線内新宿三丁目・副都心線池袋・小竹向原停車)和光市・朝霞台・志木・ふじみ野と川越から先の各駅にとまり森林公園行き。20分に一本運転。
【快急(スーパーセレクト)】池袋・朝霞台・川越・坂戸・東松山・森林公園に止まり、森林公園で10両中、後4両を切り離し前6両は小川町と小川町から寄居までの各駅停車の寄居行きとなり、後4両はつきのわ・武蔵嵐山に停車し小川町止まりとなる。10分に一本運転。ただし、うち半分は切り離し無しの小川町止まり。
ロングシート車だけでなくクロスシート車による運転もあり。
【TJライナー】池袋・ふじみ野・川越・坂戸と東松山から先の各駅停車となり小川町行き。
クロスシート車により平日夜の下りと平日朝の上りに運転。全席指定有料。
【ホリデーライナー】池袋・川越・坂戸・東松山・森林公園・小川町・寄居行き。
クロスシート車により土・休日の上下一時間に一本運転。全席指定有料。

まぁ、こんなに運転しても利用者がいないか(苦笑
TJとかホリデーライナーがなくても、
快急を10分に1本走らせてくれると便利になるんだけどなぁ。

★今日の一曲★
目蒲線物語 / おおくぼ良太

♪東急目蒲線(今は目黒線と多摩川線に分割)を唄った1983年のコミックソング。
この中に東上線が出てくるので・・・。
歌の中で東上線は池袋を出ると5、6コ目の駅以降が
すべて埼玉になってしまうと唄われる。
でも、これは間違いで正しくは10コ目なのだが。。。
それにしても、あってもなくてもどうでもイイ目蒲線は
本当に無くなってしまった(正確には分割だが)。
目蒲線とは本当にそんな存在だったのだ。
ところで、目黒線には南北線と三田線が乗り入れるようになったが、
三田線は当初東上線との相互乗り入れの計画があったようだ。
しかし、東上線は有楽町線に"乗り換えて"しまった。
ふられた三田線はその息子である目蒲線(目黒線)をお相手に選んだようだ。
一方、目蒲線の本当の母親である(旧)国鉄赤羽線は、
相当に東上線に惚れていたのだろう。
埼京線となって川越まで追いかけていった。
それどころか、今では新木場や渋谷でも会っているようだ。。。♪
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趣味の不一致

2007-04-28 20:59:48 | 思うこと
以前、僕のブログでジャズシンガーである知人の
ライヴを見に行った記事を書いたことがある。
その彼女自身もブログを書いているのだが、
これが、僕とは大違いで少々哲学チックで、
"大人"という感じの内容。
また、たまに書かれる詞もかなり"素敵"なのである。
それでいて、ほろ酔いで書いた記事などはユーモラスであったり。
結構、僕のお気に入りなのだ。
その、ブログの古い記事を読んでいたら、
これまた面白い内容の記事を発見した。
ご主人との趣味の違いを記したものだが、
部分的に勝手に引用させてもらうと、

『・・・いつだったかも思い立ったように
「俺の大事にしていた小泉今日子のCDどこにしまった?」
あ・・・あれは聴いてないみたいだから
大分前にいらなくなった本と一緒に
ブック・オフに売っぱらっちゃった、
でもたった100円にしかならなかったけどね。
さすがにそうは言えないので、
「さあ~~?押入れの中のダンボールに
入ってるんじゃない?」としらばっくれた。
おかしいなーといってちょっと探してたけど、
すぐあきらめた・・・キョンキョンはまだいいが、
ときどき(3年に一回くらいの割で)
「藤圭子のカセットテープどうした?」と思い出すのは困る。
それは結婚したときのどさくさにまぎれて私が捨てた。
「ピンクレディーの写真集」というのも最近ちょくちょく聞く。
おいおい、頼むよ~!
ミーちゃん・ケーちゃんテレビで
みかけるたびに思い出すらしい・・・』

この記事を読んでいて、
僕がこのご主人の立場だったらと考えた・・・。
マジギレでしょ!!!
ご主人「かわいそうに・・・。」
でも、他人ごとと思えば、
こういう女性ってなんかカワイく見えてしまうなぁ。

でも、どこかでこんな女性を見たような・・・?
そうそう、「恋する惑星」(原題:重慶森林)という
香港映画の中で、フェイ・ウォン演ずる"フェイ"。
トニー・レオン演ずる"警官633"に恋をするのだが、
そのうちに彼がいない間に、
彼の家に勝手に上がり込んで、
勝手に彼の持ちものを捨ててしまったり、
部屋の模様替えをしたり・・・。
でも、それがすごいカワイイんですよね~。
実際にこんなことされたら腹が立つと思うし、
それどころか警察沙汰になるはずなんですがねぇ。
それにしても、この映画(の後半の話し)は良かった。
それも最後の部分がとくに良かったですね。
内容を書くとネタバレになるので、
ココではやめときますが・・・

写真は映画に出てきたらしい?
バー「California」。
奥さんが香港映画好きなので、
香港に行った時も、
「恋する惑星」のロケ地を見てきたんです。

★今日の一曲★
California Dreamin' / The Mamas & the Papas

♪日本題「夢のカリフォルニア」ですが、
この曲は映画「恋する惑星」の挿入歌で、
映画の中で何回も流れるのです。
これが、結構イイ曲なんですよねぇ。
最近ではTBSのドラマで使われていましたが、
やっぱり、僕的には、
「恋する惑星」にピッタリと思うんです。
ところで、The Mamas & the Papasは、
1965年に4人のメンバーで結成されたのですが、
そのメンバーにフィリップスという夫婦がおり、
その夫妻によって書かれたデビューシングルが、
『夢のカリフォルニア』なのです。
これが、いきなり全米4位の大ヒットとなり、
次のシングル『マンデイ・マンデイ』は1位に。
しかし、そんな中フィリップス夫人と
他のメンバーとの不倫が発覚し、
1966年ミシェル(夫人)は、
夫のジョンに追い出される形でグループを脱退。
しかし適当な代役が見つからず、
ミシェルは結局すぐに復帰してジョンとよりを戻した。
しかし、またすぐに夫婦仲は悪くなり、
1968年にグループは完全に崩壊し、
各メンバーはそれぞれ個人的な活動を開始したとのこと。
なんか激しいですよね。
夫婦仲が悪くなった理由が、
ご主人の秘蔵コレクションの、
レコードや写真集を奥さんが棄てたため!?
でなければ良いのですが・・・(苦笑)♪
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死刑

2006-03-17 15:12:01 | 思うこと
3月14日。
去る1999年に起った、
いわゆる「山口(光市)母子殺害事件」の被告人の弁護士が、
最高裁第三小法廷に出廷しなかったというニュースが報じられた。
被害者の夫で、本村洋氏は記者会見の席で、激しい口調ではあったが、
それでも高ぶる感情を抑えながらコメントを述べられていた。
上告後4年、この日を待ち続け、
さらに当日は、仕事も休み多額の旅費をかけ、
上京したというのに、あまりに遺族の人権を無視した行為に、
僕自身も憤りを感ぜずにはいられなかった。

さらに、この事件自体、あまりに悲惨すぎる事件であり、
妻子を殺害され、さらに第一発見者となったご主人の、
心中を察するに、ただただ筆舌につくしがたいものがある。
であるからこそ、この度の一件は軽微な処罰で済ませてほしくない。
この弁護士は、その資格を剥奪されてしかるべきではないかと思う。

さて、この事件を起こした加害者の残虐性については周知のところである。
だからこそ、被害者遺族は加害者に対する死刑判決を要求し、
それが認められなければ、自分の手で殺すとまで言い切っており、
軽い表現かも知れないが、その気持ちはよくわかる。
しかし、果たして死刑にすることが最善の方法なのかと疑問に思う。

僕自身、死刑制度には賛成ではない。
その理由として、

まず、第一に死刑が本当に加害者にとって重い刑なのか?
昔から「死んでお詫びをします」なんてことを言うが、
それって責任を取らずに逃げるってことではないか。
死刑も加害者に対し、「死によって楽を与えている」
ということにならないかと思うのである。
仏教では、これだけの罪を犯せば三悪道に落ち苦しむとは言われるが、
死んで罪を償うより、
生きて罪を償う方が辛く苦しいことではないだろうか。

第二に、死刑は判決が下ってから執行までに数年あるそうだが、
その間、独居房に入り他の人と接することはほとんど無い。
仕事もせず、税金で生きていくのである。
これだけの罪を犯したならば、少しでも社会に貢献することはあっても、
社会の恩恵に与るのはおかしいのではないか。
それに、被害者に対する補償も加害者の家族や親族が被る訳で、
具体的(実質的)な償いに加害者が関与していない。
本来は、自分で働き、得た収入を賠償に充てるべきではないか。

第三に、死刑の判決が下ったことで、加害者が被害者や遺族に対し、
かえって恨みの念を抱き、
償いや反省の気持ちなど湧くこともなく刑が執行され、
加害者の怨念だけが残る可能性があるのではないか。
恨みの念からは、恨みしか生まれない。
互いに恨み続ける悪循環が続くだけと思うのである。
また死刑は、加害者が心からの反省と謝罪の念を起こすチャンスを阻害し、
同時に被害者やその遺族からも、
加害者を許すという機会を奪っているのではないか。
死刑が執行されれば、加害者を許す気持ちが起るものなのか。
特に、この母子殺害の加害者は、
友人にあてた手紙の中で、
遺族の本村洋氏を「調子にのってる」などと批判している。
このような精神状況の人間が、死刑判決を受けたとき、
自ら招いた罪の重さを感じ、
少しでも謝罪の念が起るものだろうか。
かえって恨みの念を増すばかりではないだろうか。
それより、時間をかけ被害者(遺族)と加害者が、
接する機会を設けていく方が、
加害意識も湧いてくるのではないかと思うのである。
このことに関しては、
自身も殺人事件被害者の遺族として、
死刑制度廃止を訴えている原田正治氏のHPを
ご参照頂ければと思う。
http://www.jinken.ne.jp/other/harada/index.html

第四に、被害者自身が加害者に対し死刑を望んでいるのだろうか?
勿論、被害者の悲しみや苦しみは計り知ることが出来ないし、
自分のような被害者が、
二度と現れて欲しくないと願っていることと思われる。
だからといって、加害者に対し死刑をと望むものであろうか?
それより、心からの謝罪と更正を望むのではないかと思うのである。

以上の理由から、僕は死刑を廃止にした方が良いと思っている。
が、しかし、そのためには無期懲役刑の確実実行が大切ではないだろうか。
つまり、獄死を迎えるまで償いと反省の日々を送り、
さらに、刑務作業に従事し少しでも社会に貢献し、
そして、それで得た収入を些少かもしれないが、
遺族への補償に充てていくようにする。
生きているうちの出所はあり得ないということである。

あくまで主観である。
僕にこんなことを言う資格は無いと思いうが・・・。

とにかく、今の僕に出来ることといえば、
被害者のご冥福を祈ることのみである。

■今日の一曲■
KAGEROH / REPLICA

"今日の一曲"を書くつもりはなかったが、
なぜか、この歌が浮かんだので・・・。
この歌自体は、teenage soldierを主題材に、
戦争のことを歌っており、
本題とは直接関係ないが、
奪われた命は戻らないと言うことと、
いわゆる「成仏」を願うような歌詞に、
何か、共通する部分を感じたのかも知れない。
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