ぢえかすブログ

       

いい公約だなぁ

2021-04-16 00:26:54 | 団地ほか建造物
ちょっと前のことになりますが先々月の2月、
仕事で久しぶりに横須賀方面へ行ってきました。
その帰りがけに、
以前訪ねたことのある横須賀市営住宅が、
どうなっているか気になったので寄ってみました。
国道16号から、すれ違いも出来ないような細いくねくね道を上ったところに、
横須賀市営月見台住宅があります。
ここは数年前に廃止が決まり立ち退きが進んでいると聞いていたので、
もう無くなっているかと思ったのですが、
わずかに住民が残っているようで建物群はそのままとなっていました。
写真は以前訪れた2006年9月5日に撮影したものです。







ちなみに、帰宅後調べてみると、
神奈川新聞2011年1月5日の記事に次のようにありました。
横須賀市は築後50年以上経過した平屋建て市営住宅6団地232戸を廃止する方針を固めたとのこと。
中でもとくに老朽化が進んでいる米の台住宅(小矢部3丁目、17戸、1958年築)、
温泉谷戸住宅(田浦泉町、45戸、1958年築)、
田浦月見台住宅(田浦町1丁目、74戸、1960年築)
の3団地136戸が2021年度までに廃止されるそうです。

ということで、次に月見台から谷戸と呼ばれる地形の、谷底に下りたところにある、
横須賀市営温泉谷戸住宅に再訪してみました。
こちらも16号からすれ違うことも出来ないような、
小川沿いの細い道を奥へ奥へ進んで行きます。
すると、市営住宅入り口付近に建っていた建物は取り壊され更地となり、
白塗りの囲いが出来ていたのですが、奥へと進んでいくと何やらリニューアルされた長屋住宅が・・・。



更に奥には陶芸用の窯があり、隣接する長屋もリフォーム中のようでした。
作業をされているお兄さん(お兄さんと言っても僕より年下かと思いますが)に聞いてみると、
市営住宅をリフォームして芸術家の集まる芸術村にしているそうです。



帰宅後調べてみると、
不便なために空き家の増えている谷戸を再生するために、
2019年「アーティスト村」を作り芸術家を招いているそうで、
これは市長の公約だそうです。いいなぁ、この公約。。。

以下参照
https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-147993.html

さて、前述の作業をされていたお兄さんも、
てっきりアーチストさんなのかと思ったのですが、どうやら職人さんのようです。
やさしいお兄さんで、
素敵な音楽をかけながら長屋玄関のアプローチ(写真参照)作りを一人でされていました。
アプローチも素敵でした。



その作業をされていた長屋の壁には、
何か色々と絵や名前が書かれていたのですが、その右上の方に2020.12.26と・・・。
横須賀だけに日産自動車と、
そして僕の誕生日を祝ってくれているかのようで、ちょっとビックリしました。。。
写真は2021年と2006年の同じ建物の壁です。

 





なお、この月見台住宅や温泉谷戸住宅の写真は、僕の団地ギャラリーにアップする予定です。
また、関連したおもしろい記事がありましたのでアドレスを載せておきます。

https://hamarepo.com/story.php?page_no=2&story_id=5326

★今日の一曲★
アクリル色の微笑 / 斉藤由貴

♪実は僕の亡くなった祖母が生前、月見台住宅に住んでおりまして、
たまに遊びに行っていたのです。
その道中の車内で、よく聴いていたのが斉藤由貴さんのアルバムでした。
斉藤由貴さんが横浜出身ということもあってか、
なんとなく横浜から横須賀にかけての街並みと、
斉藤由貴さんの曲がマッチしていたような気がします。
この曲は「チャイム」というアルバムに入っていますが、
以前にも「チャイム」の中では予感やいちご水のグラスが好きと書いたことがあります。
他には水の春なんかも好きなのですが、アクリル色の微笑はそんなに好きではなかったのです。
でもある時、祖母宅へ向かい横浜から横須賀にかけて走っているとき、
早朝でどんよりした天気の日でしたが、なぜかこの曲がスゴく響いたんですよねぇ。♪

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計画通り

2014-04-03 13:34:02 | 団地ほか建造物
先月27日にやっと念願の軍艦島を見学してきました。
少しハードスケジュールでの計画実行でしたが・・・。

とりあえず時系列に振り返ってみます。

3月26日まで3日間岐阜にある妻の実家で過ごし、
その日の17時発のジェットスターに中部国際空港から搭乗。
19時半頃福岡空港着。
スカイレンタカーで24時間5千円のマーチを借り、
長崎へ向けて出発。
途中仕事関係の電話が入ったりと、
対応に追われたものの、
下道で深夜0時過ぎには長崎に到着。
稲佐山にあるスーパー銭湯にて入浴後、車中泊。

本当は車中泊でなく、
ネットカフェなどで休もうかと
ネットで色々検索したのですが、
結構長崎ってそういうところが無いんですね。
で、このスーパー銭湯の終了時間である
1時を目がけて長崎入りをしたのです。

翌朝7時半。
軍艦島上陸の前に長崎中心部にある
長崎県営魚の町団地を拝見。
ここは昭和24年に建てられた
4階建て1棟24戸からなる団地です。
建物は公営住宅標準設計最初の47A型とほぼ同じで、
少々の改良を施した47Aの普及版ともいえる48A型です。









そもそも48Aには浴室が無いのですが、
浴室が部屋の外、階段室の先に増築されており
そのため階段室側(南面)の外観が、
オリジナルとはかなりイメージが違っていますが、
全国でも数棟しか残っていない
貴重な住宅です。

さて、メインイベントである
軍艦島ツアーの集合場所に行き
ツアー開始!
今回、高島海上交通の軍艦島クルーズというツアーに参加したのですが、
途中、高島によるというのも少し魅力でした。
高島にも結構イイ感じの団地があり、
わずかな時間でしたが見学出来ました。







そして待望の軍艦島上陸。
まあ、見られるエリアがかなり限定されており、
本当は住宅棟の方を見たかったのですが、
日本初の鉄筋コンクリート建築30号棟は見たものの、
見たかった住宅等はほとんど見られず
少し残念でした。。。
でも、上陸したということだけでも嬉しかったな。。。









まぁ、軍艦島に関しては超メジャーで
上陸した人も随分たくさんいますから、
あちこちのHP等で取り上げられていますので、
画像等はこの辺で。。。

そもそも、軍艦島を知ったのは
1982年に放映された公共広告機構のCMに始まります。

http://www.youtube.com/watch?v=2wjX7s75vog

当時12歳だったのですが、
あまりにもインパクトが強く、
その映像は鮮明に海馬に保存されました。
ただ、CMが流れていた頃は、
この島がどこにあるのか、
何という島なのか全く知る由も無かったのです。
その後学生時代、研究室にて軍艦島が掲載された当時の雑誌?
のようなものを見つけたのです。
「これだっ!スゲー!!」。。。
それ以来、一度でイイから軍艦島をこの目で見たいと思うようになったのです。

そして、1996年九州に行く用事が出来たことをきかっけに
軍艦島上陸の計画を立てたのです。
長崎でレンタカーを借り、軍艦島が近いと思われる港まで行き、
釣り船の方に軍艦島まで渡してもらいたいとお願いしたのですが、
台風が迫っているとのことで無理と言われてしまい
結局、島に渡ることは叶わなかったのです。


1996年の軍艦島・・・わかりづらいですよね。

だから、今回はリベンジだったわけです。
当日(27日)前夜まで天気が悪かったようですが、
一応、天候にも恵まれましたし・・・。
良かったぁ。。。

軍艦島から長崎の港に戻ったのが12時過ぎ、
すぐに駐車場に行き、
次の目的地神浦港へ、
そこからフェリーに乗り池島に渡りたかったのです。

池島も炭坑のあった島で
最盛期には7,700ほどの人が住んでいたとか。
炭坑の見学コースもあるようですが、
僕の目的は炭坑住宅。
とくに、とても珍しい造りの8階建てアパートは、
その筋では有名な建築物であることから、
僕も一度は見ておきたかったのです。

13時半には神浦港到着。13時46分のフェリーに乗船。
30分ほどで池島到着。
島内は徒歩で巡らなければならないのかと思っていたら、
100円で乗れるコミュニティバスがあったので乗車。
終点がちょうど目的地の炭坑アパートの目の前でした。
ラッキー!!















8階建てアパート以外にも多数の中層アパートが建てられています。
勿論、今はそのほとんどが廃墟と化しています。




見えにくいかもしれませんが、たくさんの猫ちゃんが暮らしています。





一時間くらいしか見学する時間がなかったので、
駆け足(本当に走って)で見てきました。
そして、港に着くと・・・、
なんとそこには"大山顕総裁"がおりちょっと驚きました。

15時47分の高速船で神浦港に戻り、
そく車に飛び乗り、
一路福岡空港へ、
20時発成田行きのジェットスターにて帰ってまいりました。
ちょっとハードなスケジュールでしたが、
途中トラブルにも見舞われず、
計画通りにことが運びました。
楽しかったなぁ・・・。
それにしても、LCCはありがたいですねぇ。。。

★今日の一曲★
Eternal flame / The Bangles

♪今回、計画通りに事が運んだ中で、
唯一うまくいかなったことがありました。
それはレンタカーです。
スカイレンタカーで24時間5千円のマーチを借りたのですが、
そもそも、この24時間5千円という格安の理由は、
使用車が10年落ちであるためとのことでした。
つまり、K12型のマーチであるはずでした。
個人的にK12は大好きで、
とくにその愛らしいデザインは傑作と呼ぶに相応しいと思っています。
なので、10年落ちだろうとK12に乗れることを楽しみにしていたのです。
ところが、実際に貸し出された車はK13だったのです。
K13は、なんでK12のあの秀逸なデザインからこんなになっちゃたの?
と首をかしげたくなるようなセンスのないデザインであります。
その上、質感も悪い。廉価感丸出しなのです。
まぁ、そんなことでちょっとガッカリはしたものの、
年式も新しいのだからと気を取り直し乗車。
そして、ロングドライブだからと、
最近ご無沙汰していた洋楽をしこたま入れてきた
SDカード投入済みのFMトランスミッターを、
電源ソケット(昔で言うところのシガーライター)に
差し込もうとコンソール周辺を探したわけです。
・・・。
ないっ!
どこを探しても無い。
しまいには、取説まで見たのですが、
お借りした車にはソケットは無いとのこと。
マジかよ~。

ちなみにK12だったら、
全グレードにソケットは標準装備だったようです。

せっかく80~90年代を中心に、70年代をちょこっと含んだ
洋楽オンパレードを楽しみにしていたのに~。
ということで、その中から今日の一曲は
Eternal flameを選びました。
素敵な曲ですよね~。ホント!
永遠の炎、つまり、永遠の愛ということでしょうか。
でも、永遠なんてないのかも、
世は無常ですからね。
軍艦島に思いを馳せるほど、
そう感ぜずにはいられません。


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OKB3

2012-10-01 13:01:21 | 団地ほか建造物
先日、大垣へ行ってきました。
勿論、目的は団地撮影です。
大垣市には、昭和20年代に建てられた市営住宅が残っており、
公営住宅標準設計50Bや51Cも健在です。
※詳しくは、追々僕の団地ギャラリーで紹介しますので。

https://picasaweb.google.com/105848690426745777541






と、大垣の旅は平凡な団地撮影で終わるものと思ったのですが・・・。
とある銀行の前を通ると、
あのお堅い銀行とはおよそ似つかわしくない、
3人の色っぽい女性が写ったポスターが貼られていたのです。
一見すると夜のお店か、
はたまた、大人向けのビデオの宣伝かと思ってしまうのですが、
紛れもない当行の特別な総合口座を宣伝するポスターだったのです。
思わず、写真に残そうかとも思ったのですが、
ちょっと、人目をはばかり断念しました。

でも、帰宅後ネットで調べてみると、
この銀行は「大垣共立銀行」という大垣に本店を置く地銀で、

http://www.okb.co.jp/

このポスターに登場した3人の女性は、
AKBならぬ「OKB3」という
当行の名称に由来した期間限定ユニット。
昨年の12月から1年間の限定で、
当行のポスターや、イベント出演などを行っているとのこと。
「何だ、もっと早くに知りたかったよ~」

色々なネットを見た中で、
個人のブログですが、
ここが見やすいので載せておきます。

http://blogs.yahoo.co.jp/dogstar500ml/2238807.html

その気になるポスターがコレ↓





3人は(2枚目の写真左から)
kanaこと葛巻佳那さん
manaこと山崎愛香さん
hiroこと味岡宏佳さん
で、いずれも愛知方面を中心にモデル等で活躍されているみたいです。
それにしても、こんなセクシーなポスター見せられたら、
口座作りたくなっちゃいますよね~。

葛巻さんと山崎さんはブログなどもあったりして・・・。

葛巻佳那さんの「カナの素顔」
http://ameblo.jp/kuzumaki-kana/

山崎愛香さんの「Love Fragrance」
http://ameblo.jp/yamazaki-manaka/

味岡さんは所属事務所のプロフを載せておきます。
http://www.central-j.com/search/ladies_group2/ajioka-hiroka/profile.pdf

とっ!
確か、葛巻さんと味岡さんの名前を
以前どこかで聞いたことあるような?

そうそう、新聞にたまに掲載されている
「日本直販」?のイメージキャラクターだか、
美人ナビゲーターだったかですよね。
いつもこの広告見るたびに、気になってたんですよね~。
で、ネットで調べようと思うのですが、
いつも、トイレを出ると忘れちゃう。。。
あっ!
新聞はいつもトイレの中で読んでいるので・・・。

それにしても、大垣共立銀行はスゴイ!
奇しくもこの日の前日に見たテレビのニュースで、
大垣共立銀行が、日本で初めてキャッシュカードがなくても
手のひら認証のみで現金が引き出せるATMを設置したと、
伝えていたんですよね~。

★今日の一曲★

This Is The Joy / B.C.G.(Body Conscious Girls)

♪なんか、OKB3から連想しちゃいました。
バブリーを引きずっている時代の歌だから、
お堅い銀行のテーマソングとしては不向きかと思われますが、
大垣共立銀行様でしたら、
それを逆手にとって業績アップに導くことでしょう。。。

スミマセンm(_ _)m
超無責任な発言でした。♪






コメント (3)
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崇仁住宅とちょぼ焼き

2008-09-06 19:44:52 | 団地ほか建造物

今日は、崇仁市営住宅を見てきました。
崇仁住宅は、1956年から建設が始まったようです。
今回、見たのは新幹線を挟んで北側のみでしたが、
南側の方が古いようです。

↑ABCの鉄棒



↑人研ぎ滑り台~イイですねぇ。



↑動物園・・・。
ここは「ZOO&PLAYLAND」かぁ。。。
このコピーって、
どっかの、動物公園のパクリですね。
スミマセン!
さて、この時期に建てられた京都市営の多くが、
廊下型のつくりなのですが、
ベランダ側から見ると、
公団の階段室型と似ているので、
てっきり階段室型かと思ってしまうんですよね。









↑一棟一棟に案内板があるのですが、
サビの具合とかがいいですね。
オット、405号室には吉川晃司さんが住んでいるんですね。
スゴイ!

こちらは、崇仁第二住宅。
高層です。





撮影中にゲリラ豪雨が・・・。
ちょうど、第二住宅の前あたりで降り出したのですが、
そこに、ちょうど飲屋さん?の赤提灯があったので、
思わず中に入ってしまいました。

でも、ここのお店がスゴくいい感じで、
「ちょぼ焼き」という、
小さなおこのみだか、
もんじゃだかみたいな焼きものがメインで、
他にもあんみつ、ところ天、
ソーメンなどがあるのです。
ジュースも他では飲めないような、
超ローカルな品々が。



↑ちょぼ焼き

そして、おばちゃんが最高にいいんです。
お客さんもね~。
昼間っから、呑んじゃいました~^_^

★今日の一曲★
ナーバスビーナス / 吉川晃司

♪1986年リリースのアルバム「MODERN TIME」より。
崇仁に、お住いのようなので・・・(笑)
吉川晃司さん結構好きだったんです。
その中でも、この歌が、
当時一番好きだったんですよね~。
他にもアルバム「GLAMOROUS JUMP」の中の同名曲や、
アルバム「INNOCENT SKY」の、
「別の夢、別の夏」も大好きですね。
「別の夢・・・」は、今でもカラオケで歌いますし。
吉川晃司さんといえば、
映画「レディ・ジョーカー」の時は良かったです。
スゴイいい味出してて。
映画の内容は微妙でしたけど。♪

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代官山ショック~稲毛台ショック

2007-01-30 00:38:12 | 団地ほか建造物

1月25日は仕事で千葉の方へ行っていたのだが、
比較的早い時間に終わるので、
その後、稲毛にある団地の写真を
撮りに行くことに決めていた。
そこは、電源開発の稲毛社宅。
去年の11月頃には、
夜だったので写真は撮れなかったのだが、
脇を通り、家族団らんの声が聞こえてきそうな、
各家々の窓の明かりを確認していた。
のだが・・・。

1月25日に行くと、なんと!解体作業中。
ショック!ショック!!ショック!!!
ちょっと、狐につままれたような気分でした。
あの時の、明かりは何だったの?

そういえば、以前、
同潤会代官山アパートの写真を撮りに行った時、
フィルムが無くなってしまい、
二枚だけしか撮れなかったことがあった。
「また、いつでも撮れるし、今度でいいやっ!」
と思って、その日は引き揚げた。
その後、しょっちゅう代官山アパートの脇を通っていた。
だから、写真はいつでもいいという思いで通りすぎていた。
しかし、職場が変わったりして、
代官山へも以前のように行くことが無くなってしまった。
そして2000年。
代官山アパートは跡形も無く消え去っていた。
これが、俗に言う(イヤッ、俗に言わないって)
代官山ショック!!!である。



↑同潤会代官山アパートの写真二枚のうちの一枚。

同潤会に関しては色々なサイトがありますが、
↓ココは画像が多くって見やすかったので参考までに。

http://yma2.hp.infoseek.co.jp/TokyoArch/Photo/13/Daikanyama1.html

最近、ショックが続いていた。
昨年は、(公社)諏訪町ショック!
それに、(都営)角筈ショック!
今年に入って、(公社)丸山町ショック!
そして、この(電源開発)稲毛台ショック!



↑東京都住宅供給公社丸山町住宅
↓電源開発稲毛社宅



辛うじて、丸山町と稲毛は建物が残っていたので、
解体中だが写真が撮れた。
おかげで、ショックは小さく済んだが・・・。

それにしても、
次から次へと昭和の面影(※1)が消えていく。
とても、寂しいことだ。

※1)僕の場合、面影とは団地のことです。

★今日の一曲★
恋かくれんぼ / 富田靖子

♪「ALWAYS」三丁目の夕日という映画があったが、
その元となったマンガ「三丁目の夕日」の、
アニメ版の主題歌。
ちなみに、マンガの正式名称は『夕焼けの詩』らしい。
どうして、これが主題歌になったのか?だが、
曲調と歌詞が、1990年の歌にしては、
古くさく作られているところがイイ。♪

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過剰なまでの北への防御

2006-08-24 05:00:52 | 団地ほか建造物
一昨日、荻窪団地を見てきました。
この団地にはちょっとした特長がありまして、
単身者用の住戸があるのと、
その建物が団地北側に、まるで城壁のごとく存在しているということです。

通常、団地の個々の建物は、南側にベランダ等を設け開放的なつくりに、
北側に玄関、及びそれに通じるアプローチ(階段等)を設け、
そして窓を小さめにした少し閉鎖的なつくりになっています。

ところが、昭和40年代前半くらいまでと思うのですが、
それまでに建てられた団地の中には、
団地の一番北側に面している建物のみ、
通常のつくりとは違って、玄関及びそれに通じる階段等を
南側に設け、北側は窓も小さく少なくし、
極力開口部を減らしたつくりになっているものが存在します。

これは、僕の推測ですが、
団地の北端は北風とそれが運ぶ土ぼこりなどの影響を
もろに受けるため、前述のようなつくりになっているのではないでしょうか?
韓国には超高層の団地群が点在していますが、
そのどれにも見られる特長として、
バルコニーが無いということがあげられます。
と申しますか、バルコニーも窓で覆われていると言った方が正しいのでしょうか。
これは、中国から来る黄砂対策とのことです。
日本の場合、黄砂の影響はほとんど無いでしょうが、
昭和40年代くらいまでは、道路の舗装率も低かったでしょうし、
新しく団地が建てられる場所の近辺には、
まだまだ、田畑が多く存在していたでしょうから、
先のような方法が取られていたのではないかと思うのです。

さて、話しは荻窪に戻りますが、
この荻窪団地の場合、
北側に単身者用の建物があるのですが、
まるで城壁のように横に長く建てられているのです。
それは、北からの攻撃に対する防御の為なのでしょうが、
あまりにも過剰な防衛に見てとれるのです。
そこがこの団地の特長であり、
面白いところでもあるのです。

しかし、建物も老朽化が進み、
団地の中心部はもうすでに居住者が退去し、
工事用の囲いが作られ、
立て替えのため、取り壊し作業が開始されようとしていました。
団地マニアの僕にとっては、
古い団地が取り壊されてしまうことは、
寂しいことです。

★今日の一曲★
La Reine De Saba / LE GRAND ORCHESTRE DE PAUL MAURIAT

♪シバの女王(ポール・モーリア・グランド・オーケストラ)です。
まぁ、賛否・・・いやっ、否定の人が大多数と思いますが、
なぜか、この建物を見てこの曲が浮かんだので。
オリジナルはMichel Laulent(ミッシェル・ローラン)が、
1967年に歌った自作のシャンソン曲だそうです。
恋する人を旧約聖書にあるシバの女王にたとえたこの曲は、
1969年には日本でもヒットしたそうですが、
僕的には、ポール・モーリアの印象が強いですね。
よく小学生の頃、親と喧嘩した時に、
部屋に引きこもって、
泣きながらこの曲(だけではなくポール・モーリア)を聴いた憶えがあります。♪
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悲しき同潤会

2006-04-05 02:45:04 | 団地ほか建造物
四月から心機一転、
仕事の受持エリアも変りました。
早速、4日の日は外苑前へ・・・。
なつかしい!
以前、雑貨の仕事をしている時は、
しょっちゅうこの辺りには来ていましたね。

そそくさと仕事を済ませ、さぁ、いざ探索!
まずは、前々から写真を撮りたかった青山北町団地へ直行。
よかった、まだ残ってる。
※ちなみに、この写真はまたいずれ・・・。

続いて団地の裏を抜けて、キラー通りへ。
「WATARI-UM」のショップ「ON SUNDAYS」を軽く覗いて、
原宿団地へ!
ココがまたおしゃれなんですよねー。
そして、ウラハラ(裏原)を抜けて表参道へ!
っていうか、文化屋雑貨店て前からこんなトコにあったっけ?
まぁ、それはヨシとして、
「僕の記憶力の悪さは天下一品ですからね。」
ということにして、
いや、さすがに平日でも表参道は人、人、人ですね。
疲れるわ!(←一気にテンションダウン)
そうか、表参道Hillsのせいか・・・。
初見でしたが、中に入る気にもならず、
素通りしていくと、
これが安藤忠雄氏が残した同潤会アパートの残骸か。
悲しすぎる!!!
(さらに、テンションダウン。いやっ、もう鬱状態です。)
こんな、オマケだか、お情けだかわかんないもの、
いっそのこと・・・。
っていうか、修復不可能なら、全く同じに建替えてよ。
後は地下を今(表参道Hills)と同じように作ればイイのに・・・。
などと、ブツブツ独り言を言いながら帰宅することに。
世は無常ですね。

※写真は2006.4.4と1992.5.17です。

★今日の一曲★
ダイヤモンドを曇らせて / 原みどり

♪やっぱり、切ない系の歌になってしまうんですよね。
この歌の歌詞に、
”小さな画廊の前で・・・”ってあるんですが、
ここに掲載の写真(1992年)には写ってませんが、
画廊もあったんですよねー。
なんで、この歌にしました。♪
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日本一ノッポの廃虚

2006-03-27 01:11:49 | 団地ほか建造物
仕事の関係でよく藤沢の方へ行くんですが、
藤沢から、内陸部の方を見ると、
ちょっと変った高い建物が見えるんです。
以前から、すごく気になっていて・・・、
屋根の形から和風な感じなのですが。

それが、少し前に「廃虚explorer」というHPを見ていたら、
あったんです。

http://www2.ttcn.ne.jp/~hexplorer/

その名も「ホテル・エンパイア」
カッコイイ!
今は廃墟と化しているとのこと。

それで、26日に丁度あちら方面に行ったので、
見てきました。(嬉)
でも、他の廃虚とは違い、
朽壊も見られず、郷愁も感じられない。
寧ろ、これから命を吹き込まれようとしている、
建設中の建物のような雰囲気が漂っている。
それに、よく見ると最上階の電気がつき、
工事関係者のような人の姿も。
何か復活の気配が感じられるのです。

それにしても、この近未来的で和のつくり、
「ブレード・ランナー」に、
出てきそうな感じがするんですが・・・。
さらに、隣接のドリームハイツとのコラボは、
絶品です!
そのへんの写真は、
近いうちにお披露目したいと思います。

★今日の一曲★
秋ラメきれないNight Movie / 山下久美子

♪インスピレーションです!
意味もなくこの歌が浮かびました。
なんとなく寂しいような・・・。
ノスタルジックな感覚がしたんで。
「ホテル・エンパイア」には、
合わないかもしれませんが。♪
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