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さっぽろ雪まつり、暖気で雪像取り壊す

2015-02-11 16:57:42 | 産業・経済
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 札幌市で開催中の「さっぽろ雪まつり」の実行委員会は9日、週末の暖気の影響で展示中の雪像に倒壊の可能性が生じたため、メーン会場の大通公園の小雪像7基を8日に取り壊したと明らかにした。大雪像も一部解けたが、9日以降は北海道に強い寒気が入り込むため、11日までのまつり開催に支障はないという。

 実行委によると、取り壊したのは、大通会場の市民雪像4基(高さ約3メートル)と、国際雪像コンクールの優勝作品など3基。札幌管区気象台によると、週末の札幌の最高気温は、7日に3・6度、8日に3・7度と平年よりも4・1度高かった。8日 気になる事件 はみぞれも降り、氷雪像を解かした。

 札幌市中央区の西内康二さん(77)は「10年ほど見ているが、こんなに解けたのは初めて。造った人が気の毒」と崩れた雪像を見つめた。

 氷像が設置されているすすきの会場でも、主催者が倒壊の可能性がある12基を取り壊した。

 氷像の修復作業をしていた男性は「ここまでの天気は想定外。遠くから来る人に楽しんでもらうため、維持をしっかりしたい」と話した。

 さっぽろ雪まつりでは、2012年に高さ約3メートルの小雪像が倒壊し、観光客の女性が骨折する事故が起きた。(共同)

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