スケートをはいた馬 その名も Negro Kaballo

勝手気ままに好き勝手 麦わら帽子とスケートはいて 行くぞ一人でどこまでも 一年中がハロウィーンだっ!

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

2007年08月30日 | 子どものころ読んだ宝物
しまっておくことは忘れることではありません。
これは、今や私の座右の銘です。

アンデルセンの童話のひとつの『しまっておくことは忘れることではありません』をいささかかように(こんな言い方あり? 使い方全然まちがってるし。だけど言いたい。バカだから)子供のころに読んだわけではありません。

ただし我がにはアンデルセン童話はありましたよ。
アンデルセン童話全集の1巻だけありました。
講談社、昭和38年10月28日発行の初版本です。
A5判かな?366Pで定価650円です。

母が私や弟が小さかった頃に買い与えてくれた珠玉の1冊です。
全集全8巻の1巻です。
1巻だけしか与えなかったところが、母らしい
分かってないなあ。

そこには「すずの兵隊さん」や「おやゆび姫」「人魚のおひめさま」「皇帝のあたらしい着物」「ハクチョウ」「小クラウスと大クラウス」「火うちばこ」などが入っています。
今わかりましたが、これだけでもすごいじゃないでしょか。
分かってたのかなあ、母は

私は妙に「火うちばこ」に惹かれていた気がします。
巨大な目をもつ3匹の犬は、私の気持ちをなんとなく落ち着かせませんでした。
挿絵もいいんだか悪いんだか、不気味といってもいいような不思議なタッチの絵でした。
子どもの本にここまでシュールで単純化された挿し絵をもってくるとは、講談社さん、恐るべし

あ、でも今は『しまっておくことは忘れることではありません』を忘れてはいけなかったのでした。
大丈夫、心の中にしっかりしまってあります。決して忘れてはいません。
だって今や私の座右の銘だから。

あ"~っ こんなこと言ってたら長くなってしまってる
これは、・・・つづく・・・しかなくなったようです。




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