今回は以前の記事(換気-1)でちょっとだけ触れましたロスナイについて簡単に説明させていただきます。
実は「ロスナイ」というのは三菱電機の商品名で正式な一般名称は「全熱交換器」と言います。
普通の換気扇は室内の冷暖房をした空気をそのまま排出してしまいます。
せっかく冷暖房をした空気なのにもったいないと思いませんか?
そこで活躍するのが全熱交換器なんです。
例えば冬の室内温度が20℃、外の温度が0℃とした場合。
普通に空気を入れ替えてしまうと(換気をすると)0℃の冷たい空気がそのまま入ってきてしまいます。
そこで0℃の空気(屋外の空気)と20℃の空気(室内の空気)との間で熱交換をさせ
0℃の外気を15℃程度に上昇させて取り込むようにする給排気装置なのです。
つまり、室内暖房の負担は約5℃分だけ上げれば良いことになり
0℃から15℃まで上げるエネルギーが節約されます。
空調効率がよくなるんですね。
イニシャルコストとランニングコストを踏まえたトータルコストで得をしたい方
地球環境へ配慮したい方なら是非!
詳しい解説は下記を参考にしてみてください。
●ロスナイってなあに?
●ロスナイ導入のメリット
最近では24時間換気の義務付により住宅用の全熱交換器も普及してきました。
目指せTOP10!さて何位になったか?!
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コメントありがとうございます。
そうですね。
住宅レベルはの設備設計は意匠設計者が広く浅い知識の中で行われているケースが多いので
そのようなトラブルが頻繁に起こるのだと思います。
住宅レベルでもかなりの性能を要求され始め、現在の設計スタイルには限界があると思われます。
建築設計も細分化され各専門分野が確立されていますので住宅設計者の方の意識改革に期待したいものです。
ちなみに私は木造住宅においても設備設計者に依頼いたします。
常にクライアントに対してプロの仕事を提供したいと思っていますので・・・。