9/11 つづき
さて、お届け会の様子をお伝えしましたが、その時間の合間にメンバーの数名が遺体安置所を訪問しました。
こちらには、スコッパーズの瀬戸さんが勤務していらっしゃって、
遺体安置所に、少しでも花があれば・・という思いがあることを知った東京メンバーの三浦さんが、東京堂さん(花材道具の問屋さん)へお話をつないでアートフラワーを送り届けてくださったという経緯がありました。
私は訪問していないのですが、訪問したメンバーは、現地で市の職員で、遺体安置所を担当されている課長さんとお話しをされたそうです。
課長さんのお話、計り知れない苦悩をお持ちだということや、まだ、万全な体制を整えられない中での迅速な対応を求められる状況であったりと、あるだけの環境のなかで、懸命に職務を遂行されていることを、伝え聞きました。本当に頭が下がる思いです。
お届け会終了の頃、一度商品を持って帰って頂いた方が、品物をコーディネートして着替えてきてくださいました!
その美しいこと!聞いてみると、朝からずっとお手伝いしてくださっていた方の奥様で、それも嬉しい出来事のひとつでした。
無事、会が終了してからお片付けをして、頂いた水仙を松厳寺の松の足元に20-30個ほど植えました。そして、持って行ったパンジーの種も。
水仙もパンジーも早春に咲く花です。2月ごろには、花を楽しめると思いますので、ご住職さん、リーダー、水やりを宜しくお願いします!1日1回くらいでだいじょうぶです!やりすぎると球根が腐りやすいので、ほどほどが丁度よいのです。私たちも訪問の際には、変化を楽しみにしています。
松厳寺で、9/11 2:46をむかえました。
皆で黙とうを捧げます。
悲しみが少しでも早く癒されますよう、少しでも早くこの被災地に安心が訪れますようお祈りしました。
そして、お寺を後にする頃にも、地元の方がたくさん残っていらして、みなさんが見送ってくださり、
またね!また今度!いつもありがとうございました!とたくさん手を振り、帰りの車中でも、あの人、前も来てくれたよね、とか、いつも手伝ってくれるひとにあだなをつけよう、なんて、それぞれの顔を思い浮かぶのが、なんとも嬉しい気持ちでした。
次回は10/23(日)です。
寒い季節がやってくるので、おなかの中から温まる鍋も用意できたら、という企画もあります。
コートやダウンなどが必須なので、みなさま、また次回もご協力よろしくお願いします。
それでは、長々とありがとうございました。