瞬刊★差楽部

ジャンルに特筆しない雑記です( ´,_ゝ`)

ねがいましては...。

2006-01-20 13:21:22 | 社会

吉野家で290円のプレーンカレーを食べて340円を渡した。
アルバイトではない社員らしい風貌の店員は「290円ですので」と言って、40円を返そうとした。
手を出さず「50円玉にして下さい」と答えると、不思議そうな顔をしながら50円玉を寄こした。

最近こういうことがやたらと多い。
自分が子供の頃はもちろん、少し前まではこのような暗黙の了解は必然で、それこそ駄菓子屋オバちゃんなんぞは逆に「あと20円あれば100円玉になるよ」なんて言って子供にアドバイスしてくれたもんだ。
それが最近では、小銭入れの中のコインを極力減らそうとこちらが手を加えると不思議そうな顔をされることが多くなった。
そうやって不思議そうに受け取りつつも、大概の店員はその金額をレジに打ち込み対応するものだが、今回の吉野家の店員はレアケースだった。
不思議そうな顔をしつつレジを打ち込む店員の中にも、レジの金額表示を見てこちらの意図を気づく者、気づかぬ素振りの者との2種類に別れるのではあるが。

自分なんかはこうやって小銭入れが膨らむのが嫌でつり銭のコインが少なくなるように努めるものだが、そんなことを意に介さない人が増えてきたのだろうか?
それにしても高校生やら大学生くらいの店員だったらまだしも、三十歳を過ぎたような男性店員がそんなんだからびっくりした。

昨日の朝、新幹線のホームの売店で握り飯とビールを買った際に580円の請求に対して630円を渡したところ、対応した若い女性店員はレジに打ち込む前に「50円のお釣りです」と言った。

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マギー審司の『すりぬける50円玉

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---日本銀行金融研究所貨幣博物館[お金に関するQ&A]---

五円玉や五十円玉にはなぜ穴があいているのですか?

 一番大きな理由としては、他の額面の貨幣と識別を容易にするためだと言えます。 明治4年に「円、銭、厘」という現代の貨幣制度になってから、初めて穴あき貨幣が登場したのは、五銭白銅貨が発行された大正6年のことですが、このときは誤用を避けるといった理由のほかに、偽造防止、素材金属の節約などの意味がありました。しかし、その後は、材料の価格以上に穴をあけるコストがかかるようになったため、節約の意味は失われるようになりました。

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