勁草丸(デゲロ28)でスローな人生の楽しい航海⇒終了

ヨットを卒業したのでブログタイトルも変更しました。
新しいタイトルは、『飾らない素直な毎日に乾杯!』です。

ふるさと納税の奇々怪々、、、作った罪は大きい

2018-11-23 17:57:37 | 日々折々
ある町長の話が新聞に出ていた。町の税収約27億円に72億円の寄付がふるさと納税で入ってきたという。その返礼率が30%を優に超えているというから凄い。20数億円である。町の財政に匹敵する額でる。こんな異常なことがこの世の中にあっていいのだろうか?

寄付した人は、2千円の負担で丸儲けなのだという。どんな錬金術かと言えば、寄付の半額ほどが税額控除になるところをほぼ100%控除されて、30数%の豪華返礼品を戴くという。そのツケはすべて国や他の市町村に負いかぶさるというものだ。

要は、特定者への優遇税額控除制度である。憲法の観点からも平等・公平さを明らかに逸脱した三等国の制度だと言えそうだ。身体(町の財政)
が弱っているので毎日点滴(寄付)を打ってもらっている患者さながらである。こんなことが長く続く訳がないのに、それに菅(すが)ろうとする自治体が絶えない。こんな麻薬みたいなものをよくぞ開発したものだ。天下の笑い者というか、戦後最低の法律ではないだろうか。否、作ってはいけない悪魔の法律とでもいうべきだろう。

多くの識者は、寄付という名目で金儲けみたいな実態に警鐘を鳴らす。
どう考えてもねずみ講みたいないかがわしさには呆れるばかりだ。

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