勁草丸(デゲロ28)でスローな人生の楽しい航海⇒終了

ヨットを卒業したのでブログタイトルも変更しました。
新しいタイトルは、『飾らない素直な毎日に乾杯!』です。

米倉元経団連会長の記事について

2018-11-23 13:33:44 | 日々折々
12年に発足した第2次安倍内閣が掲げた大胆な金融緩和策を「禁じ手で無鉄砲」と厳しく批判した。経済界の代表として時に厳しい政策批判もいとわず、存在感を示した。(読売)

12年末に発足した自民党の安倍政権には支援姿勢を打ち出したものの、経済政策への批判的な発言が尾を引いて関係構築に苦慮した。(朝日)

11年3月の東日本大震災後は、当時の菅直人首相の原発事故対応について「間違った陣頭指揮は混乱を起こす」などと公然と政権を批判。歯に衣(きぬ)着せぬ言動で、政権に復帰した安倍晋三首相との間でも信頼関係の構築に苦心した。(毎日)

2010年から14年まで経団連会長を務め、政治的に冷え込んだ中国、韓国との関係改善に努めた。東日本大震災では被災地の自治体とホットラインを結んで物資の支援に尽力した。(共同)

以上の記事を読んでみると、経団連の立ち位置が自ずとわかる。と同時に、その後の経団連の立ち位置がズレていることが一目瞭然だ。みんなが中ほどから右に、前向きから後ろ向きになびいている現状を想うと、相当にバランスが崩れているようだ。
最近では、日銀の現と前で意見の違いがあらわになっている。白と黒をみると、どう考えて黒が分が悪い。こんな時に米倉さんのような人物がいたらどんな発言をするだろうか。複眼の思考で鋭く指摘されたのではないかと思う。

事はかようにして、下に下にと流されていく。

日韓の関係がおぼつかない。新聞各社は、焦点のズレた記事ばかり書いている。そもそも、日韓の慰安婦問題は、当時の岸田大臣が命令に忠実だったばかりに、無理に無理を重ねて、拙速な外交で決着したもので、当時の新聞でもそういう経緯が書かれていた。そのことは、今国会の移民政策の様子を見れば解る。議論することを極端に嫌うという性質がもろに出ていて、何が何でも法案を通そうとしているようだ。

今の内閣は発足からずっと悪しき慣行を続けている。なんだか軍事独裁時代の政権運営みたいではないだろうか。自公の国会議員さんは、ご本人の国民に対する責任と言うものは一向にお考えにならないようで、ただひたすらバッジを守るため盲従していらっしゃる。戦前の大政翼賛会とどう違うのだろうか。一言居士逝去の報道にそんなことを思った。

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