海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

ブログ終了&お礼

2016-07-24 | Weblog
このブログを終了することにしました。
長い間、ありがとうございました。

はじめて部下を持つことになったときにはじめたブログでした。
dearmyboss、たちに育ててもらったことに感謝し、自分も dearmyboss と言ってもらえるような上司になれたらいいなという思いをこめたブログ URL だったことを思い出します。

月日は流れ、部下を持った時期も終わり、余生が見えてきました。
これからは、一日一日を大切に生きていきたいと思います。
また新しいブログをはじめるときには日々の生活を綴っていきたいと思っています。

青年海外協力隊を、いつでもどこでも応援しています。

少し前に会社を辞められた、尊敬していた先輩が、退職時のメールに書いていた言葉を引用して終わります。
「またいつかどこかで。」

ありがとうございました。

青年海外協力隊OG 平成19年度(2007年度)3次隊
イエメン 青少年活動

定命

2016-07-18 | Weblog
親しい友人が亡くなって四十九日が過ぎた。
そんなに頻繁に会っていたわけではないので、今もまだ、いつでも連絡できるような気がすることがある。

5月27日金曜日の朝だった。
午後だったか、会社で友人からのメールで訃報を受けた。

闘病はいつからだっただろうと手がかりを探したら、最初は2010年だったようだ。
5年たっていないと思っていたが、6年目、あるいは7年目だった。もうそんなにたっていた。
会社の健康診断で、大腸がんの疑いがあるということだった。
すぐにすすむものでもないからそんなにあわてなくてもよい、という話だったが手術することになり、手術をしてみたら微妙なところでステージ3と診断された。ステージ2であることを願っていた。

何回か手術をしたり、抗がん剤治療をしたり、先進医療をしたり、痛みにも耐えかなりがんばったが、天に召されていった。

思い起こすといくらでも天命尽きそうな兆候に気づけそうなものだったのにと思う。
それならもっと、尽きないように、いっしょにがんばろうと声をかけられたのではなかったか。
能天気に、治ると信じて疑ったことがなかった。
亡くなる1週間前に会ったときでさえ、またくるね、と、本気で思っていた。
これでよかったのだとも思うが、これでよかったのかとも思う。

何人かに連絡をした返信に、「定命」という言葉があった。
人間には、「定命」があると。

まとまらない思考の中で、日常生活は物理的に送られていく。