7月に入り腰痛も少し癒え、鶴見でイサキが好調と聞き、M96ちゃんが同礁した高島で上げた48Cmのシャケのようなイサキが忘れられず釣行をもくろむも天候不順で延期、それではと鶴見の一斉瀬上がりを計画するも北緯20度に発生した大型台風のうねりで断念。もうイサキはなしかと諦めた連休、「海の日」にはうねりの予報が消えたではないか。ウズウズしてきて「みや丸」船長へコール・・・出船OK。早朝釣行の予定を聞いてた「みや丸」ファンのN先輩を、「この猛暑避けるにはナイターでイサキ狙いでしょ!」と無理やり瀬泊まりにお付き合い頂きPM3:00の回収船に乗船。
先週BuBuさんにメールして、イサキポイントは大バエより北の高手側が好調らしいと教えてもらっていたが、船長に聞くとエサトリのタカベが養殖場状態とのこと。北か南か迷ったけど腕と相談してエサトリの少ない南の半島側で上礁可能な場所を船長にお願いする。上がった磯は超A級ポイント:長ウド!。夏はウネリに弱いし、冬場は当番瀬、複数の釣り客優先なんでなかなか上礁できないだけに超感激。半島側にはウネリが少し残っているけど朝上げた先客と交代で、くれぐれも長ウド先端には行かない約束で初上礁、船長ありがとうございます。
先客はウネリで出船停止の北浦釣行を変更し、宮崎市内から5時間かけて来られた3人さん、ブログ載せる写真とっていいですかとお断りを入れ、納竿のPM5:00までゆっくり時間を過ごします。すると、先端側の右手の方が良形イサキをかけたので今日の状況を聞いてみると、朝方はうねりが大きく釣りにならず先端は潮かぶってたらしい。海が落ち着いてからクロがボチボチあたってますが、イサキは今のが初ヒットとのこと。・・エッ!、イサキはいないのかとチョットテンションDOWNです。
真中に釣り座を構えた方はパン粉釣法。撒き餌も付け餌もパン粉なんですねエ、初めて見ました。2段ウキが勢いよく沈んでビシーッ!。エサトリが多い時は有効だそうです!、今後の参考にさせていただきます。
一番左手の釣り座でサラシの横を流していたシマラーさんにアタリ!、軽快に竿絞って見事にクロゲットン。うねりがある中一発でタモ入れ成功。お見事!。
「今日は、ずっとこのサイズです」、と30センチクラスを手に。物足りなさそう!。
先客3人さんがPM:5時に帰られるので荷渡し手伝ってお見送り。さあ、ゴールデンタイムです。
日中釣り用とは別に、用意したキラキラ集魚剤入りのナイター用バッカンに海水を加えて混ぜ込み、ハリス・道糸ともに1.75号の通しでウキ:「D-Flatz 74 P-01」をアテンダー1・5号にセット。ゲェゲェ!、なッなんと、ここでデジカメのバーテリーが切れてしまった・・・トホホ(泣)。
さらに、この時、BuBUさんからメール。司ちゃんと鶴見に来ているらしく48cmをダブルヒットしたらしい。この時期にそのサイズ~!流石~!。なんでも小バエでマル秘エサ使用とのこと。折り返しでメール打とうとしてたら『電池の残量が少なくなりました!』の警告メッセージ。そして画面が真っ黒に!・・・ウッソー充電してたのに、トホホ(泣)。今日はパートナーがいたから良かったものの、一人だったらと思うと・・・ゾッとします。
【教訓】→携帯電話の予備バッテリもしくは簡易充電器は必ず持参です!。
さて準備も終わり、N先輩が左に入りサラシの際を、私が潮上の右手に入って、本命の上げ潮本流狙いで遠投開始です。サラシの先から沖へ向かって潮が出て行きます、さすがに名礁!、いい感じです。エサトリも気になるほどいません。 左に流れる沖の潮目を狙っていると、3ヒロくらいで本日の初ヒット!。上がってきたのは30cm弱のえらに黒い縁のある元気な奴でした。その後、サラシの横へ仕掛けを投入すると40クラスのイスズミがHIT。N先輩も50cmはあろうかと思うシロメジナ(イスズミ)を立て続けに2枚上げてます。相変わらずやり取りは上手いですね。聞けばハリスは2号、強気のやりとりです。
夜が近付くと、満ち込みでだんだん潮が打ち上がってきはじめ、私の足元を洗い始めます、頭上から飛沫を2度ほどかぶります。夏なので濡れても寒くはないですが安全のため左側への移動、と同時に電気ウキに変更。サラシ沖から潮目めがけて遠投、夜の暗闇に赤い電気ウキがサーっと流れていき、ほっとくと100m位は出ていきます。イサキは足の裏台のウリ坊しか釣れません、一丁前に糸引きのアタリで6回ほど楽しませてはくれましたが海にお帰り頂いた。潮目の泡が近づいたのでダイレクトに狙ってみるとウキがいきなり横走り。右に左に引き回されながらも思わずヤッホー!オリャー!の声が出て、タモに収まったのは良形のサバ。結構引くんで楽しい!、思わずニヤリ!です
ところが、こりゃ面白いと思った矢先、釣り座沖に煌々と明かりがともった。イカ釣り船かと思っていたが船の明かりに動く気配がない。そのうち3隻に増え、水中もライトで照らしている、巾着船だ!。だんだん白い光がこちらに近づいて闇夜はなのに足元もわかるくらい明るくなった。あちらさんは道具も大仕掛けなら魚の生態も把握されているプロの漁師さん。生活のための生業なので腹は立たないが、ナーンニモ釣れなくなってしまいました。光の消える終業まで休憩するしかありません。遅めの夕食をとることにしてビールをグビー、二人で恨めしく光を見ながら、またまたグビー・ぶつぶつ言いながらグビー!。
その時、悲劇が襲ってきました。高場で休憩中に、打ちつけるひときわ大きなズドーンとゆう波音に目をやると白いシブキが打ち上がり、バサーンと釣り座を洗っていきました。一瞬の出来事でしたが、咄嗟に釣り座に向かうと置き去りにしていたバッカンが引き波にもっていかれプカプカ海に浮かんでます(ウッソー!!) 。バッカンは大会でもらった他メーカーの代物なんで諦めれるんですが、シャクが・・・チタンカップのシャクが・・成丸さんに言われてやっと買ったシャクが
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。素針投げて回収しようかと思いまいたが竿折れたらアホらしいんでボーと為す術もなく流れて行くを見ていました
。
【教訓】→釣り座あけるときは一段高いところに上げて休憩するか、ピトンに結ぶ。特に夏は置き去りにしないようにしないと・・・・・ウネリがやってきます。
ナイター用の撒き餌もなくなり意気消沈、日中釣り用のバッカンに海水加えて準備するものの巾着船の明かりはまだ明々とたかれています。諦めて横になりました。N先輩は裏のワンドを攻めたり、瀬際を流したりしていますがなーんにも釣れません。ずーっと横になったままN先輩の流す電気ウキの赤い点明を追い続けます、そのうち睡魔が襲ってきて朝までオネンネ、結局夜明けまで操業されていました。
迎えた朝まづめ、潮は左流れの本命潮です。納竿予定の11時まで上げ潮です。ウキをDear-G 00に変え、ハリスも1.75号新品に結び直し、2ヒロから試しで沖の潮目を攻めることにします。エサトリのキンギョも現れ生命反応ありありです、朝のこのシュチュエーションが最高なんです、ウヒョウヒョ!。足元に3杯、潮上に3杯、さらにあしもとに2杯打ち込んで仕掛けを正面に投入すること数投目、勢いよく道糸がバチバチと弾け出て行きます。大きく竿を曲げてくれて楽しませてくれ、最後のひと突っ込みまでしませてくれたのは35cmクラスの尾長君。小ぶりだが旬の夏尾長、うれしいですね!。潮が速くなったんで潮受けゴムを1・5ヒロに短くし口オモリを打って流すとこれが合致したのか8連続で30cmクラスの尾長が釣れ続きました。暑ちー中、10時で納竿!、イサキらしいイサキは釣れませんでしたが今年初の夏磯を楽しめました。
回収で大バエに迎えに行ったら阿蘇の木下さんグループは50cmの口太を筆頭にクーラー一杯でした、流石に名手は違います。 タカベが湧く中、ナイターで良形アジ・イサキもクーラー一杯の釣果。どこまですごいんでしょう、羨ましい。
やっぱり大型イサキは高島かなー。次回はどうしようか!、深島にも行きたし。猛暑でフライパン状態の夏磯、かえって普段上がれないA級磯に上がれる時期、万全の熱中症対策で瀬泊まりしてくれる相棒探してもう一度夏磯楽しみたい。
イサキ釣りてー!まてよ尾長もいいかも。
この時期、鶴見はタカベの天国ですもんね。6月なら高手・ウノトマリはじめ大島全域で良型のイサキが乱舞するんですけどね。まぁまた11月頃からイサキの顔は見られますが、美味いのはやっぱり6月、来年は狙ってください(^_^)/
美味しかったでしょうね~
たまには、とりあって下さいまし