ねこの気まぐれ散歩

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隅田川七福神 白鬚神社 寿老神

2007-08-26 19:36:55 | Weblog
東武伊勢崎線東向島駅下車、徒歩10分ほど、又都バス亀戸~日暮里駅(里23)白鬚東橋詰下車徒歩4分、白鬚神社に着く、神社の前は、旧隅田川の堤跡に面している、明治初期の白鬚神社の写真を見ると、旧堤の上から境内に降りる石段があるが、そこが正面なる様である、石段の下に一の鳥居が有った、現在の一の鳥居方向とは、異なる様である、社殿も当時は、小規模であった、現在の社殿は、テロにより全焼している、焼失前の姿に近い姿では有るが、貫禄は無くなってしまい、残念である、火災時社殿周囲の銀杏の木も半身が焼け無残な姿であったが、現在も健在で聳え立っている、傷跡は現在も遺されているが、銀杏の木は、犯人に無言の抗議をしているのだろう、祭りは、一時期衰退したのだが、今は、大変賑やかで、向島百花園までの道筋の両側に屋台が並び、多くの老若男女が、訪れる。初詣もなかなか素朴でよいものである、
又、節分の時の鬼の舞は、赤鬼と青鬼ではなく、赤鬼と碧鬼なのだ、独特で大変に面白い。
昔は、堤の向こう側は広い中州で、そこで茄子を栽培していたようです、寺島茄子の名産地で、茄子の碑も有る、他にも歌碑なども多い。江戸時代の絵や明治時代の写真を見ると、周囲も含め大きな松の木が多く有ったのだが今は、一本も残っていないのが不思議だ。

付近は、古奥州街道の渡しの要所で、江戸時代に、日光街道が整備されるまでは、この白鬚の渡しを使い奥州の国、下総の国、日立の国へ向かた。

由来は、慈恵大師が近衛比良山麓に鎮座する白鬚大明神の御分霊を、天暦五年にしたとされている、社前の狛犬は、浅草山谷の八百屋善四郎と吉原の松葉屋半左衛門が文化十二年に奉納した者である。       


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