ニコの冒険は宙へと続く。~第2場~

目指せ!観劇三昧!!!

Grazia 2月号

2009-12-27 04:21:49 | 出版物
ちょっとシック(他と比べればという意味ですが)なタニオカさんのインタビューが掲載されています。

宝塚を退団して早5ヶ月ちょっと。
カーテンズを控え、タニオカさんがメディアに登場する機会もこのところ増えてきたようです。
私もおかげさまで、今のビジュアルにもだいぶ見慣れてきました。
まぁ、“女優大和悠河”に慣れたというより、“女装大和悠河”に慣れてきたという方が正しい気がする気もしますが。
そして、毎回それなりには衝撃を受けるわけですが。


それでもね、インタビューを読むと、やっぱりタニオカさんはタニオカさんだなぁと思い知りまして。



“ある日、タカラヅカの舞台を観て、そのエネルギッシュでパワフルなところに強烈に惹かれて。『いいなぁ。私もやりたいなぁ!』と思った。そのわくわく感がずっと続いてるんです。入団してから、劇場の舞台の袖で出番を待ってる時も、『いよいよだぁ』と緊張より喜びがこみ上げてきましたから。”



“卒業されたみなさんはよく、『タカラヅカにいる間に一度はやめたいと思いました』とおっしゃるのですが、私は幸せなことに一度も思ったことがないんです。『この役はできないと・・・』と悩んでもがくことは何度もあったけれど。でも期待されるプレッシャーは、それはそれでうれしくて、逆にエネルギーに変えてやってきたような気がします。”




舞台の上での上手い下手やビジュアル以上に、私はこのわくわく感、前向きさに魅力を感じてるのだなーと再認識。
ワクワクしているタニオカさんを見てると、“何かやってくれるんじゃないか”(やらかすんじゃないかとも言う・笑)と思うんですね。
客席が戸惑うような結果になっても、タニオカさんは決して下を向くことはないし、そのわくわく感で乗り越えていくのです。


それが万人向けの魅力ではないことも承知していますが、私にとっては、っていうことで。
だから、タニオカさんがどんな格好していても、心おきなくおもしろがれる楽しめるんだろうなぁと思います。
根っこの部分は変わってないんだろうとも思うので。



こういう考え方って、舞台に立つ人間だけじゃなく、人生においても大事なことかもしれないですね。
大人になると、簡単にあきらめたり、妥協してしまうことも増えますから。
現に今の私も、数日後に迫った大きな仕事の準備がままならず、あせったり、悲観的になったりすることが続いています。

でもそんな逆境こそ、エネルギーに変えて。
舞台袖にいたタニオカさんのように、わくわくしながら乗り越えられたら、その時はもっと大きな自分になれてるかもしれないなーと。


予想外に真面目なまとめで自分でも少し驚いていますが、結構本気でそう思います。




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