鳳蘭＆大和悠河ミュージックサロン。

並びは左から竹下さん、ツレさん、タニオカさん。


爆裂トーク女王ツレさん と 上級生にいじられたら右に出るものはいないタニオカさんの爆笑トークショー。

これがおもしろくないわけがなく。
二人の関係がよく分かる温かい時間でした。
ホント楽しかった！

ツレさんは上着の丈が少し長めの黒いスーツ。襟元キラキラ。
タニオカさんは濃い目の紺ストライプのスーツ。インナーは縦にステッチの入った白いシャツ。黒くてピカピカの靴。胸元には大きめのペンダント。
金髪をバックに撫で付けて、かなり男役チックでした。



細かい言い回しは違うところもあると思いますが、順番もバラバラに書いていきますが、雰囲気だけでもお伝えできれば。
とりあえず感じてください（笑）。



・まずは司会の竹下さんが登場し、その後二人が一緒に登場。
「この人の横に並びたくない（笑）。」とタニオカさんを追いやるツレさんにいきなり爆笑。
「私も小さいって言われるけど、この人すごく顔がちっっさいんだもの。」と言うと、「細長いだけです（笑）。」とタニオカさん。

・「今日はお昼もやってたんだけど、それが終わったとき彼女がね、“ちょっと出かけて来ます。ちゃんと戻りますから”って言うのよ。
って、当たり前じゃない！戻ってこなかったら、私ひとりでここに出なきゃならないでしょ？！」

・鳳「こうしてボーっとしてるのよ。」と言われ、
「ボーっとしてる大和悠河です（笑）。」と自己紹介したタニオカさん（笑）。

これも愛ある振りでしたね。
かわいがってもらってるオーラ全開でなんかうれしい。


・竹「二人が初めて会ったのは？」
悠「狸御殿ですね。それ以前にも、大きなイベントの時に遠くから見たりしてました。」
「化粧している時にツレさんの歌声が聴こえてくると、走って聴きに行ったりして。」とタニオカさん。
「お化粧ね。お・け・しょ・う。」
ツレさんに速攻直された（笑）。


・鳳「酒井澄夫先生から手紙をもらったんですよ。大和悠河をいじめたらアカンで！って。」


・鳳「男性とお付き合いしたこともないだろうし、これまで出会いがなかっただろうから、ヒガシさんだったらいいと思って。
なのに、あんな発表があって。木村佳乃さえいなければ、って言ってたのよ（笑）。」

いなければ、何だ（笑）。

・竹「他の共演者の方もいらっしゃいましたよね。」
・悠「大澄賢也さんとか。」
・鳳「あの人はダメよ。タカラジェンヌには嫌なイメージしかないもの（笑）。」


このあたり、タニオカさんはちょっと困ったような顔をしてました（笑）。


・竹「カーテンズでは女役ということで、発声も今までとは違いますよね？」
悠「そうですね。歌もセリフも高くて。これも自分の声なんだーと、いろんな発見がありました。」
竹「胸も豊かになって。」
悠「男役をやってるときは散っちゃうんですよ。」
鳳「あれは本物ですよ！楽屋に行ったら、彼女がブラジャー姿だったことがあって。しっかり見ました。本当にスタイルがいいんですよ。人形みたい。」

なんかものすごいぶっちゃけトークになってるよ（笑）。


「見たいでしょ？」とうれしそうに客席に問いかける鳳さんに、
「いや、みんなは見たくないんですよ。」とタニオカさん。
「ああ、男役姿がいいんだもんね。ウソウソ、あれはニセモノです（笑）。」

そこまで分かってるならば、タニオカさん。
あの胸の谷間は、一体どこの需要に応えたんだ。


・カーテンズのお稽古場ではガチガチに緊張していたというタニオカさん。
「もう話しかけないでオーラがものすごい出てた。隣にヒガシさんがいるのに、話しかけないし。」
「話しかけていいのか分からなくて。」
「私も通ってきた道だから分かるんです。ああ、ここで緊張してるなぁとか。もう顔に書いてあるんですよ。」

タニオカさんは人見知りだもんね。
そんなときもよくツレさんが話しかけてくれたそうです。



ところで、いつまでトークが続くのか？と思ってたところ。
歌コーナー突入。



まずはツレさん。（「セ・マニフィーク」的な単語が出てたので、それ系かと思います。）（不勉強ですみません。）


続くはタニオカさん。
さぁ、何を歌うんだ？



「“A/L”より・・・」


おお、A/L！大好き！
で、より何？






「“A/L”より・・・」







ずいぶん引っ張るね。
で、A/Lより・・・・何？







「・・・・・なんでしたっけ（笑）？」







忘れてただけでした（笑）。
ピアノを弾いてくださった城所さんと竹下さんに教えられ・・・
「君はそこにいるのに、です（笑）。」←教えられてるのにギリギリだった（笑）。


まぁ、ともかく。
久しぶりに聴くタニオカさんの男役声。
懐かしい声が体に染み入るというか。
好きな人の好きな声だなぁと、しみじみ感じてしまいました。



しかも。




「君はそこにいるのに。ラウル、これでいいのか。…いいんだよな。」




よくねーよ！

この台詞を聞くと、反射的にこう突っ込んでしまいます。
にしても、まさかのセリフ付き！
ヤバイわ、男役超かっこいい・・・・。



再び、トークショー。
（本当に順番はバラバラです。歌の前後のトークも違うかもしれませんがそこはご容赦ください。）


竹「トップ時代、大事にしていたことはありますか？」
相手役をいかにかわいく見せるかと、ツレさん。
そして、タニオカさんは・・・
「下級生時代にずっと見ていたトップさんはそれぞれ男役の美学というものを持っていたので、私もそれを大事にしようと思っていました。」
「具体的にそれはなんですか？」冷静に突っ込む竹下さん。
「えーと、そう言われると何かって感じじゃないんですが・・・。」

タニオカさん、イメージか（笑）。
でも、そこでもツレさんのヘルプが入っていました。



・ツレさんの、自分は全然料理しないという話から。
「あんたもしないでしょ？」
言いよどむタニオカさんに、「はい、しないね。しない。」決め付けるツレさん。
「・・・・いや・・・・しますよ。」

ものすごい自信なさそうだけど（笑）。
そうだよね、趣味はエコクッキングだもんね。
言ってやれ言ってやれ、タニオカさん！




「・・・・・軽くは・・・・・します。」




軽くて（笑）。
タニオカさん、正直過ぎ（笑）。



でも、全然信用してない二人（笑）。
「しないんでしょ？」って。
ずっと疑われてる（笑）。
「しますよ！しーまーす！」
ムキになるタニオカさんがかわいい。それをまたいじるツレさん。


「じゃあ、目玉焼き作れる？」
て、小学生か（笑）！

「できますよ。卵割って・・・」
「で？」
で、って（笑）。

「フライパンに入れて、ハムを入れたりして。」
おお、ハムエッグになった（笑）。

「それから？」
まったく信用してない竹下さんの冷静な突っ込み（笑）。

「水を入れて、蓋をして焼きます。」

そこで、「おお！」と感心する客席。
てか、誰も信用してなかったのかよ（笑）。
目玉焼きの作り方で感心されるタニオカさん。
これでエコクッカーの面目躍如というものです。


・鳳「結婚は大変だけど、離婚する方が大変。結婚なんてしない方がいいわよ。」
悠「わかりました。」




そろそろ２曲目。
「パラダイスプリンスより“NEW LIFE”という曲を歌うんですが、途中手拍子をするところがあるので一緒にやってください。」

って言いながら、実演するタニオカさん。
足の動きまで付いた振り付きで。

って、ハードル高っ！


タニオカさんはピアノの伴奏に乗って、客席の合間を歩きながら歌ってくれました。
途中、「手に入れよう～♪」を「追いかけよう～♪」と間違えて歌い、同じ歌詞が２度続いて、ニコニコするタニオカさん。
気づいたお客さんもクスクスと。
なんかいいなぁ、この緩さ（笑）。
バックコーラスがなくてちょっと寂しかったけど、久しぶりに聴けてやっぱりうれしかったです。



・「パラダイスプリンスの思い出を聞かれたタニオカさん。
悠「絵を描く役だったので、Ｔシャツに絵を描いて、下級生にあげたりしてました。」
竹「絵が上手な人はお化粧も上手だって言いますよね？」
悠「そうだったらいいですけどね。化粧は難しいんですよね。」って言った瞬間・・・


「お・け・しょ・う！」


ツレさん、すかさずツッコミ（笑）。
「すみません、お化粧です。お化粧。」苦笑いするタニオカさん。


・今後のスケジュールから「戯伝写楽」の話。
「え、あんたが写楽なの？」
「そうです、写楽が女だったら、っていう設定なんですよ。」
「じゃあ、シャラ子ね、シャラ子（笑）。」

ツレさん、子供みたいなこと言ってる（笑）。


・「着物なんですか？」
「そうですね、着物です。慣れるためにお稽古場から着てます。」

明日から舞台稽古ですって。
来週には初日だもんなぁ。


・外の舞台で驚いたこと。
悠「衣装合わせの時、女性は区切られてるんですけど、男性はその場で裸になってるので、見ていいのかどうか、分かりませんでした…。」
鳳「宝塚は女の園だもんね。」
悠「周りを見たら、みんな平然としてたので、そうかいいんだと思って。」

男の裸を見てドギマギしてるタニオカさん。
想像するとかわいいですね。


・「今日は男らしいねー。」とツレさん。
「そうですか（笑）。」
「私が言ったのを意識してるのね。男を残してた方がかっこいいのよ。」

ツレさんから「心が女であればいい。」と言ってもらって、タニオカさんは気持ちが楽になったそうです。



・「大和さんへアドバイスなどありますか？」と竹下さんからツレさんへ質問。

「ないですね。もう自分のやりたいようにやればいいんです。失敗してもいいから。手を差し伸べると、助けてもらえるんだって甘えちゃうので。たくさん失敗して、勉強していけばいい。」


何より、タニオカさんへいちばんのアドバイス。
そして、タニオカさんにもそうだけど、ファンにもいいアドバイスだなーと思いました。
“そうか、今はたくさん失敗していいんだ”と、心のゆとりができた（笑）。




こんな感じで、物凄く楽しかった今夜のミューサロ。

終始、ツレさん（と竹下さん）にいじられていたタニオカさん。
相変わらずの天然さ炸裂に安心しました。
これでこそやっぱりタニオカさんだわ（笑）。

ツレさんから本当にかわいがってもらってる様子も分かったし。
退団一作目で、ツレさんと会えて本当に良かったなぁ。


今回も一人参加でしたが同じテーブルの優しい方が話し相手になってくれました。
竜馬伝からのタニオカさんファンなんですって。
この場を借りて、ありがとうございました。

一人でも全然平気と思っていながら、話しかけられた途端、饒舌に話し過ぎてしまった私。
そんな自分がちょっと恥ずかしかったです。