ニコの冒険は宙へと続く。~第2場~

目指せ!観劇三昧!!!

1/10 『カサブランカ』@東宝・観劇記

2010-01-11 02:20:03 | 観劇
というわけで、行ってきました宙組公演。

なにせ前回観たのが2か月近く前だったので、ちょっと新鮮な気持ちになりまして。
改めて、宙カサブランカを楽しんできました。
すぐ細かいところばかり観てしまうので、今日はしっかりストーリーをチェック。


今日もいちばん印象に残ったのは、みっちゃんでした。
ルノーはもともとおいしい役ではあるんですが、ムラの時よりも笑いどころがハッキリしてきてたので、、、
というより、みっちゃんが、動きやセリフ回しで、笑うポイントを細かく誘導するので、シリアスな場面が続いても、観てる側はうまく力を抜くことができるんですよね。
しかも、メインの芝居を壊すこともなくて。
おかげで、リックとイルザの恋の行方より、リックとルノーの友情の方が印象に強く残ってしまいました(笑)。
なんだかとってもいいコンビでしょ。


結局、イルザがどっちも好きみたいになってるのがいけないんじゃんと、短絡的に思うことはあるんですが。
どっちに対しても、その気持ちに説得力があるのは、ののすみちゃんの芝居力の賜物なんでしょうね。
って、今日観ていて感じました。


ショー。
大階段にいるときのアリスの貫録たるや。
風格すら漂う挑戦的な、その表情、その動き。
娘役として、まさに円熟の境に差し掛かっているのではないかと。
本当にいいのか、このままで。


エトワール。
すごいすごいとわかっていながら、更にその上をいくすごさ。
一体、どこから声を出してるんだ。
頭のてっぺん?


パレードで組子の笑顔を見ていたら、すっかり幸せな気分になりました。
やっぱり単純なんだなぁ、私。