
まだパチンコが庶民の娯楽の範疇だった頃
羽根物達がパチ屋を席巻していた懐かしい時代
定量制で打ち止めすることに懸命だった時代
何度書いてもあ~懐かしい
今回は三共のモンスターという羽根物のお話だが
割かし打ってはいたが意外にもそんなに打ち止めにした記憶が少ない
ただメタリックな恐竜のような役物と強烈な大当たり時のメロディーが
記憶の片隅で焼き付けられている
当時の三共の羽根開閉秒数が早く足に入るとあっという間に開いて閉じた
羽根に拾われると奥にある真ん中のVゾーンに向かうのだが
意地悪いことにVの前に突起があり
これが入賞を邪魔する
要するに勢いがあって真っ直ぐに飛び込んだ玉がVに入りやすいということになる
上手くV入賞し確か5個以上カウントすると
役物のモンスターが口を開いてV入賞をサポートするのだが
これが中々サポートの役に立たずいらいらしたものだ
V入賞時ガガガガガガガガという爆裂音とともに
サイケな電子音が鳴り響き
後半役物サポートが始まるとスカースカーという役物のモンスターが
泣き叫んでいるような音で我々プレイヤーを煽った
個人的にはこの大当たり中のサウンドが好きで
サウンドが聞きたくて遊び打ちで打つことが多かった
30年前のパチ屋ではサービス台というのを準備している店もあり
定時で抽選して当たった客に1000円分の玉を買わせて
開放するというサービスで
必ず3000発~4000発打ち止め(打ち止め数は店により異なる)になることが約束されていた
つまり買った分のお金を差し引いても6000円~9000円は儲かる仕組み
なんて良い時代だったのだろう・・・・・
自分の行く店にはモンスターもそのサービス台になっており
午前の抽選で一度当選し打つことになった
何百人の抽選の中で結構当たることが多く
サービス台を結構打った思い出があるが
それはまた後に語る
まず、カウンターで1000円払って玉を買い
ドキドキしながらモンスターに向かうと
いきなり店員が扉を開けてVに入れてくれた
V入賞に手間取っていると店員が来てVに手入れしてくれるので
あっという間に打ち止めである
やはり店のサービス台なので
とにかく問答無用で無理やり打ち止めにしてくれるのだ
当然釘はがばがばなんだが
台ごとにクセがあるのでV入賞しにくい台もあり
そこは無理やり店員の手入れでカバーされるのだ
それから後新台入れ替えで消えてしまったが
強烈なサウンドとサービス台の思い出のおかげで
今でも忘れられない羽根物となっているのかもしれない