
陰気臭いので今までちゃんと見なかった映画
最近CSのを録画したので見てみた
こういう難解に作られると
見る方も困っちゃうんですよね
凄い面白いというわけでもないけど
全くつまらないという映画でもない
松田優作の映画は蘇える金狼が一番好きで
あれはもう何回も見ているが
こっちはやっぱ陰気臭い
簡単にいうと
戦場記者が現地で死線を潜ったり、人をころしたりで精神が病み
人間を捨てて野獣のようになり、犯罪に手を染めていくといった内容
映画の中で異常性と不気味さを出すために
歯を抜いたり、瞬きを一切しない演技が成功している
この映画には愛情や優しさといったキーワードは一切無しで
主人公の異常性がダントツに際立っている
あんまり難しく考えなければ
異常な人が主人公のハードボイルドアクション映画といったところ
そんな風に見ちゃって
後で、色々ああだこうだ考えるの楽しいのが映画ですので
それより戦場カメラマンの渡辺さんは
この映画の伊達邦彦のように異常な殺人犯にならなくて良かったと思いました