
これも見たかった作品
やっとスカパーで流してくれたのでDVD買わずに済みました
どんどん増えるぜ映画コレクション
いわゆる武侠映画というやつで
カンフー映画ではなく、剣戟映画
武術指導にドラゴン危機一髪のボス役ハンインチェが当たっており
なんとなく、危機一髪チックな殺陣の雰囲気を感じる
内容は明朝時代の政治的争いというこの手の映画によくあるお話で
旧政権についた悪党ゲリラVS新政府側についた正義側の対立になり
竜門宿で新政府の集団を待つ、悪党共と善玉軍団の駆け引きが映画の中心
映画の中で見せるちょっとした小技は日本の時代劇座頭市の影響も垣間見える
なんたって当時座頭市はアジアで大ヒットしたそうですからねえ
あのブルースリーも勝新ファンで日本に会いに来ているという話は有名
そしてヒロインにシャンカンリンフォン
この頃のリンフォンさんは顔が大分違っており
後に、大分整形されたのがわかる
正直、この頃の顔のままで良いような気がするのだが
個人的には、女ドラゴン血闘の館での倉田保昭との対決が印象深い
今現在のお姿はユーチューブで見ることができるが
かなり、劣化されており、まるで妖怪ばばあのようで怖い・・・・・
年齢的にも私のお母さん世代ですしね
実際の主人公はシーチュンという男の方ですが
リンフォンさんも映画の中ではかなり活躍されておりまして
アクションの見せ場も多いです
最後の強敵となるのが、パイインという俳優さんで
あの有名な空飛ぶ十字剣でも、同じような役をやっておりました
結構なジジイという設定らしいのだが、どう見てもそんな爺にも見えず
最強の敵らしく1対多勢でも最強の強さを発揮するのだが
高齢という設定なので、後半バテバテになるという展開がまどろっこしく
クライマックスの対決がイマイチ爽快感を感じない
まあブルースリーやジャッキーが登場するまでは
今のようなアクションスタイルは、まだ確立されておりませんでしたから致し方なしですが
ワイヤーアクションを使用しており
この当時としてはアクションのテンポは悪くはない
ストーリー展開も、もたつかずテンポよく進んでいくため
飽きることなく、そして面白く見ることができる
まあ古典なんでしょうねえ
傑作の一つだと思います
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