ビストロ暖蘭ギャルソンblog：キリッと冷えた、、、

　

　

シンプルに、スタンダードさがいいのか、、、

塩っけがあって、スモークの風味が、お酒とよく合うのでしょうか、、、

　

ひとつ、前菜をえらぶなら、ピックアップから、はずれることもありますが、

何皿かえらべるなら、必ずチョイスしていただける、

サーモンのスモーク、、、ノルウェーからの贈り物でございます。

　

思いのほか、みなさん上品に、少し切っては、たべられ、また少しきって、、、うふっ、

ガバって、いっていただいてもよろしいかと思います。

　

そう、サーモンに、野菜や、オニオンスライスをのせて、もひとつケイパーと

香草も忘れず、くるくるサーモンで巻いて、塩っけと酸味の中で、

オニオンのシャリシャリに手ごたえを感じ、香草の香りに包まれて、、、

　

あはっ、そうでした、そんなに計算のもと、神経質にたべる必然性はなく、

しゃべって、笑って、食べる口も動かしていただける、楽しいお食事であれば、

なにより、うれしいことでございます。

　

陽気な、春の日差しが身近に感じてきて、キリッとよく冷えた白ワインなどが

あったら、こんなオードブルもまた、いいのでは、ないでしょうか。

　

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ビストロ暖蘭ギャルソンblog：桜

　

桜の開花を待ってか、待たなくても、花見や、桜の下で宴会も、

あったりのこの頃でございます。

　

我が？城南宮さんは、桜だよりによると、つぼみ段階であります。

　

グっと寒さをこらえたあと、あたたかくなると、パッぁ～と花開く。

強い花が咲く。

野菜も、人の気持ち、人情もそう、、、

　

つめたかったり、せつないことがあっても、ゆえに、

あったかい気持ち、ひとの親切が、心にしみる。

花や野菜、人の気持ちを、ひとくくりに考えていいのか、どうかは、わかりませんが、、、。

　

城南宮さんの源氏物語ゆかりの「花の庭」、、、

わびさびの室町の庭と、大きな刈り込みの前に、芝生がひろがる桃山の庭。

お茶室から眺める、紅枝垂れ桜の見ごたえも、あと、もう少しでしょうね。

　

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ビストロ暖蘭ギャルソンblog：ときめいて、、、

　

「ドキドキする～」

てっきり、私におっしゃっているのかと思えば、

蟹の入荷があったときだけの、蟹のクリームコロッケ。

「今日ある～？」ですって。

　

こうなったら、おおいに食べていただきましょう。

ご人数分、ご用意できて、よかった、よかった。

　

蟹が入らなかったり、一時期メニューから、外れてたりしたときもあったけど、

長年守り続けてる、暖蘭の味でございます。

これじゃぁ、僕に勝ち目は、ないわけだ。ふふっ。

　

焦がさないように、風味をそこなわないよう、

精一杯の力と思いで、シェフが、かき混ぜつづけた、なめらかな、そして、

あるのか、ないのか、ドキドキするぐらい、

また食べたくなる、そんなクリームコロッケです。

　

期待を裏切って、ご用意できないこともありますが、

辛抱強く、「ある～？」って、言ってくださるみなさまに、感激でございます。

　

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ビストロ暖蘭ギャルソンblog：「うわぁ～」

　

　

鶏肉や、鴨などのお肉料理を、お連れさまの前に供するたびに、

ひとの料理が、よく見えるのでしょうか、

「うわぁ～」と、おっしゃるわりに、ご自分では、お召しあがりになったことはないので、

思いきって、聞いてみたら、

「鶏肉、大好き」と、意外なご返事。

　

鶏料理は、たっぷりの香りがきいた香草焼きと、くせになる風味の

チーズパン粉焼きをご用意しました。

チーズとパン粉に、潤いをあたえるかの甘酸っぱいピクルス入りの、トマトソースとの

味わいを楽しんでください。

　

てっきり、お肉は苦手でいらっしゃるものばかりと、思っていたのですが、

お客さまのお好みは、解っているつもりでいたのに、

まだまだのようです。

　

それもそのはず、大好きな鶏肉の、まだ上に、

暖蘭のお魚料理を、こよなく愛していただいていたわけですから。

　

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ビストロ暖蘭ギャルソンblog：儚くて。

　

　

霜降りのお肉だったり、鮪の大トロとか、よく、舌の上でとける～、って、

聞くけど、そんなにすぐに、口のなかで、なくなったら、もったいないなぁ～。

　

こどもの頃を、思いだした、口に入れたら、マッハで、なくなっていく、

わた菓子を、、、。

甘さだけを残して、とけていく、儚さ。

　

それなら、しっかり噛んで、うまみと、じわぁ～と肉汁を味わっていただこう～と

ご用意しました。

ちゃ～んと、脂身も甘みにかわり、口のなかで、とけていく、

そんな、豚ロース肉のステーキでございます。

　

お肉に力強さがあるので、こってりじゃなく、オリーブオイルのさじ加減で、

軽さをも、感じていただけるソースだと思います。

　

茹がいた、じゃがいもにお肉、じゃがいも、お肉と、ミルフィーユなように、

盛り付けたひと皿に、ナイフを入れたら、崩れ落ちた、、、、

案外、こんなところに、儚さがあったりもします。

　

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